Event SVB京都初！大人気の寿司フェスが京都にやってきた！イベントレポート

京都というと日本酒もよいですが、お寿司とクラフトビールなんてどうでしょう？実はクラフトビールも良いものが揃っているんですよ。

旬の食材や和素材を大胆にアレンジした「和クラフト」料理を提供するスプリングバレーブルワリー京都（以下、SVB京都）にて、日本を代表する寿司店と共に創り上げるイベント『「CRAFT BEER & SUSHI PAIRING」～クラフトビールとお寿司のペアリングを楽しむ会～』（以下、寿司フェス）が、2020年2月15日（土）・16日（日）の2日間にわたって開催されました。

東京ではすっかり大人気のこのイベントですが、SVB京都では初開催！​ ​では、ほんまにおいしい「ペアリング」ちゅうもんをためしてみなはれ。

お寿司とクラフトビールがいま人気の理由

2016年にSVB東京で初めて開催された寿司フェス。「伝統」をベースにしながら多彩に進化してきたお寿司。同じく多様性のあるクラフトビールだからこそ、ひとつひとつ、ぴったりな組み合わせで楽しめるのが人気の理由。

「お寿司と言えば日本酒」、「ビールと言えば枝豆」といった既成概念を覆すペアリングの提案や、組み合わせ次第で幅広い味覚が広がり、2018年には来場者数が2,000名を突破した大人気のイベントになりました。


築100年の町家をリノベーションし、伝統と革新が融合するSVB京都にとってまさにぴったりなイベント！そして今回は共に創り上げるグルメ寿司店として、大阪からは「がんこ寿司」、岐阜から「活き魚回転寿司 魚鮮」の2店舗が参加しました！

ペアリングの幅も広がるこだわりのブルワリーが参加！

今回はSVBの他に5つのブルワリーが参加。どのブルワリーもお寿司に合う自慢のビールでイベントに臨みます。

寿司フェス限定ビール『鮨祭～雅～』登場！

お寿司との究極のペアリングを追究したSVBの寿司フェス限定ビール『鮨祭～雅～』（すしまつり～みやび～）は、京都産のコシヒカリや米麹を使って上品な香りでやわらかな味わい。
 

脂ののった旬のネタや、レモンや生姜の風味など…どのお寿司にも合う寿司フェスのためだけの限定ビールです。

完全予約制の満員御礼！

それでは、イベントの様子を見ていきましょう。寿司イベントは事前に予約するシステムで、当日は満員御礼！人気イベントだけあって、この日のために関東から来られたお客様もいらっしゃいました。


2日間で各回2時間ごとの入替制。会場に着いたら6枚綴りのチケットシールが配られます。シール1枚につき寿司1皿、またはビール1杯との交換が出来ます。


店舗１階、２階共にスタンディングをベースに会場設定されていました。


カウンターではがんこ寿司と魚鮮、それぞれのすし職人さんが丁寧に握ったお寿司がてきぱきと並べられていきます。


ひとつひとつ並べてゆく所作もさすがプロ！寿司を置く角度から姿勢までキリっ！とされていました。素晴らしい。


綺麗に並べられたお寿司も開場と同時にあっという間になくなっていきます。作っては完売、また作っては完売の繰り返し。スピーディに、ただしクオリティはそのままに！お見事です。

お祭りだ！みんなでカンパーイ！！

1階席のお客様と。盛り上がってますか～？「イエーイ！！！」 東京からお越しの渋谷さん（写真右から2番目の方）、SVBの大ファンだそうで、オススメのペアリングをお聞きすると『ブリ千枚かぶら寿司（がんこ寿司）とDaydream（SVB）』の組み合わせがとても良かったそうです。


こちらは2階席のお客様。お寿司とビールでニッコリ！来場者の今西さん（写真1番左）のオススメのペアリングは、漬けまぐろに有田ミカン紀州梅乗せ（がんこ寿司）＆496（SVB）とのこと。みなさん、なかなかペアリングを楽しんでおられるようです。

寿司やビールはどちらの階にも用意されており、満席ながらもどの席からもスムーズにオーダーすることが出来ました。


SVB京都の中庭を抜けると、いつもはクローズドされている洋館のドアにこんな看板が。ドアを開けて中に入ってみることに。


カンパーイ！と迎えてくださったのは関東から来られたSVBファンのみなさま。ファンで立ち上げたSVB LOVERSのメンバーさん達でもあります。


女性陣のみなさまもカンパーイ！こちらはSVB京都のアンバサダーさんたち。こちらはCLUB SVB会員専用の会場。本館の賑やかさにも負けないくらいパワフルなSVBファンの方達でいっぱい！楽しそうです！！


CLUB SVB会員限定の4時間制スペシャルチケット。こちらも6枚綴りのシールがもらえますが、一般チケットと異なるのがビールはなんと時間内であれば飲み放題！（4時間！！）さらに「洋館」での利用と「本館」との行き来が可能とのこと。名札もスペシャルでなんだか特別感がありますね。気になる方はCLUB SVB会員になっちゃいましょう。きっと楽しい世界が開くかもしれません。

洋館のみなさまともカンパイ！こちらでのグラスはプラカップではなく寿司フェス限定グラス。

グラスに書かれた文字は、イラストレーターであり、日本ビアジャーナリスト協会代表でもある藤原ヒロユキさんがデザインされたもの。麦に芽と書いて「モルト」、麦に毬花で「ホップ」などビールにまつわる単語が造語になって書かれています。

「可愛い！欲しい～！」という声が続出する中、嬉しいことにイベント中にこのグラスが当たる抽選会があるとのことで、あとのお楽しみ。

噂をすると藤原ヒロユキさんが登場。与謝野のホップ生産者の顏も持つ藤原さん。SVB京都のレギュラービール『与謝野IPA』もそのホップが使われてます。ということでカンパイ！！


SVBの生みの親の一人、吉野桜子さん（左）と、SVB社長の島村宏子さん(右）も登場！SVBオリジナルハッピ姿も素敵です。


SVBのマスターブリュワー田山智広さんもいらっしゃいました。田山さんもまたSVBの生みの親のお一人。今回の「鮨祭～雅～」も最終チェックされ、素晴らしいビールに仕上がりました。

組み合わせが楽しめる！「どんぴしゃペアリングセット」

どれを選べばいいのかわからないときにオススメ！お寿司6種類とビール2種類がセットになった「どんぴしゃペアリングセット」ペアリング、それはさらなるおいしさの発見。ワインの世界では、結婚になぞらえてマリアージュとも言います。ビールと寿司、2つを合わせた時に生まれる味わいを楽しむのもまた醍醐味。会場にはおすすめペアリング表なども紹介されていたので、おいしく食べながらペアリングの知識をつけることもできました。

私のおすすめペアリング

そんな中、全お寿司12種×全クラフトビール14種の中から筆者が選んだペアリングを2つ紹介します。

​1. 「漬けまぐろに有田ミカン紀州梅乗せ（がんこ寿司）＆496（SVB）」
​

どちらも力強い個性×個性！酸味、甘味、さまざまな味わいが次から次へとやってきて、更に「496」で奥行きが広がる。まるで剣と剣がかち合うような、口の中で心地よい合戦が繰り広げられていました。

2. 「鯵の炙り　朴葉味噌ワサビ風味（活き魚回転寿司魚鮮）＆亀岡ハーベストブリュー（京都・一乗寺ブリュワリー）」




2日間にわたる寿司フェスイベントでしたが、お客様にも楽しさが伝わってくるようなスタッフのみなさんのとてもいい笑顔！初のSVB京都開催、お疲れさまでした！来年も早速楽しみです！！