株式会社ヤッホーブルーイング(以下、ヤッホーブルーイング)から軽井沢エリア限定で発売されている、春の新商品『軽井沢高原ビール 春限定』。厳しい冬が終わり、やっと訪れる待ち遠しい軽井沢の春をイメージして造られた商品です。
「軽井沢の春をイメージしたビールってどんなもの?」ということで、ビール女子編集部が実際に飲んでみました。
果実を思わせるみずみずしい味わい
ヤッホーブルーイングの醸造所がある軽井沢は、4月でも雪が降ることがある北国。そんな厳しい冬を越してようやく訪れる軽井沢の春は、一気に生命が芽吹く、人も植物も動物もみなが待ち焦がれていた季節です。
『軽井沢高原ビール 春限定』はそんな季節にぴったりな、華やかなゴールデンエールに仕上がっています。さっそくグラスに注ぐと、一気にフルーツが弾けたような華やかな香りが広がります。
口にしてみると、期待を裏切らない林檎のような爽やかな甘さ。とは言ってもベタつくような甘さではなく、果物を実際に食べているかのようなみずみずしい味わい で、口の中にさらりと溶けていきます。
後味には、爽やかな苦味がほんのりと残ります。やわらかい口当たりなので、繊細な味わいの和菓子と合わせると良いかも。春の暖かな日差しの中でゆっくりと味わいたい一本です。
伝統工芸「軽井沢彫」をイメージ
ラベルからも春らしさを感じる缶のパッケージは、長野県の伝統工芸品である木彫細工「軽井沢彫」がモチーフで造られました。満開の桜と軽井沢ののどかな様子が描かれたデザインは、どこかあたたかさを感じますね。
伝統工芸品「軽井沢彫」
「軽井沢彫」とは家具や小物などに手彫り彫刻を施したもので、桜といった花などの繊細な絵柄が多いのが特徴です。
避暑地として利用されるようになり、別荘が多くなるにつれて別荘用の家具の需要が急増したことがきっかけで、日光の木彫り職人たちが軽井沢に呼ばれ、製作した家具が原型と言われている「軽井沢彫」。当時別荘をもっていた欧米人たちのために職人たちは、西洋家具の形式に日本古来の技法を融和させて独特の家具を造り出したのが始まりと言われています。(軽井沢彫家具工房 一彫堂より)
残念ながら、軽井沢エリア以外の地域では販売されていませんが、軽井沢の春を実際に感じながら飲むビールはきっと格別なはず。これを機に春の軽井沢へ足を運んでみるのもアリかもしれません。
軽井沢高原ビール 春限定
〇発売日:2018年3月1日(木)
〇原材料: 大麦麦芽、小麦麦芽、小麦、ホップ
〇発売地域:軽井沢エリア
〇スタイル:ベルジャンゴールデンエール
〇アルコール度数:6.5%
〇内容量:350ml