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Release 【知っておきたい】賞味期限が短いビール「Stone Enjoy By IPA」シリーズってなに?新作情報も

2023/11/29

クラフトビール好きの皆さんなら一度は目にしたことがあるであろう、ガーゴイル(雨どいとして機能する、怪物などをかたどった彫刻)のロゴが目印のブルワリー「Stone Brewing」。1996年にアメリカ・サンディエゴで創業した、IPAの草分け的な存在のブルワリーです。


そんなStone Brewingのなかでも、特に人気なのが「Stone Enjoy By IPA」シリーズハロウィンやアメリカの独立記念日など、イベントの日付を賞味期限に設定するというユニークなシリーズです。

今回は、2024年のお正月が賞味期限という現在発売中の『Stone Enjoy By 01.01.24 Unfiltered IPAを実際に味わってみました!「Stone Brewing」のことや、「Enjoy By」シリーズってどんなビールなの?という豆知識までご紹介。最後まで要チェックです!


ロックな姿勢を貫くブルワリー「Stone Brewing」


Stone Brewingは、ビール好きのスティーブ・ワグナー氏とグレッグ・コッチ氏によって1996年にアメリカ・サンディエゴで創業しました。二人は“マーケットの好みに左右されない、自分の飲みたいビールを醸造する”というロックなポリシーのもと、強烈な苦みを感じるビールや攻撃的なモルティの味わいのビールなどを醸造する、唯一無二のブルワリーです。

ビールの鮮度に執拗なまでのこだわりを持つことでも知られているStone Brewingですが、2012年に販売を開始した「Stone Enjoy By IPAは、賞味期限が非常に短く設定されている、フレッシュなビールを楽しむというムーブメントの先駆けとなったIPAシリーズ。最新作が発売されるたびに日本のクラフトビールファンの間でも話題となっています。

ちなみに、日本の大手ビールメーカーは、製造日から約9ヶ月先の日付が賞味期限として設定されています。普段私たちに馴染みのあるビールは9ヶ月先まで楽しめるのに対し、Enjoy Byはリリースから1,2ヶ月ほどで賞味期限を迎えます。「自分たちが手がけるビールは、新鮮な状態が最高にうまいんだ」という想いが、しっかり反映されているのがわかりますね。


アメリカ独立記念日やハロウィン、お正月などさまざまな記念日に賞味期限が設定されたこのシリーズは、まさに「Enjoy By(~までに楽しんでね)」と、イベントを盛り上げてくれるビール。自分用に飲むのはもちろん、ギフトとしても喜ばれること間違いありません。

また、創業当時から高品質なビールを醸造し続けているStone Brewingが手がけるシリーズだけあって、その味わいはバリエーションにも富んでいますヘイジーIPAやダブルIPAなど、様々な飲み口のビールを毎回楽しむことができるので、新作の入荷を心待ちにしているファンも多いのです。


2023年に発売された「Stone Enjoy By IPA」シリーズをご紹介

2012年から販売を開始したシリーズですが、今年はすでに3種類のビールが醸造・販売されています。


■『Stone Enjoy By 04.20.23 Hazy IPA
(日本では少し言いづらいですが)アメリカで【マリファナの日】として制定されている、4月20日が賞味期限として設定されたビール。ピーチ、オレンジ、マンゴーのようなフルーティーな味わいと圧倒的なダンク感が強烈に主張するヘイジーIPAです。ヘイジーIPAは、苦みが少なくホップのジューシーな甘みが強く出るビアスタイルですが、Stone Brewingが手がけるだけあって、ヘイジーながらもしっかりと苦みを感じられる一杯です。


■『Stone Enjoy By 07.04.23 -Tangerine & Pineapple IPA-』

イギリス植民地から独立し、アメリカ合衆国が誕生したのが1776年7月4日。そんな独立記念日をお祝いして、7月4日を賞味期限としたダブルIPA。ミカンとパイナップルを使用し、ホップのフルーティーさと相まって究極の果汁感が楽しめる一杯。大量に投入されたホップの味わいが活き活きとしており、果実を丸かじりしているかのような飲み口が特徴的でした。


■『Stone Enjoy By 10.31.23 Hazy IPA

日本でも馴染みのあるイベント「ハロウィーン」をお祝いし、10月31日を賞味期限とした1杯。ホップ由来の柑橘やピーチ、マンゴーなどの華やかな香り、ダンク感が強烈に主張するヘイジーIPA。甘みを抑えたドライな飲み口なのでゴクゴク飲めてしまうビールでした。


「Stone Enjoy By 01.01.24」が登場!実際に飲んでみた


前回のハロウィーンに引き続き、日本にも馴染みのある行事、お正月を賞味期限とする「Stone Enjoy By 01.01.24 Unfiltered IPA」が、2023年11月13日(月)より注文受付を開始

大変おめでたい日の乾杯にふさわしいビールは、どんな味わいなのか?実際に味わってみました!
 
まず一口目に感じるのはがつんとした強い苦み。この強烈さこそStone Brewing!といった苦み。12種類のホップが口のなかで弾けるような、苦みとフルーティが共存した味わい。パッケージデザインの花火のイラストと、ホップが弾ける印象がリンクします。


ただ苦みが強いわけではなく、しっかりとしたコクを感じられるのは無濾過IPAならでは。アルコール度数は9.4%と高めではあるものの、不思議なことにさほど度数の高さは感じられない飲み口です。一口目に感じた強い苦みも、飲み進めていくうちにホップの味わいをより深く感じられてゴクゴクと飲むことができます。

ビール単体ではもちろんのこと、味付けが少し濃い目のお正月料理と合わせれば食中酒として楽しむこともできそうです。

そして液色がとっても美しい。グラスに入れてみると、初日の出みたいにキラキラしています。これはお祝いにふさわしい。


2024年の幕開けは「Stone Enjoy By 01.01.24」で始めよう


アメリカ・南カリフォルニアでも最大級の規模を誇るブルワリーであり、多くのファンに愛されるStone Brewing。流行に左右されず、自分たちの飲みたいものを追求し続ける、そんなブルワリーが手がける「Enjoy By」シリーズの、2024年1月1日賞味期限のビールは、まるで新年に打ち上がる花火のように12種類のホップが炸裂して、大事な記念日をさらに盛り上げてくれるビールです。

2024年の新年は、「Stone Enjoy By 01.01.24 Unfiltered IPA」を片手に迎えてみてください!

 『Stone Enjoy By 01.01.24 Unfiltered IPA』


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ライターの紹介

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羽柴観子 ライター

九州出身、東京在住。ビールと猫と映画が大好き。「春はお花見しながら、夏はビーチサイドで、秋は秋刀魚を焼きながら、冬はお鍋と…」何かしら言い訳をつけて一年中ビールを呑んでいます。美味しく呑むために毎朝のランニングにもハマり中。

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