大家好!今天我介绍“台湾啤酒”、是個曾今獲得了世界研究平鑒會領發的金質將獎章。(意訳:こんにちは。今回は、“台湾ビール”を紹介いたします。これは、モンドコレクションを獲得した逸品です。)
えらいこっちゃ、文字化けなのか。そんなことございません、失礼いたしました。わたしのなかを駆け巡る大陸の血が少々うずきすぎたようで、とんだご無礼を。実はわたくし、上海と東京の混血種だったりします。
そんなことはともかく、ビール女子読者のみなさま、こんにちは。KitchHike 編集部・ユリアです。
冒頭マンダリンにて、ご紹介いたしましたはモンドセレクション金賞受賞しております “台湾ビール”。ビール女子 × KitchHike 第 3 弾主人公です。
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台湾ビール
「ま、ま、なにはともあれ一口いかが。」
「ま、ま、なにはともあれ口に含んでみましょう、どうぞどうぞ。」
実はこの日、取材がために編集部一同、既にウン杯目の「乾杯!」。ロレツが回らない編集長山本、頬を赤らめてとろんと艶めくビール好き女子モモコさん、巻き込んだシェアオフィスのスタッフさん、風邪気味のところ呼び出されてしまったマキノ先輩、コードをかくから……と早期退散をもくろむCTO藤崎、メモをとるのに必死で酔っても酔いきれない気持ちの私、コイズミ……。
もうもう、口内ビール酵母菌の運動会、大狂乱。違いを感じ取るのに必死、チェイサーをはさみつつも、鈍麻する味蕾たち……。そんななか、雷鳴が響き渡ります、どっかーん。
「これは……ほんとうにビールであったか!!?」
騒然とするキッチン。唖然とする編集部一同。何十種というビールを呑み比べておりましたが、
まろやかなコメのような甘みに癒される舌先、咽喉部。そして、そのあまみがふんわり広がった後、「僕もお忘れにならないで」と、後を追いかけてくる嫌味無い苦み。
伝統的な台湾ビールのなかにあって、苦みが最も少ないとされるこの品種。消費者の声に応えて、呑みやすいビールを作ったと言う話も。
それもそのはず、台湾では注がれたビールは一気に飲み干すしきたりがあるんです。
「乾杯(カンペイ)!」は、読んで字が如く、杯を乾かす=空にすること。ちょっと細めでスマートな小型グラスで出されることが多いですが、飲み干すまで「乾杯!」した仲間はじっとあなたのことを凝視するはずです。
そりゃあ、苦手ビールが出されて飲み干さなきゃ行けないなんてたまらない!阿鼻叫喚!(叫喚地獄は、酒乱が落ちる地獄群でお酒を強要した上司も落ちるそうです:ユリア調べ)
ちなみに、このビールの呑み方、故池波正太郎先生がおっしゃっていることと少し似ている。
「ビールを注ぐときは、コップになみなみ注がないで、三分の一くらい注いで、それを飲み干しては入れ、飲み干しては入れして呑むのがビールの本当のうまい飲み方なんですよ。」(池波正太郎著『男の作法』新潮文庫より)
炭酸が抜けてしまったビールはおいしくない。いわんや、注いで時間のたったビールなんてもってのほか。そして、残り少なくなったそのぬるま液にヨイヨイヨイと更に注げば、コップに残った美味しくないほうに旨味をもっていかれてしまう。
どうでしょうか、ビールに苦手意識を持っている方こそ、台湾ビールを台湾流にちみりちみりとはじめることおすすめしますよ。ついでに、お酒を強要する上司に「真のうまいビールの飲み方」も説法してやりましょう!
KitchHike の人気 COOK ポーハンさんに聞いてみました!
ポーハンさんのコメント「台湾ビールは台湾において、もっとも台湾の代表的なビールです。旧国営企業から生産してきて、近年『金牌』というブランドもでてきました。日本人にとって多少味が薄いかもしれませんが、台湾にいたときに、和風の串焼きや辛いものとよく一緒に飲んだので、ぜひ串焼きや焼肉を食べるときに一緒に飲んでみてください!意外に合うかもしれませんよ!」
ポーハンさんが作るビールにぴったりの台湾家庭料理!
番茄炒蛋
「番茄炒蛋」は、トマト(番茄)と豆腐の卵炒めです。豆腐は、日本で売っている一般的なもの。絹でも木綿でもお好みに合わせてどうぞ!シンプルに、溶き卵をフライパンに流し固め、トマトと豆腐を加えて、炒めあげるもの。食欲の無い時に、さっぱり&栄養たっぷりで身体がよろこぶ一品でもあります。
蛋餅 (タンピン)
「蛋餅 (タンピン)」は台湾の朝食として人気の高い、小麦粉の生地と卵焼きをあわせたメニュー。台湾系オムレツのようなものでしょうか。今回はシーチキンをトッピングしてもらいました。
炒米粉 (ビーフン)
「炒米粉 (ビーフン)」は日本でも馴染みある料理。しかし、ポーハンさんのものは、オイスターソースにからめる香港式だとか。奥が深いです。
雞肉飯 (チーローハン)
「雞肉飯 (チーローハン)」は台南の名物ドンブリ。さっぱりしたタレと鶏肉がとても美味しい逸品です。台湾では同じく豚を使ったドンブリ飯、「魯肉飯 (ルーローハン)」と人気を二分する料理とのこと。そちらも是非食べてみたいですね。
実際に食べてみた感想
何と言っても感動したのが、初めて食べるチーローハン!さっぱりした鶏肉と甘辛のタレが最高の組み合わせなんです。鶏肉がメインではあるものの、このタレだけでもご飯が何杯でも食べられそうな代物。丼物が大好きな日本人には堪りませんね。今回作ってくれた4つ以外にも、沢山のオリジナルレシピを持っているポーハンさん。今度は魯肉飯 (ルーローハン) と三杯鶏 (サンペイジー) を作る予定らしく、こちらも是非食べてみたい!
台湾ビールにぴったりの台湾家庭料理、是非お酒好きのポーハンさんと一緒に食べてみませんか?博識なポーハンさんがいろいろと教えてくれますよ!
阿佐ヶ谷に住むCOOKポーハンさんの動画
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RZfpiIDgqgU
KitchHike Information
ポーハンさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
- この記事のメニュー: Taiwanese Home made food(「番茄炒蛋(トマトと豆腐の卵炒め)」「蛋餅(ダンピン)」「炒米粉(焼きビーフン)」「雞肉飯(チーローハン)」)
- COOK プロフィール: 台湾人のポーハンさん
- 値段: 約 1920 円 ( 16 US$)
- 場所: 中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 徒歩 8 分