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News 名物は“アパ社長ビール”!横浜の地からアメリカのクラフトビール文化を発信するブルワリーレストランに行ってきた

2019/10/30

2019年9月20日(金)、横浜・みなとみらい地区に新たなブルワリーレストラン『REVO BREWING』が開業しました。ブルワリーレストランとは、醸造所が併設されているレストランのこと。アメリカ西海岸をイメージした店内で最大20種類のクラフトビール、クラフトビールとのペアリングを意識した約70種の料理が楽しめます。



ピカピカの醸造所、一度は飲んで欲しい「アパ社長ビール」、遊び心溢れる店内の様子をお伝えします。


アメリカのブルワリーレストランを再現


「REVO BREWING」は、アパホテル&リゾート横浜ベイタワーの1Fにあり、ワインや神戸牛ステーキを提供するビストロなど、都内に3店舗を構える株式会社トリプルアールが運営しています。


アメリカに視察に行った時、アメリカのクラフトビール文化に触れ、とても感銘を受けたそうです。アメリカにはまだ日本で出会えない多様でおいしいビールがたくさんあり、それぞれのブルワリーが個性豊かなビールをつくり、そこに人が集まっていました。日本でもコミュニティブルワリーの動きが広まりつつありますが、クラフトビールの本場アメリカは歴史と規模が違います。そのようにビールを通じてコミュニティができることにも共感し、アメリカのクラフトビール文化を日本でも再現しようと、「アメリカ西海岸スタイル」をコンセプトにブルワリーレストランをつくったそうです。


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー
店内に入るとすぐに左手に見えるのはブルワリー。ピカピカの新しい設備が目を引きます。

REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー


最大20種類のタップがあり、併設のブルワリーで醸造したできたてのクラフトビールを中心に提供されています。


インパクトがあるのは見た目だけじゃない!

REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー アパ社長ビール


アパホテル社長のお顔がプリントされた専用グラスで提供されるのは『I am “THE” President Hazy IPA(1,000円、税抜き)』、通称「アパ社長ビール」です。このプリント、よく見ると社長のサインがあるんですよ。


ビアスタイルは「ヘイジーIPA」。ヘイジーと名がつく通り、霞がかった黄色の液色です。マンゴージュースのようなトロピカルな香りで、香りを嗅ぐだけで嬉しくなります。一口飲んでみると、なめらかな口当たりとホップのジューシーな感じが口中に広がります心地よい苦みがあり、余韻が深く、飲みごたえのあるビール。

真っ先にアパホテル社長のお顔に目が奪われてしまいますが、ビール自体の見た目、ジューシーなホップの味わい、そして口当たりのなめらかさと飲みごたえ。飲んでみてもインパクト抜群のビールです。


おすすめ料理の『ブラックアンガス牛「プライム」サーロインステーキ(200g、2,400円、税抜き)』といただきました。このアンガス牛はとうもろこしを食べて飼育されたとのことで、独特の臭みが少ないそうです。食べてみると、お肉にはクセがなく、お肉本来の味わいがあり、脂身の甘さが印象的でした。アパ社長ビールと合わせると、ステーキの脂とビールのしっかりした味わいとが相まって、満足度が高い組み合わせでした。


固定概念にとらわれないビールを!

REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー

左から、Brewing Managerの金丸さん、Head Brewerの水沼さん


ガラス越しにブルワリーの中の様子を見ることができるのも魅力的です。


「このレストランには、海外のお客様やビールをあまり知らないお客様もいらっしゃいます。色々な層のお客様をカバーできるようなビールを提供し、いろいろなビールを楽しんでほしいと思います。」と話すのはヘッドブルワーの水沼さん。


クラフトビールの多様性を知ってもらうきっかけになるようにと、アメリカで大人気の「ヘイジーIPA」をメインに醸造しているそうです。また、限定ビールを醸造したり、アメリカからブルワーに来てもらいコラボレーションビールを醸造するなどいろいろと取り組んでいるのだそう。


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー

取材時には2種類のコラボレーションビールが提供されていました。写真左から、アメリカ・ポートランドのブルワリー「カルミネーション」とコラボした『Tiny Spiral』。同じく、アメリカ・ポートランドのブルワリー「レベル」とコラボした『Extra Brut IPA』。(いずれも限定醸造、なくなり次第終了)


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー
ビールの他にも、併設ブルワリーでつくったブラウンエールやウィートエールなどが4種類、アメリカ・ポートランドを中心に、IPAやスタウトなど6種類が提供されていました。日によってビールのラインナップは変動するそうなので、行く度に新しい味わいが楽しめます

ひとりでも、大勢でも。いろんなシーンで楽しめる。

REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー


入口近くのバーエリア(70席)にはスタンディングテーブルもあります。ここは観覧車を眺めながら、ビールが飲める特等席。スタンディング席と言ってもイスの用意があるので、座ってゆっくり食事を楽しむこともできます。


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー


ゆったりとくつろげる店内にはダイニング席が150席。そのうち、4名対応の個室が4室あり、それらを繋げて貸し切ることも可能です。また、ラグビーやサッカーの試合を応援するパブリックビューイングを開催することも。


目を引くのは、横幅10メートル、高さ1.8メートルの壁一面や柱に描いてあるアメリカンテイストのイラストや、ハンティング・トロフィー(鹿の首のオブジェ)。テーブル・フットボール(選手をハンドルで動かすサッカーゲーム)がおいてあり、お子様連れでも楽しめそう。


REVOBREWING レボブルーイング ブルワリー

アメリカのクラフトビールの空き缶でつくったフォトスポットも。その数、全部で615缶!1つだけREVO BREWINGのロゴシールを貼った缶があるそうなので、ぜひ探してみてくださいね。



みなとみらい地区にあり、アパホテルの1階と立地が良く、ひとりでも、ご家族連れでも、大勢でもいろいろなシーンで利用できますね。また、昼と夜とで変わる雰囲気も楽しめそう。

日本のクラフトビールシーンの新たなマーケットを開きたい。」そんな想いで、固定概念にとらわれずに多種多様なビールつくりに挑戦するREVO BREWING。

アメリカのクラフトビールとオリジナルクラフトビール、それに合わせる料理も約70種類と豊富です。アパホテルの社長さんも時々食事に訪れるそう。もしかしたら、社長に会えるかも?一緒に乾杯できると最高ですね!


◯文:きのこ(Kanako Kinoshita)
◯写真・編集:酒井由実

REVO BREWING(レボ・ブルーイング)

〇住所:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-3 アパホテル&リゾート横浜ベイタワー1F
〇TEL:045-264-6280
〇ビールのサイズ:USパイント(約473ml)、ハーフパイント(約240ml)
〇営業時間
【平日】11:30~15:00(L.O 14:00)、17:00~23:00(L.O 22:00)
【土日祝】11:30~23:00(L.O 22:00)
〇定休日:なし(ホテルに準ずる)
〇座席数:220席(ダイニング150席、バーエリア70席)
〇禁煙・喫煙:分煙(店内に喫煙スペースあり)
〇お子様連れ:子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可
〇公式HP:http://revobrewing.com/
〇Facebook:https://www.facebook.com/revobrewing


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数年前に突然ビールの奥深さに目覚めて以来、寝ても覚めてもビールのことばかり考えています。全国の大手ビール工場や醸造所に通い、ビール関連の本を読み漁り、さまざまな勉強会やイベントに参加。日本地ビール協会公認「シニア・ビアジャッジ」として、IBC(インターナショナル・ビアカップ)の審査員を経験(2018年、2019年、2020年)。日本ビール検定2級。日本ビアジャーナリストアカデミー10期生。紙面協力:ライフスタイル情報『CHANTO』。

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