ナマステ!
夏が最後の力を振り絞って秋とせめぎ合いをしている今日この頃。夏神様のいじらしさを感じてやまない日々です。こんにちは、ビール女子× Kitchhike 連載第 5 弾、ユリアです。みなさま、季節に翻弄されすぎず、肉体衛生保たれていらっしゃいますでしょうか。
KitchHike とは?
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インドのビールはどんな味がするの?
今回は、「ガンジス河でバタフライ」の舞台インドのビールをいただきます!一度こっきりの沐浴でも、肉体衛生は保証されがたいガンジス河。国内ではお酒に対して堅い姿勢がとられているインド。「人前で酔っぱらうなんてみっともない」と思う人だっている。
GOD FATHER & KING FISHER. どちらも偉そうなお名前ですね。
現在では、近代化に伴い都心部にバーやクラブなど、大々的に呑める場所も増えてきたと言います。ですが、海外の民こそ、お邪魔する国の文化を一層慮らなくてはいけない…ような。
なので、今回は少しインドの皆様を憚りながら小さめに乾杯しましょう。というわけで、アラック(乾杯)!
なにやら権威を感じるラベルデザイン。高級感が漂っています。
ラベルのキャラクターは、「おじさん」と「鳥」。色使いも豊富です。
GOD FATHER (ゴッドファーザー)
「暑いところでは、苦みよりも酸味が好まれる傾向にあるんだって」。
ビールのみならず、あらゆる日本酒をも心得ている若師匠がそう教えてくれる。
ゴッドファーザーはラガーとスーパーストロングがありますが、今回チョイスしたラガーは麦芽含有率87%!この数字が高ければ高い程、のどごしがよいとされており、日本で言うところのビールの基準は、「麦芽使用率67%以上」のもののみ。
限りなく、日本のビールのクオリティにちかく、のどごし爽やかに炎天下のインドを楽しむのにもってこいの一杯です。
KING FISHER(キングフィッシャー)
純度高い甘さのなかに混じるコク。
さっぱりしているから、インド特有のスパイシーな調味料と引き立て合う気がする一杯。舌に雑味が残らないので、ぐいぐいと呑み進められそうです!
タイのシンハービールから、さらに苦みを抜いた兄弟分のような味がしました。というわけで、女性にもおすすめ!インドでビールを飲む女性は、いったいどれくらいいるのか、気になってしまいます。
KitchHikeの人気COOK ギータさんに聞いてみました!
ギータさんのコメント「インドには日本の皆さんが思うよりたくさんのビールブランドがありますが、中でもインドビールの王者と言えばキングフィッシャーです。たくさんの種類があり、どんな人にも気に入るように商品がラインナップされています。私が好きなのは通常の「キングフィッシャー・プレミアム」ですが、「ストロング」は 4.8% のプレミアムよりも強い 8% で、最近向こうでは人気だそうです。「キングフィッシャー・ブルー」は、こちらも8%なのですがとても軽い口当たりで、若者を中心に人気みたいですね。
一番独特なのは「ウルトラ」という商品で、これは国外の原料から作られているのんですが、沢山のインド人が虜になっているみたいですよ。飲み比べてみたら面白いですね。あ、ちなみに、私の本当のフェイバリットは・・・キリンビールです(笑)」
ギータさんが作るビールにぴったりのインド家庭料理!
伝統的なインド北部の料理をご紹介。ギータさんの故郷はインド北部のアグラという街で、タージマハルがすぐそばにあります。今回紹介してくれた料理は、宗教的な日や、結婚式や誕生日などのおめでたい日に食べられることが多いです。インドに興味がある人は、是非遊びにきて下さいとのこと。北部の料理を食べながら、インドについてお話してみてはいかが?
「プリ」:薄皮のモチモチしたパンです。あまり日本では見ませんが、代表的な家庭のパンです。
「バターパニール」:豆腐みたいなチーズを使います。シーカンジーという、スパイスのきいたインド独自の飲み物もあります。
「ライタ」:アップル、ペッパー、オニオン、マスタード、カレーリーブズ、クミン、レッドチリなどをつかったヨーグルト料理です。
「アルーサブジ」:アルーはポテト、サブジはカレーの意味です。※インドで「カレー」と言えば液状のものを指します。
実際に食べてみた感想
並べてみると圧巻!まるでインドに来たようです。テーブルコーディネートや内装もとても美しく、ギータさんのおもてなしの気持ちが伝わってきますね。
とても素敵なお家で、とても洗練されたインド料理を頂くことができました。 野菜や食材にもとても気を付けているギータさんの料理はどれも美味しく、たくさんのスパイスや野菜が使われているのに すっきりとまとまっている素晴らしい料理でした。フレンドリーで楽しい家族と一緒のランチタイムもとても素晴らしかったです。
インドビールにもぴったりのインド家庭料理!是非、皆さんにも食べてみてもらいたいですね!
Information
ギータさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
・メニュー: North Indian Cuisine
・COOKプロフィール: インド人のギータさん
・値段: 約5,000円 (42US$)
・場所: りんかい線 東雲駅 徒歩10分
*日本に住む外国人の食卓メニューを見てみる