Event ありそうでなかった？ビール造りをリアルタイムで観られる生配信イベント開催！＜薔薇ビール＞

新型コロナウイルスの影響で、思うようにビールイベントや工場見学ができない状況が続いていますが、ビールの仕込みの様子を公開するという、ありそうでなかったオンラインイベントが開催されます！


株式会社 蔵屋鳴沢が運営する反射炉ビヤ（以下、反射炉ビヤ）は、薔薇の花を使用したフラワービールの仕込みに初挑戦します。

「せっかくの薔薇ビール初仕込み、その様子をいつも応援してくださる皆様と共有したい…」そんな思いで、反射炉ビヤのビールを味わいながら、ビール仕込みの様子を生配信で観られる（Facebookのライブ配信）イベントが、2021年5月29日（土）14時より開催されます！

伝統と革新をテーマにビールを造る「反射炉ビヤ」とは

「反射炉ビヤ」は、静岡県伊豆韮山に醸造所をかまえるブルワリーです。

“反射炉”とは、大砲などをつくるために使う鉄を溶かす溶解炉のこと。江戸時代末期、伊豆韮山で代官を務めていた江川太郎左衛門英龍が「国防のために鉄砲を鋳造する反射炉が必要だ」と提言し、韮山反射炉をつくりました。「反射炉ビヤ」は、2015年には世界遺産に登録された韮山反射炉が目と鼻の先にあるブルワリーです。


そんな韮山反射炉の目の前で製茶業を運営してきた蔵屋鳴沢は明治時代、良質な湧き水を利用して日本酒を製造する酒蔵として、さらに韮山反射炉を訪れる観光客をもてなすために茶店も開店しました。

その後1994年に酒税法が改定され、小規模業者でもビール市場に参入できるようになると、「美味しいビールを提供すれば、韮山反射炉を訪れるさらに多くの方々に喜んでいただけるのではないか」と考えて反射炉ビヤを創設します。


未来を見据えて新しいものを取り入れた太郎左衛門の見識への敬意を込め、伝統と革新を両立しながらビールを造り続ける反射炉ビヤ。

今回のイベントは、この場所で造られる薔薇を使ったビール仕込みの一部の様子が、オンラインで配信されます。反射炉ビヤ醸造長の山田さんも薔薇を使ったビール造りは初挑戦とのこと。造り手のわくわく感も伝わってきそうで見所満載ですね！

一緒にワクワクを感じてほしい！オンラインビール仕込みへの思い

今回使用される薔薇は、反射炉ビヤの地元伊豆の大川薔薇園で栽培されたもの。色鮮やかでとても美しいので、自宅に飾っておきたいほどです。

今回のイベントを企画した反射炉ビヤ醸造長・山田隼平さんに今回の意気込みを伺いました！

ビールがどのようにして仕込まれているのかも気になりますが、薔薇の花がいったいどのように利用されるのかはさらに気になるところ。想像しただけでワクワクしてしまいます。

仕込みの合間には、山田醸造長自らが視聴者の疑問に答える「質問コーナー」も時間の許す限り開催されるそう。「バラを使おうと思ったきっかけは？」「実際に造ってみてどうだった？」など個人的にも聞きたいことはたくさんありますが、醸造している人に直接声を届けられるこの機会にぜひ質問してみたいですね！

イベントのお供にはビールを

仕込みの様子を見られるだけでもワクワクしますが、さらに嬉しいのが、反射炉ビヤのビールを味わいながら仕込みの様子を観られること。

反射炉ビヤのスタッフが厳選したビール6本セット（1本/330ml）も届きます！生配信当日までにビールの到着を希望する方は、2021年5月25日(火）までに注文してくださいね！イベントを視聴しながら、ビールも一緒に楽しみましょう！


お申し込みの際は、反射炉ビヤのオンラインショップにてチケットをご購入ください。また、動画は招待されたFacebookグループでの視聴になりますので、Facebookアカウントをお持ちでない方はあらかじめアカウントを作ってからチケットを購入することをおすすめします。

当日どうしても日程の都合が合わないという方もいるかと思いますが、配信された動画はアーカイブにて2021年6月30日（水）まで視聴できるのでご安心ください！


ありそうでなかったのでは？というオンライン仕込みイベント。さらに、醸造長も初の薔薇を使ったビールということで、そのワクワクも一緒に体験できる貴重な機会です。おいしいビールが造られる工程を見ると、いつも飲んでいるビールがより身近になりそう。ぜひ、新しいビールが造られる瞬間をご覧ください！