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Bar 世界中のビールとフードが楽しめる!東京ドームシティ「FOOD STADIUM TOKYO」に行ってみた

2024/10/03


皆さんはフードホールという言葉を聞くとどのようなイメージが浮かびますか?

お買い物と食事を同時に楽しむフードコートとは違い、食事そのものを楽しんでもらうことを前提に作られたフードホール。こだわり抜かれた料理たちを一度に楽しめるのが魅力です。

そんなフードホールが東京ドームシティにオープン!その名も「FOOD STADIUM TOKYO」。 FOOD STADIUM TOKYOでは世界各国の料理だけでなく、多彩なビールも楽しめるということで、編集部が取材に行ってきました!


FOOD STADIUM TOKYOってどんな施設?


2024年6月24日にオープンしたFOOD STADIUM TOKYO。

水道橋駅西口を出てすぐの歩道橋を渡ると見える黄色いビルの2Fにあり、東京ドームシティの玄関口となっています。


ホール内に入って驚くのは煌びやかな装飾が施された空間!

「エンタメフードホール」をコンセプトとしていて、お酒と食事の両方を楽しめる非日常、ワクワク感、イベントの臨場感が味わえる空間を目指して作られたそう。


店内はとても広々としていて、テーブル席からソファー席、カウンター席など種類も豊富。モニターでは野球の試合も放映されていて、東京ドームで試合がある日もない日も楽しめるようになっていました。

多様性溢れる11店舗から好きな料理を選べる!

 店舗概要

1.クラフトビアマーケット
 (クラフトビール×ハンバーガー)
2.ベトナム屋台バインセオサイゴン
 (ベトナム屋台料理)
3.新御茶ノ水 萬龍
 (町中華)
4.ニュー大金星
 (食堂&酒場)
5.A destra Salvatore
 (イタリアン)
6.蟻月
 (もつ鍋と九州料理)
7.Don Chava(ドンチャバ)
 (メキシカン料理)
8.ラーメン&酒バル 麺屋一燈
 (ラーメン・酒バル和食)
9.台湾点心とビール 恒久飯店
 (点心・台湾中華・ビール)
10.BROOKLYN STAND
 (カフェバー)
11.水道橋 すしわさび
 (寿司・海鮮・つまみ)


FOOD STADIUM TOKYOには個性溢れる11店舗が出店。和食を始め、中華やイタリアン、メキシカン料理など多種多様なグルメを一度に楽しむことができます。

野球だけでなく、様々なエンターテインメントを提供している東京ドームシティならではのフードホール。入り口に立つだけで心が踊りました。

厳選6店舗のビールやフードを飲食してみた


ホール内を一周して、胃袋が無限にあれば全てのお店を回りたいという気持ちを抑えながら、6つのお店を取材させていただきました!

1. クラフトビアマーケット


まず訪れたのはFOOD STADIUM TOKYOの入り口にある「クラフトビアマーケット」。

都内を中心に全国各地にお店を構えるクラフトビアマーケットの中で、ビーフパティを鉄板でぎゅっと押し付けることが特徴の「和牛スマッシュバーガー」を提供する唯一の店舗です。


常時20種類のクラフトビールが繋がれているだけでなく、レギュラーサイズで700円・ラージサイズで1,000円と非常にお手頃な価格でクラフトビールが楽しめるのがとても魅力的です。

ラインナップにもこだわっていて、アメリカのハンバーガーに合うビールを厳選して選んでいるそう。


クラフトビールをリーズナブルに提供しているのは「クラフトビールの裾野を広げていきたい」という想いがあるからだそう。

店外にはテイクアウト用の注文スペースも設けられていて、ホール内だけでなく外でも楽しむことができます!

■ 『Joy Hopposites Doble IPL』CRAFTROCK BREWING(LARGE:税込1,000円)



20種類の中からCRAFTROCK BREWINGの「Joy Hopposites Doble IPL」をいただきました。
※なくなり次第樽を交換するため、販売していない場合があります。
アルコール度数は9.5%と高めですが、ラガーのキレでゴクゴクと飲めてしまうこのビール。肉肉しいハンバーガーと一緒に飲んでもしっかり存在感を出してくれそうな一杯です。
クラフトビアマーケットではハンバーガー以外にもポップコーンやポテトフライなどの軽食を販売していて、なんとドームにも持ち込みができるのだとか!野球観戦の日にもさっとテイクアウトして試合を楽しみたくなりますね。


2. ベトナム屋台バインセオサイゴン


続いてお伺いしたのは「ベトナム屋台バインセオサイゴン」。元々恵比寿にお店を構えていて、FOOD STADIUM TOKYOのオープンをきっかけに移転をしたそう。

ベトナムの中でも南部に位置するホーチミンの料理をメインに提供しています。現地の屋台をイメージした外観に、ベトナム渡航経験のある方は懐かしさを感じるのではないでしょうか。

■『ハノイビール』(税込800円)

選べるベトナムビールは4種類。今回はベトナムの首都であり北部に位置する、ハノイ・ビア・アルコール飲料総公社(通称HABECO)の『ハノイビール』をいただきました。
グラスに注ぐと東南アジアのビールらしく、淡いゴールドカラーが印象的で爽やかな香りが漂います。口にしてみると水々しいフルーツのような味わいとほどよい苦みが心地よく、すぐに飲みほしてしまいそうな味わいです。

■海老と豚肉入り バインセオ(税込1,480円)

で、でかい...!と編集メンバー全員が声をあげたのがこちらのバインセオ。ベトナム風お好み焼きと呼ばれている南部ホーチミンの名物料理です!

なんとこちらのバインセオ、ホーチミンで15年以上修行をしてきたベトナム人シェフが調理しているとのこと。東京ドームシティで現地の味を楽しめるのは目から鱗です。

実際に食べてみると外側はサクサク、中心はモチモチと食感から楽しい!具材もたっぷりで食べ応えも抜群です。備え付けのヌクチャムというベトナムの醤油・砂糖・ニンニクなどをベースにしたタレも絶品。
ヘルシーなのに大満足の一品に、思わず舌がうなりました。


3. ニュー大金星


続いて訪れたのは門前仲町に本店を構える大金星が手がける新業態の「ニュー大金星」。

一目見るだけで懐かしさを感じる提灯と居酒屋を彷彿とさせるメニューに、厨房を見渡せるオープンキッチンがとても印象的です。

■『SAPPORO 生ビール』(税込660円)


店名の通り、提供しているビールはSAPPORO生ビール!キンキンに冷えたグラスでの提供が嬉しい。
喉越しを味わうと不思議と「帰ってきた」と思わせてくれる安心感があります。

■鉄板焼きそばオムレツのせ(税込803円)

ニュー大金星では注文後に目の前の鉄板で調理される焼きそばがおすすめとのことでオムレツのせで注文。茶色のソースが濃厚に絡んだ焼きそばの上を、絶妙な半熟具合のオムレツで包んだ、見るだけで幸福度の高い一品。
実際に食べてみると、鉄板で焼かれた甘めのソースが香る焼きそばの風味と濃厚さに思わず舌が唸りました。


4. Don Chava(ドンチャバ)


続いてお伺いしたのはメキシコ料理タコスやブリトーなど、本格的なメキシコ料理を提供している「Don Chava(ドンチャバ)」。

なんと本店は本場メキシコの人気リゾート地「プラヤ・デル・カルメン」にあり、日本には初上陸のお店だそう。


さらに店舗を運営するのは関東を中心に「世界のビール博物館」を展開するZATOグループ。

メキシコといえばコロナビールが主流ですが、Don Chavaではメキシコ料理に合う世界の様々なビールを常備しています。

■『Franziskaner Hefe Weissbier(フランツィスカーナー へーフェヴァイスビア)』(税込990円)



店主さんに注いでもらったのはドイツの伝統製法でつくられたフランツィスカーナーのへーフェヴァイスビア。専用のグラスに注いでもらえるので、メキシコだけでなくドイツを感じることもできるのが面白いです。
実際に飲んでみるとクリーミーな泡の奥にヴァイスビアらしい小麦の軽さとバナナのような甘い香りが漂い、ビール欲が一気に満たされていくのを感じます。


■メキシカンタコス ビーフ ランチ限定(税込1,280円)

甘くスッキリなへーフェヴァイスビアのお供に看板料理のメキシカンタコスをいただきました。全て手作りの6種類の中から選べるソースは人気 No.1のパストールをチョイス。
実際に食べてみると、トウモロコシの甘い風味のトルティーヤと、スパイスでしっかり味付けされたビーフ、その上に絡むソース達が相性抜群!本場メキシコにこだわったその味は東京にいながら異国にいる気分を感じさせてくれました。

5. 台湾点心とビール 恒久飯店


続いてお伺いしたのはフードホールの入り口を入って右手にある「台湾点心とビール 恒久飯店」。

点心を蒸す湯気が立ち込める様子はまさに台湾!こちらはRIO BREWINGを展開するEVER BREW社が手がける飯店です。


特徴はなんといっても全てのビールサーバーにデリリウムのピンクの象が立っていること。デリリウムのタップビールが常に飲むことができるので、ベルギービール好きにはたまりません。


さらに感動を誘うのはビールの種類の豊富さ。タップに繋がれた6種類のビールの他にはRIO BREWINGの缶ビール10種類が常備されていて、日によってメニューも入れ替わるそう。

デリリウムのためにも、時期によって変わるビールのためにも、何度も訪れたくなりますね。


■『デリリウム・トレメンス Pint』(税込1,000円)

台湾を彷彿させるグラスに注いでもらったのはデリリウムの中でも人気の高いトレメンス。デリリウム・トレメンスの意味はオランダ語で「アルコール中毒による震え」。

クローブのような香りとりんごやバナナを思わせるフルーティーさと裏腹にアルコール度数は8.5%。
その名の通り気づけば中毒になってしまいそうなおいしさと飲みやすさです。チャイナお団子カバーを身につけた女性のイラストも、中華の雰囲気を演出してくれます。


■パンダ豚まん(税込660円)/大鶏排(ダージーパイ)(税込770円)

おすすめのパンダ豚まんと大鶏排をいただきました。パンダ豚まんは東京ドームシティに一緒に遊びにきた子供も楽しめるメニューを意識して取り入れたそうです。
一口食べてみると厚みのある生地の中に甘くジューシーな餡が入っていて、幸福度高め。大鶏排はサクサクの衣に五香粉がしっかり効いていてすぐに食べ切ってしまいそうなおいしさでした。

6. BROOKLYN STAND


最後にお伺いしたのは初出店の業態である「BROOKLYN STAND」。店名の通りアメリカのブルックリンにあるダイナーを意識したカウンター席も連ねるお店です。


ビールだけでなくジェラートやコーヒーなどのカフェメニューにもこだわっています。中でもおすすめのフィナンシェは、毎日店内で焼き上げているというこだわりのスイーツ。天気がいい日はテイクアウトして外のテラスで食べるのも良さそうです。


■『ジューシーIPA』(税込935円)

恵比寿の醸造所で作られているオリジナルのクラフトビール、ジューシーIPAをいただきました。見た目はしっかり濁っていてフルーツジュースのようです。
実際に飲んでみると、想像以上にフルーティー!苦みがかなり抑えられていてジューシーさが際立ちます。苦いビールが苦手な方でもするすると飲めてしまいそうなビールでした。

FOOD STADIUM TOKYOでは毎日が食とビールの祭典


「このフードホールのために何度も東京ドームシティに来たい」

取材の途中から何度もそう思ってしまうほどお店も魅力的で、満腹で回りきれなかったことを悔やむほどでした。世界中の本格的なグルメとビールが毎日楽しめるのは本当に夢のよう。

野球好きな方も、コンサートで東京ドームを訪れた方も、どんな人にもおすすめしたいフードホールです。大勢で集まった時にも、それぞれが自分の好きなビールやフードを楽しめるのも魅力的ではないでしょうか。

FOOD STADIUM TOKYOでしかできないグルメ体験をぜひ。

 FOOD STADIUM TOKYO

〇営業時間:11:00〜23:00(フードL.o.22:00 ドリンクL.o.22:30)
※Don Chava、ラーメン&酒バル 麺屋一燈、台湾点心とビール 恒久飯店のみフードドリンクL.o.22:30
〇住所:東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル2F
〇アクセス:JR「水道橋駅」西口より徒歩3分
〇TEL: 03-5800-9999(東京ドームシティわくわくダイヤル)
〇定休日:年中無休
〇客席数:約480席(コンセント:約60席)
〇HP:https://www.tokyo-dome.co.jp/foodstadium/


東京ドームシティに新たにオープンしたクラフトビール専門店「はこぶね」も行ってみた


熱気あふれるFOOD STATIUM TOKYOから徒歩5分。東京ドームシティホテル近くにあるミーツポートエリア1階にクラフトビールとカジュアルフードのお店「箱舟-はこぶね- CRAFT BEER BAR」が9月8日にオープンしました。


はこぶねは「カンパイ!ブルーイング」と「Let's Beer Works」の常設店。スパイスが効いたアジアンフードと一緒に8種類のビールを楽しめ、うち3種類はこの店舗でしか飲めないビールです


細長い店内で窓が大きく、テラス席もあるためとても開放感がありどんなシーズンでも楽しめそう。東京ドームシティの入り口付近にあるため待ち合わせの場としてもぴったりです。

■(左から)『1759』『はこぶねピルス』『はこぶねセッション』(Rサイズ各税込850円)

3つのビールを注文してみました。
黒ビールの「1759」ビールは3.5%の低アルコールでアイスコーヒーのようにすっきり飲めてしまう爽やかさ。

はこぶねピルス」はピルスナーらしい軽やかな飲み口ながらもホップの華やかさがしっかり感じられる美味しさ。

はこぶねセッション」はシトラスやオレンジのようなジューシーな飲み口ながらもIPAらしい苦みが残る絶妙な味わいで、どのビールもリピートしたくなる美味しさでした。

ビールに飲み慣れていない方でも自分の好きなテイストが見つかるラインナップが揃っています。

東京ドームを訪れて、あまりクラフトビールを飲んでこなかった方もカフェのようにふらっと立ち寄ってみて!

 箱舟-はこぶね- CRAFT BEER BAR

〇営業時間:11:30~22:30(フードL.O.21:30/ドリンクL.O.22:00)
〇アクセス:JR水道橋駅西口から徒歩3分、東京メトロ後楽園駅から徒歩5分
〇座席数:ランチタイム 16席、その他 オールスタンディング
〇エリア:ミーツポートエリア
〇ホームページ:https://www.tokyo-dome.co.jp/shops/g-hakobune.html


東京ドームシティがビール好きの聖地に

様々なフードやドリンクが楽しめる東京ドームシティに「FOOD STADIUM TOKYO」「箱舟」が加わり、よりビール熱が高まっています。

ドームの中でも外でも、多種多様なビールを楽しむことができるようになったことで、ビールを目的に足を運びたくなってしまうほどの充実さです。

普段からビールをよく飲む人も、ビールをあまり飲んだことがない人も、東京ドームシティに遊びに行った時にはぜひ新しいビール体験を楽しんでみてくださいね。

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ライターの紹介

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kenwata ディレクター

「ビール女子」のディレクション担当。妻の妊娠中に一緒に禁酒をし「ノンアルビールでも生きていける!」の境地に達したものの、1年半ぶりに飲んだビールにただならぬ感動を覚え、クラフトビール沼に落ちる。趣味はヒトカラとカメラ。Hazy IPAを飲みすぎた結果、原点回帰してピルスナーがマイブーム。

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