こんにちは! ビール女子リポーターのなな瀬です。今回は、天皇賞開催が間もなくとなり今まさに盛り上がっている東京競馬場の馬場のど真ん中で、なんとビアフェスが開催されているという噂を聞き、その実態と合わせて東京競馬場の面白さを探りに取材へ行ってきました。今回は、競馬初心者の私を競馬が大好きな元 SDN48 の津田麻莉奈さんが案内してくれました~!
まずは競馬の楽しみ方から
競馬は全くの初体験だった私は、まず初心者のために開かれているビギナーズセミナーに参加させてもらいました。
私が受けた回の講師を担当してくださったのは、フリーアナウンサーの竹山まゆみさん。軽快な説明で馬券の買い方や、競馬を楽しむ上で欠かせない競馬新聞の読み方などを教えてくれました。特に竹山さんがする配当の話は夢があり過ぎて、ギャンブラーでなくても心がどうにもワクワクそわそわしてしまいます(笑)。
過去には 100 円の賭け金が 84 万円になったこともあるというから驚きです! そんな話を聞きながらついつい目がキラキラしてきてしまう私ですが、事前に競馬新聞の読み取り方を知っておく必要と、数学的な考え方が必要だったり思ったより競馬って複雑です。でもこの複雑な遊びを悩みながら考えるのが競馬の面白さでもあるんですね。
そして、若干トランス状態の私を横目に優しくフォローしてくれる津田さん。実は、津田さん自身もこのセミナーの講師を務めており、めちゃめちゃ詳しくて本当にすごい! ビギナーズセミナーを受ければ、誰でもルールが理解できるので安心してください♪
いよいよ運だめし! いざ勝負!
その後は、 “パドック” と呼ばれるその日の馬の状態を確認する場所へ行きます。競馬新聞片手に、どのお馬さんに運をかけるかシンキングタイム! この時間がとっても楽しいです。
馬は可愛くて、見ているだけでも癒されます(本人たちはレース本番前でそれどころではないのでしょうけど)。と、呑気に馬を眺めている私に、ここでも津田さんからの競馬知識が。馬の体をよく見てみると、なんだかつやつやして濡れているように見えます。ん? 白い泡のようなものが付いている子も。これ、なんと馬の汗なんだそう!
馬は汗をかく動物なんですね~。さらに津田さんいわく、あの白い泡はその汗に含まれる石鹸に似た成分が、擦れて泡立ったものなんだそう。馬の生態まで知れちゃう競馬、面白過ぎます。続いて、お気に入りの子が決まったら、さっき習ったばかりの方法で馬券を買いに行きます。
この時はビギナーズラックを信じ、意気揚々と発券機へ。ちなみに、ギリギリまで悩んで唸っていた私に「最初は、ラッキーナンバーとか誕生日で楽しむのも全然ありですよ。」と津田さんがアドバイスをくれたので、 最終的には単純に “なな瀬” の “7” をチョイスしました。いざ、レースが始まると大興奮! ついついお祈りポーズに身を乗り出してしまいます。冷静な津田さんも、この時ばかりはハイテンション!
結果、 100 円が 300 円になりました! まずまずのビギナーズラック? レースは思ったよりもあっという間に終わってしまいます。このたった 1 ~ 2 分の間に、大勢の人が夢を持つんですね。いや、一瞬で終わってしまう夢だからついつい「もう 一回! 」とハマってしまうのかも。レースは一日に 12 回行われるので、一度は運を逃しても再チャレンジできます。
頭を使って興奮した後は… ビール!
そして、ここからが本題! 東京競馬場のど真ん中で行われている「メガグルメフェスティバル」の会場です。このイベント期間中の一部で『ビアフェス® @ 東京競馬場』が開催されます。お昼時だったこともあり、この日もお店の前には長蛇の列でかなり賑わっていました。意外に家族連れやカップルも多く、みなさんテーブル席や芝生もある広いスペースでのびのびと楽しんでいましたよ。
喉がカラカラの私たちもカンパーイ! 実は津田さんは、日本酒きき酒師の資格ももっているというくらいお酒好き。「ビアフェスにもよく行きますよ。」と、クラフトビールも以前から飲んでいるとのこと。
そんな津田さんの “プハ~顔” 最高でした! 津田さんがこの時飲んだのは、ハーヴェスト・ムーンの「秋麦」というビールで、みかんのような香りと甘味ですっきりとした飲み心地。色も秋らしく綺麗な琥珀色で、コクと爽やかさのバランスがちょうど良い一杯です。
私は、同じくハーヴェスト・ムーンの「シュバルツ」です。香ばしい香りが食欲をそそる良い~香り。程良い苦味があり液色は真っ黒ですが、ボディは軽めでググっと飲みやすいビールです。この時お供にしたのは、「アメリカンロングポテト」の明太マヨ味とスパイシーチリ味。
びっくりするぐらい長くて食べごたえのある揚げたてポテトは、空腹を一気に満たしてくれました。スパイシーチリ味は思ったより辛くなかったので、ちびっこでも大丈夫ですよ。
他にも、期間中入れ替わりで気仙沼のホルモンや食べログで人気のラーメン店が出店予定です。どれも見るからにビールと相性抜群ですね。
気になるブルワリーは、サンクトガーレン、富士桜高原麦酒、ティー・ワイ・ハーバーなど人気のビールが集結します! これを機に、ビール好きから競馬好きに世界を広げてみてもいいかも♪
見どころ満載「 JRA 競馬博物館」
お腹を満たしたところで、東京競馬場はまだまだ見るところがいっぱい! こちらは敷地内にある「 JRA 競馬博物館」です。今月リニューアルしたばかりで、入場料はなんと無料! 建物内には歴代のジョッキーたちのユニフォームや、競馬の歴史についての解説が展示されています。昔はちょんまげで競馬をしていた時代もあったんですね。
そしてこちらは、お馬さんの飼料です。麦を食べているなんて驚き! 私たちもつい先ほど飲んできたところです(笑)。ここの博物館の魅力は見て楽しむだけじゃないというところ。こんな風にスターター気分を味わえたり…
なんとジョッキーにもなれちゃいます! これナメて乗るととんでもないことに。実はかなりハードで、振り落とされないよう必死な私の様子です(汗)。
と、競馬についてとても勉強になるホットスポットなのです。ちびっこも、パパママも楽しめるのでおすすめですよ!
女性も安心の “UMAJO” スポットが♪
ここまで東京競馬場の面白さを伝えてきましたが、「でも競馬場て男の人ばっかりでしょ? 」と思ったあなた! 実は最近の競馬場は、まるでアミューズメントパークのようにきれいな建物で、女性でもリラックスできるスペースが設けられているのです。その名も「 UMAJO SPOT 」。
無料ドリンクが用意されていたり、可愛い馬パンが売っていたり、なんと “UMAJO コンシェルジュ” さんが常駐し、競馬についての質問にまで答えてくれるという至れり尽くせりのサービスなのです。
競馬場は想像以上に色んなところを歩きまわって体力を消耗するので、こんな空間でほっと一息つけるのは嬉しいですね。そして遊んで食べて遊んだ後は「もう一回勝負でしょ! 」と、やはり一度では終われないのが競馬です。はじめに買っちゃうと、何となく負ける気がしないのが恐ろしいです。そして、この観客席でもビールが飲めちゃう幸せ♡
はい、最後はきれいに負けて帰りました…。 とは言いつつも、本当に東京競馬場には楽しみがい~っぱい詰まってます! 友達やカップルで来てももちろん楽しめますし、女の子同士やファミリーでも存分に楽しむことができますよ。運が良ければ津田さんにも会えるかも!? この週末はビアフェスと競馬を楽しみに、東京競馬場まで足を運んでみませんか?
【概要】
『秋のメガグルメフェスティバル/ビアフェス® @ 東京競馬場』
〇期間: 2015 年 10 月 24 日(土)~ 11 月 1 日(日)
〇会場:東京競馬場/馬場内 (東京都府中市日吉町 1-1 )
東京競馬場公式サイト: http://www.jra.go.jp/news/201504tokyo/index.html