京都の市街地からローカル線に揺られること2時間、かの有名な「天橋立」のその先にある「与謝野」。丹後ちりめんで盛えた町があらたに挑戦しようと日本ビアジャーナリスト協会の藤原ヒロユキ氏をアドバイザーに迎えてスタートしたのは「ホップ栽培事業」。その与謝野町で仕掛ける、ホップ栽培を始め様々なあらたな挑戦が一同に会し、体験できるトライアルイベントが開催されます。
これまで様々なアイディアが出されてきたお醤油蔵での開催!
豊かな自然に囲まれ、農林業と織物業を基幹産業とする与謝野町は、今年、「阿蘇ベイエリア」を活性化するアイディアを募ることを目的にワークショップ「与謝野ラウンドテーブル」を開催してきました。
ワークショップで参加者により発見・発掘された阿蘇ベイエリア内の空間を活用し、与謝野町の魅力と可能性を秘めるコンテンツや参加者のアイデアを実験的に実現してみようというのが今回開催する『阿蘇ベイエリアトライアル/3DAYS』とのこと。
もちろん今年とれた希少な与謝野町産ホップから京都で醸造されたビールも登場!充実したプログラム♪
プログラムは「食・織物・阿蘇海」の 3 テーマを軸に、このエリアの魅力をたっぷり体験できるとのこと。
”食” では、阿蘇ベイエリア内に位置する山与醤油株式会社倉庫を、 3日間限定の飲食空間としてリノベーションし、朝はマルシェ、お昼はカフェとして、夜はパブとして時間帯によって変わっていく空間が登場。与謝野町、丹後地域の食材を中心にした料理をはじめ、町内初開栓となる与謝野町産ホップを使用したクラフトビールや与謝野町の地酒などを楽しむことができるとのこと。
▲山添町長(写真左手)も参加したホップ収穫祭のようす
”織物” では、山与醤油株式会社倉庫の一部空間に、織物の魅力を伝えるインスタレーション空間を設置。日本最大の絹織物産地として丹後ちりめんの魅力を感じることができます。
”阿蘇海” では、朝日の昇る時間帯と、夕焼けの時間帯にシーカヤック・SUP(スタンドアップパドルサーフィン)体験会を実施予定。日本三景の天橋立を眺めながらのアクティビティは日常を忘れさせてくれることでしょう。
※プログラムは天候等により変更となる場合があります
地域で官民一体となってビールの原料づくりに取り組み始めた与謝野町。大手メーカーとの専属契約を行わずに様々な品種のホップをテストし、日本のビールに多様性を与えようとする生産・流通方法は非常に珍しいケースといえます。これからが楽しみですね!
ちょうど勤労感謝の日を含む3連休の来週末。家族や自分へのご褒美として、日頃の疲れを癒し、東京から一番遠い海の町まで足を運んでみては?
【イベント概要】
『阿蘇ベイエリアトライアル/3DAYS』
◯日程: 2015 年 11 月 21 日(土) ~ 11 月 23 日
◯主な会場:山与醤油株式会社倉庫、阿蘇海
◯主催 :「阿蘇ベイエリアトライアル/3DAYS」実行委員会
(与謝野ラウンドテーブル」参加者有志、与謝野町、産業振興会議で構成」)
◯公式Facebookページ:http://www.facebook.com/asobayarea/
※本記事の画像は上記Facebookページから許可を得て掲載しています。
*アンケートに答えて「一番搾り とれたてホップ生ビール」があたる!*
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