こんにちは編集長の yucco です。先日、とある取材で埼玉県は小川町まで行ってきました。そう、ご存知の方はもうお気づきかと思いますが、目指すのは麦雑穀工房さん。
ビール好きビールを飲むことを目的に小川町駅に降り立つ、その目的地になっているブルワリーなのですが、今日はそのビール屋さんがつくる、パンについて。
実は私、最近ハマっているのです、ビール屋さんがつくるビールじゃないものに(笑)。
麦雑穀工房のビールじゃないもの
もちろん、ビールを飲むのが目的なんですけどね。その取材の中でビール屋さんがつくるビールではない物を発見してそれが美味しかったりすると、なんだか、ビールを好きで良かったとなんとも嬉しくなるのです。
麦雑穀工房では、パン。主に奥様がパンを作っているのだそう。野生酵母を起こしてつくっていくパンたちは、元々地元の小麦や雑穀の活用を考えている麦雑穀工房らしい味わいです。
以前にも、東京にオーナー夫妻がいらしてご取材させていただいた時にいただいたパンが美味しかったことを記憶していて、今回伺ったらいろんな種類が用意されていたので、とっても嬉しかったのでした。
お気に入りはベーコンエピ!
ちょっと酸味のある野生酵母のパンは塩味のあるベーコンとの相性が抜群。ちびりちびりと食べながら、止まらなくて帰りの電車で全部食べてしまいました。帰ってからビールのつまみにと思っていたのに・・・(笑)。
“たべもの”で一番大事にしたいのが、そこでしか食べられない味。やっぱり人間だから、味覚だけで話しをしようとしてもそのときの体調や、感情や、環境によって感じられる味や香りはとっても影響を受けてしまうもの。だからそこでしか食べられない味というのは、もちろん美味しい!という感動が前提だけど、麦雑穀工房のビールを飲みたくて電車で池袋から 1 時間かけて行った先で買ってきて、帰りの電車の中、 1 人ニヤニヤしながら食べる、あのパンの味には味が美味しいだけではない、“そこでしか食べられない味”が宿っているのではないか、と思ってなりません。
もし、皆さんのおすすめのビール屋さんがつく、「ビールじゃないもの」があったらぜひ教えてください。
こちらまで、ビールじゃないもの企画と明記の上、担当瀬尾までご連絡ください。