暦上では立春を迎えましたが、まだ寒い日が続きそう。そんなときはビールで春を感じるのはいかがでしょうか。
今年もサンクトガーレン有限会社(以下、サンクトガーレン)より、桜の花びらと葉を使用し風味付けをしたビール『サンクトガーレン さくら』が2021年2月19日(金)より春限定で販売されます。
“天下第一の桜”をたっぷり使った桜餅風味のビール
「サンクトガーレン さくら」は、長野県伊那市高遠の桜の花、桜の葉を使った桜餅風味のビールです。“天下第一の桜”と称される高遠の桜から、桜茶などにも使われる食用の八重桜を1回の仕込み(2,340L) に約60kg使用しています。
桜の収穫をする社長の岩本さん
毎年GW前後に桜の花や葉を手で摘み取り、すぐに塩漬けし、冷蔵庫で1年程度寝かして完成させます。ビールに使うときは、前日から流水にさらして塩抜きしてから使っているとのこと。塩漬けにする理由は、あの桜餅のような独特の香りを引き出すためです。桜餅から香る独特な香りは「クマリン」という成分によるものですが、咲いている花や葉からはあの香りはしません。桜の花と葉を塩漬けにすることで、糖と結合していた「クマリン」が分離して、独特の香りを放つようになるのだそう。「サンクトガーレン さくら」を造るには時間と手間がかかっています。
酒米で道明寺桜餅の味わいに
「サンクトガーレン さくら」には、大麦麦芽のほかに柔らかい口当たりを出すための小麦麦芽と、神奈川県海老名市の泉橋酒造で栽培された酒米 "楽風舞(らくふうまい)"も使用されています。お米特有のふくよかな甘い風味がビールに加わり、道明寺桜餅のような味わいに。さらに、桜餅の風味を活かすため、ホップの使用量は抑えられています。
一緒に食べたいおつまみは?
タラの芽と豆腐のフワフワチヂミ
春を感じるビールには、春を伝える食材「タラの芽」を使ったおつまみを。フワフワの和風チヂミで、タラの芽のほのかな苦みを味わって。
つくり方を見る!
飲む“桜餅”のような優しい香りと味わいの「サンクトガーレン さくら」。彩り豊かで華やかなラベルも心を和ませてくれます。
現在、サンクトガーレン公式ネットショップでは予約受付中です。「サンクトガーレン さくら」を飲んで、のんびり近付いてくる春をこちらから迎えに行きましょう!
『サンクトガーレン さくら』
- 〇発売日:2021年2月19日(金)
- 〇ビアスタイル:ハーブ・スパイスビール
- 〇アルコール度数:5%
- 〇原材料:麦芽、ホップ、米(酒米)、桜(花と葉)
- 〇取扱場所:公式ネットショップ、主要百貨店(一部除く)のお酒売場、関東のイオン40店ほか
- 〇URL:https://www.sanktgallenbrewery.com/sakura/
- 〇醸造所:サンクトガーレン