株式会社ヤッホーブルーイングが、グローバルチャリティー活動「Ales for ALS」に賛同し、クラフトビールを通してALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知向上および治療開発や製薬研究の支援を目指すプロジェクトに参加することを発表しました。
アメリカの50の醸造所が参加「Ales for ALS」とは?
原因がいまだ解明されていない難病ALSをクラフトビール造りで支援しようと始まったのが「Ales for ALS」です。ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、運動神経系が少しずつ老化し使いにくくなっていく病気です(※)。日本では1974年に特定疾患に認定され、 2014年のアイス・バケツ・チャレンジでも知られるようになった難病です。
この病気の支援のために、2012年に米国のクラフトビールメーカーを中心とした「Ales for ALS」と名付けたチャリティー活動が開始しました。現在、アメリカの50の醸造所が参加しており、 ヤッホーブルーイングも、この「Ales for ALS」に参加することが決まりました。アメリカ以外の国で日本国内でも唯一参加している醸造所です。(※)一般社団法人 日本ALS協会ホームページより
過去最大量のホップを使用した無濾過ビール
このチャリティーでは「Ales for ALS」のためにブレンドされたホップを使用し、クラフトビールを醸造します。チャリティーに参加した醸造所は、シトラ、ローラル、試験栽培中の新種ホップなど合計6種類を特別に配合したブレンドホップを使用し、様々なクラフトビールの種類を製造します。
ヤッホーブルーイングがこの活動のために醸造したビアスタイルは「New England IPA」。「Ales for ALS」オリジナルブレンドホップのアロマを活かすため、若手ブルワー3人がこの新しいスタイルにチャレンジしました。
このビールの最大の特徴は濁り。ホップをふんだんに使用し、濾過をしていません。ヤッホーブルーイング史上最大量のホップを使用し、5回に分けてホップを添加することで、より複雑でジューシーなホップの香りに仕上がっています。ホップの青々しさと桃を思わせるフルーツ香、口当たりはまるでミックスジュースのよう。最後まで 口いっぱいにホップを感じることが出来ます。
1パイントごとに1ドル寄付
ビールの売上は、1パイント(473ml)ごとに1ドル寄付され、ALSの認知向上や治療開発・製薬の研究の資金として使われるとのこと(※1樽(15L)換算し32ドルを寄付)。ヤッホーブルーイングの今回のビールは、本日8月16日(水)から「YONA YONA BEER WORKS」限定ビール「Works Ale(ワークスエール)」の第一弾として提供をスタートします。
アメリカで始まったグローバルチャリティー活動「Ales for ALS」。今だけの特別な味わいを楽しみながらあなたも活動に参加してみてはいかがでしょうか。
Works Ale #001
◯ビアスタイル:New England IPA
◯アルコール度数:6%
◯価格:スモール 630円 ※数量限定のためサイズはスモールのみ
◯販売場所:YONA YONA BEER WORKS全5店舗(赤坂店、神田店、青山店、吉祥寺店、新宿東口店)
◯提供開始:8月16日(水)〜
◯数量:全25樽 ※1日各店一樽限定
「Ales for ALS」のホームページには、「International」枠としてヤッホーブルーイングの名前が記載されています。