News 六本木の廃墟がブルワリーに大変身！「Inazuma Beer」の挑戦

2017年11月に、東京・六本木に同エリア初となるブルワリー「Inazuma Beer」がオープンします。また、ブルワリーの追加設備購入に伴い、クラウドファンディングが実施されています。

六本木初のクラフトビールに挑戦

今回オープンする「Inazuma Beer」の醸造責任者は、稲津尚美さん。

稲津さんは元々カクテルよりビールを好んで飲んでいて、地ビールの種類がたくさんあることに感銘を受け、ビールの世界にジョイン。醸造の勉強をしながらベルギービールのお店で働いたのち、ブルワリーで醸造業務に携わります。

こうしてビールの世界にどっぷり浸かって修業を積み、「Inazuma Beer」の責任者として六本木初のオリジナルクラフトビールを造ることとなったのです。

廃墟がブルワリーになるなんて！

「Inazuma Beer」の始まりは、1棟の廃墟との出会い。六本木の華やかさとは対極にある、10年間も廃墟となっていたその建物には外壁がありませんでした。その廃墟を見たとき、稲津さんは「個性的でおいしいクラフトビールを通じて、みなさんの日常をワクワクしたものに！」という想いにぴったりの素敵な廃墟だと感じたんだとか。

こうして、六本木でのブルワリー建設がスタートしました。「六本木で10年間、外壁のない廃墟だった」ところがブルワリーに生まれ変わった姿、見てみたいですね。

ワクワクするビールを！

「Inazuma Beer」では、様々な種類のビールが造られる予定です。ホップの苦味や香りがしっかりと効いたIPAや小麦を使ったビール、スタウトなど、飲む人がワクワクするようなビールを届けたいという稲津さん。「少しでも多くの人にクラフトビールの魅力を知ってもらいたい！」という想いを胸に、稲津さんの挑戦は続きます。

「Inazuma Beer」は2017年11月にオープンします。稲津さんは現在クラウドファンディングに取り組んでいます。クラウドファンディングで得た支援は、Inazuma Beerの追加設備の購入資金の一部となります。まさに "THEビール女子" である稲津さんの挑戦を応援したいという人は、クラウドファンディングページを覗いてみてください。
■クラウドファンディング：https://www.makuake.com/project/inazumabeer/

ペアリングにこだわったビアバーも併設！

「Inazuma Beer」で造られたクラフトビールは、ブルワリー併設のビアバー「Inazuma Dining」で楽しむことができます。

「Inazuma Dining」のこだわりは、ここでしか飲めないできたてのオリジナルクラフトビールだけではありません。ビールと料理のペアリングにも力を注いでいます。

料理をする人は、シェフとしての経験が豊富であるのはもちろん、ビールを愛しビールを熟知している人。ビールのスタイルや原料、個性を把握したうえでビールと料理のペアリングを提案してくれます。さらに食材にもこだわりがあり、オーガニック野菜や猟師さんから直接届く鹿やイノシシなど、多彩な素材を使った絶品料理が味わえます。

Inazuma Diningは、Inazuma Beerに先駆けて2017年4月から営業しています。11月にオープンするInazuma Beerを見学したあと、Inazuma Dining でTHEビール女子の稲津さんが手掛けるクラフトビールとこだわりの料理のペアリングを楽しむ。そんなビールな1日を、大都会・六本木でお楽しみください！