以前、飲んだことのないビールをエチケット(ラベル)のデザインで直感的に選んで、ビール選びの選択肢を増やしてみたら、宅飲みなどももっと楽しいのでは??
ということで、「インスピレーションで手にとって見る?!ジャケ買いのススメ。」をブログに更新しましたが、
海外のサイト The independent で素敵なデザインのビールのエチケットが紹介されていました。とっても興味深い記事とともに魅力的なラベルが並んでいたので、誠に勝手ながら紹介させて頂きます。
この記事はWill Coldwellさんが書いた"Dish of the Day:The art of beer labels" という記事の中でHarvey Shepardさんというグラフィックデザイナーが選んだお気に入りのビールのエチケット5つが紹介されています。
Shepherd Neame IPA, designed by SAA Design (Image: Harvey Shepard/Oh Beautiful Beer)
Otley Brewing, designed by Smörgåsbord (Image: Harvey Shepard/Oh Beautiful Beer)
Hopping Hare, designed by BrandOpus (Image: Harvey Shepard/Oh Beautiful Beer)
Worthington’s, designed by Landor (Image: Harvey Shepard/Oh Beautiful Beer)
Harbour Brewing Co, designed by A-Side Studio (Image: Harvey Shepard/Oh Beautiful Beer)
その中で、Harvey Shepardさんはこのように言っています。
“Brewing beer is an art,”
“You would never hang a Picasso in a lousy frame, so why put great beer in a terrible package?”
芸術品とも言えるビールを、ピカソの絵をお粗末なフレームに入れないのと同じように、素晴らしいビールを酷いデザインのパッケージに入れることはできない。
また、このようにも言っています。
Of course, a beer with an attractive label will never be enough to keep me drinking it, but it can often be enough to persuade me to give it a try. it’s “a foot in the door”.
もちろん、魅力的なラベルのビールだからと言って、それだけで飲み続けるのに十分な理由にはならないけれど、飲んでみる機会をくれるのには十分だ。まさに、“ドアに足”。
そう、パッケージが全てではありませんが、そこにはそのビールを少しでも多くのお客様に手に取り、飲んでもらいたいと思う、造り手の思いがこもっているのではないでしょうか??
それはどこの国のビールでも同じ事。
直感に委ねて手に取るビールの幅を広げると、そこにはまた違う魅力的な味や香りの世界が広がっているかもしれません。
13.4.12 Yukiko Senoh
*写真はリンクより借用。photo by Harvey Shepard