今回のお悩み:
男性ですが、相談があります。彼女のディズニー好きが理解できません。
ことあるごとに、行こうとねだられます。
なんで、同じところに年に2回も3回も行きたがるのか・・・。(大宮、26歳)
- おー!なんと、初の男性からのお悩み!ビール女子も幅広い方々に愛されるようになったのですね・・・しみじみ。
- フレンチビストロでのディナー、マッサージ60分しっかりコース、レンタカー借りてドライブ・・・。
- あれ、どうしたんですか?お腹でも痛いんですか?
- あ、もしかして、しらふちゃんもディズニー得意じゃない派ですか?
- なんでそうなるのよ。 いや、ディズニーのパスポート6,900円で何ができるかなって考えてたの。 とか言ってるうちに、また値上がりしてるし!
- てか、行ったことない。
- えっ!
- ディズニーシーはある。ランドはない。
- えっ!えっ!
- ディズニーシーは、中学の卒業遠足で行っただけ。
- しらふちゃん、出身どこでしたっけ?離島?
- いや、本州。だから大宮さんのお悩み、すごくよくわかる。 なんかどうやって楽しんだらいいのかわからないよね。人多いし、子供泣いてるし、カチューシャつける歳でもないし。
- いやいや、老若男女問わず恥を捨てて楽しめるのが夢の国ですよ! 何歳になってもカチューシャつけていいと思います。
- たぶん、それができる人が楽しめる人なんだろうね。
- 私も、ディズニー行ったときは付けますよ!
- え・・・ちなみにどんなカチューシャつけるの?
- この前は「スティッチ」のやつをつけました!
- いやいや、なんかもう、どっちが本体かわからなくない?
- そんなことないですよ!一番のお気に入りは「リトルグリーンメン」ですけどね。
- 緑 on 緑って、一体感半端ないね。
- そんなほめられると、照れます//
- いや、ほめてないけど。
- とにかくですね、ディズニーはその世界観に入り込んでしまうことが大切です。 あと、同じ場所と言っても、新しいアトラクションができたり季節ごとにパレードの内容が違ったりと、いつも新しい発見があるものなのですよ!
- 私とか大宮さんみたいに、世界観に入り込めない人は他の目線で楽しむしかないと思う。 1日に何組のカップルとすれ違って、そのうち何組がケンカしているかとか。みんなが手にしている食べ物、飲み物は何が人気かとか。 売店やレストランが混む時間帯は、何時から何時までかとか。アトラクション待ちの行列で、人はいったいどんな行動をしているかとか。 いわゆるビッグデータを収集、解析して企業に売るとかね。
- しらふちゃん、どこに行っても仕事みたいなこと考えるんですね・・・。
- 一応、広告代理店なので。
- 彼女とのデートなのにそんなことしてたら怒られそうですね。
- 結局、隣で彼女が楽しそうにしてたら自分も楽しくなるとかいうオチ?
- まぁ、それが一番ですよね。
- あっ!
- あ?
- しまった!お悩み相談を装ったノロケにまんまとはまってしまった・・・。
- ごちそうさまでした。