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ーーここが、次のステージ。
屋上から見下ろしたタンクの海を前にそう実感したのが、エチゴビールの那須工場を訪れたときのこと。
全国第一号クラフトビールとして知られるエチゴビールが、30周年という節目に取得したのが、那須工場です。
那須工場では、設備のスケールの大きさに驚いたのはもちろん、工場を立ち上げる人たちの覚悟や、品質へのまっすぐな姿勢も、随所に感じました。
今回は、工場見学の様子とともに、那須工場誕生の背景や現場の声をご紹介!さらに、那須工場での初醸造ビール『笑顔が集う輝きビール』の物語をお届けします。
那須工場での初醸造ビールが、2/6新発売!
『笑顔が集う輝きビール』

栃木県にある新工場「エチゴビール那須工場」での初製造となる、エチゴビール限定醸造クラフトビール『笑顔が集う輝きビール(THE FIRST BATCH from NASU Brewery)』が、2026年2月6日(金)に新発売!酒米のまろやかで口当たりの良い風味、国産麦芽の旨味、ホップの上品な香りが特徴の、輝く色合いのすっきりとしたラガービールです。
■発売日:2026年2月6日(金)
■原料:大麦麦芽(国内製造)、ホップ、米(国産)
■アルコール度数:5%
■容量:350ml缶
エチゴビール30年の歩み

エチゴビールが本格的に動き出したのは、1994年の酒税法改正がきっかけでした。
製造免許の要件が年間2,000キロリットルから60キロリットルへ引き下げられ、中小規模でもビールづくりが可能に。エチゴビールは1994年7月にビール試験醸造免許を取得して試験醸造を開始し、同年12月にはビール醸造免許を取得します。
翌1995年2月には、全国初の地ビール・ブルーパブとして営業を開始し、同年中に瓶ビールの販売もスタートしました。
■アイコン「雄ヤギ」と守り続ける味わい
1995年に販売された瓶ビール(写真左)、1999年に販売された缶商品『ピルスナー』(写真右)日本のクラフトビールの先駆者として歩んできたエチゴビールは、個性を持ちながらも繊細なバランスの取れた味わいを重視。定番ビールは長く変わらない味わいで親しまれています。

2020年からは定番ビールのパッケージを順次リニューアルし、「Let’s be romantic, act on stage!」のメッセージと舞台で輝く人々のイラストがデザインに落とし込まれています。
■定番・人気商品とシリーズ展開

前出の4種と共に、地域性を活かした定番商品として人気なのが新潟産コシヒカリを使う『こしひかり越後ビール』。すっきりした口当たりと澄んだ旨み、後口に米の甘みを感じるラガーで、田植え風景のパッケージは墨彩画家 藤井克之さんによるものです。
限定販売から定番化した『FLYING IPA』は、クラフトビール好きの20代男性を意識して開発され、際立った苦みとシトラスの香りが特徴。

さらに2018年には女性を意識した「白熊シリーズ」第1号『ALWAYS A WHITE』が登場し、ほかにも「インド象シリーズ」「シトラストラタシリーズ」など、多彩な切り口で新しいビールを展開しています。
30年の歩みの中で、昔から変わらない味わいを守りつつ、新しい時代に合わせた挑戦も続けてきたエチゴビール。
その次のステージとなる新しい拠点が、那須工場です。今回は特別に、那須工場内に潜入してきました!
那須工場へ初潜入!
栃木県那須郡那須町にあるエチゴビール那須工場は、閉鎖された大手ビール工場を取得した、巨大な工場です。
さっそく、ビール工場に潜入していきましょう!エチゴビール那須工場 醸造課 課長 川岸琢人さんに工場内を案内していただきました。
まず最初に向かったのは、ビールを醸造する発酵・熟成タンクのあるエリア。正面のノスタルジックな雰囲気とは打って変わって、機械や配管が張り巡らされた間を進んでいきます。
途中で「何段昇るんだろう」と思うほどの階段を上った先にあったのが、建物の屋上。
そこから広がる光景が圧巻!
何十もの巨大なタンクが目の前に広がっています。
中世のお城のような建物の正面からは、タンクの姿が全く見えないため、この光景を見て改めてここがビール工場なんだということに気付かされます。
那須工場にある発酵・熟成タンクは全部で40基。30キロリットルが4基、60キロリットルが22基。そして、90キロリットルが14基もあり、巨大な醸造施設だということがわかります。
階段を降りて次の場所へ。ここは、タンクの底の逆三角形の部分がたくさん並んでいるゾーンです。
ここは、ついさっき上から見た発酵・熟成タンクの真下に当たる場所。下から見ると改めてタンクの大きさを実感します。
タンクにある数字は管理番号と容量、そしてタンクが設置された日付です。工場の設備が大切に扱われてきた歴史を感じることができます。
さらに驚いたのが、取材時、この大きさのタンクを管理する醸造メンバーが全部で4人だということ。タンク内の工程管理や清掃が自動で行えるとはいえ、ホースを繋ぐ作業などは完全に人力だそうで、かなりの重労働だとか。
次は、醸造設備がある仕込室へ。
那須工場には主に使う、仕込釜、仕込槽、麦汁ろ過槽、待ち受けタンク、煮沸釜、ワールプールという、6つの設備があります。
一回で30キロリットルの仕込ができるため、90キロリットルの貯蔵タンクに入れるとなると、この工程を3回行うことになります。
新潟工場と大きく違うのが、新潟工場には無かった仕込釜が那須工場にあること。
新潟工場では、那須工場でいう仕込槽しかありません。そのため、デコクション製法*でビールをつくる場合、仕込釜の代わりに煮沸釜を使って仕込みを行っていましたが、那須工場では仕込釜があることで煮沸釜を経由することなく、工程を進めることができるそうです。
*デコクション製法:マッシュをふたつに分け、一方は温度を一気に上げ、もう一方は一定に保つ。最後にそれらを合わせて全体の温度を上げ、まろやかさやコクを引き出す製法
新潟工場那須工場で初めてつくられる「笑顔が集う輝きビール」も、ダブルデコクション製法によりこの工場でつくられます。
また、新潟工場にはない設備として、寒冷混濁の除去設備があります。ビールを低温まで冷却し、冷えによって生じる濁りの原因物質をその段階でろ過して取り除くことができる設備で、那須工場ならではの強みのひとつです。
この設備があるのも、以前からの設備を受け継ぐことができたからこそなんです。

さらに、酵母の培養室や調合室(発酵タンクに直接入れるような果汁などを調合)、遠心分離機(製品にする前のろ過の前に遠心力によって大きい不純物を取り除く)ゾーンを経てろ過室へ。
那須工場で使用しているのが、クロスフローろ過機。中空糸膜(ちゅうくうしまく)というストロー状の膜を使い、そこから染み出させるようにしてろ過を行います。
最後に向かったのが、充填室。樽、瓶、缶などに充填される場所。
新潟工場では樽には現在でも手作業で詰めているそうですが、那須工場は自動化されています。この日は工事中でしたが、缶や瓶のラインでは長いレールがそこかしこにあり、稼働しているところをずっと眺めていたくなるような場所でした。
“中の人”に聞く!那須工場が誕生した背景
ここからは、エチゴビール代表取締役社長 阿部誠さん、そして引き続き川岸琢人さんにお話を伺います。
■工場取得の経緯は
ー2025年に30周年を迎えられました。改めて、この節目の年をどう振り返っていますか?
阿部社長「大きな出来事はいくつかありましたが、いちばん大きいのは那須工場を取得したことです。30周年の年に起きた大きなトピックスだと思います」
ー那須工場を立ち上げた背景を教えてください。
阿部社長「もともと新潟の工場だけでは生産が追いつかない状況が続いていました。増産のための選択肢として、新潟で設備を入れることも検討しましたが、用地が限られていたり、設備投資のハードルが高かったりしたなかで、(旧)サッポロビールさんの那須工場が閉鎖されるという情報を聞きつけすぐに動き、取得に至ったということになります」
ー那須という土地はどんな特徴がありますか?
阿部社長「高速道路からのアクセスが良く、物流面でのメリットが大きいこと。そして那須は観光地としての力もある。加えて、栃木県は二条大麦の産地でもあります。いろいろな条件が重なって、那須が次の拠点としても良いと判断しました」
ー新工場は、今後どんな役割を担っていくのでしょうか。
阿部社長「那須は仕込みが30キロリットルという大きな規模で、生産能力も格段に上がるので、その規模を活かして自社商品はもちろん、さまざまな需要にも応えていける設備や能力があると考えています」
■立ち上げ時のエピソード
ー那須工場の立ち上げで、印象に残っていることは?
川岸さん「工場って設備を入れたら終わりではなくて、そこから実際に動かして、手直ししながら整えていくものなんだなと改めて感じています。充填ラインも、使う前提が変われば配置や設備を見直す必要がある。那須では、回収瓶ではなくワンウェイ瓶を使う方針なので、洗瓶機は撤去しました」
ー那須工場で、どんなビールづくりをしていきたいですか?
川岸さん「エチゴビールらしさとして、バランスや安定感は大切にしたいです。そのうえで、設備が増えることでできることも増える。新しい挑戦と、毎回同じ品質で出すこと両方をきちんとやっていける工場にしたいですね」
また工場長によると、安心安全な品質や同じ味を届ける、という点は特に意識しているとのこと。国内だけではなく、海外展開も視野に入れられるポテンシャルがあるそう。「安心・安全」の担保として食品安全のマネジメントシステムFSSC22000認証取得も進めているそうです。
ー今後、那須工場でチャレンジしてみたいことは?
川岸さん「工場の特性として、ラガータイプがよりすっきりおいしくできる可能性があるので、いろんなラガーをつくっていきたいですね。個人的には、今回もお米を使っているので、“ライス◯◯”のようなお米シリーズをつくれたら面白いなと思っています。また、栃木は二条大麦以外にも、ビールに使える原料の栽培があるので、そうした素材を活かした展開も考えていきたいです」
ー那須工場の誕生と初醸造ビールの発売を楽しみにしている読者へ、メッセージをお願いします。
阿部社長「クラフトビール市場はまだまだ小さい。ここでの生産規模・能力を活かして、より多くの方にビールを届けたい。クラフトが“当たり前に存在する市場規模”になるところまで大きくしていくのが目的で、そのために今後の商品も含め、那須の能力を最大限に活かしていきたいです」
川岸さん「サッポロビールさんが使っていた設備を活かしながら、これまで以上にクオリティの高い、おいしいものをつくっていきたい。『エチゴビール変わったぞ』と言ってもらえるように頑張るので、楽しみにしていただけたらうれしいです。そして、私たちのビールに出会い手に取って下さったお客様の人生が少しでも豊かになれば、つくり手として幸せに思います」
初醸造ビールが2月に登場!「笑顔が集う輝きビール」

那須工場のはじまりの一杯として登場するのが、2026年2月6日(金)に発売予定の『笑顔が集う輝きビール(THE FIRST BATCH from NASU Brewery)』です。
エメラルドグリーンベースのパッケージは、お馴染みのキャラクターが勢揃い!
栃木・那須の新キャラとして、栃木県の県獣・カモシカくんも登場!新しい地でゴールドのビールが完成し、エチゴビールのキャラクターたちがお祝いに那須に集まってくる様子が描かれています。

日本百名山にも選ばれている茶臼岳や、新潟県佐渡島に生息するトキも、パッケージを飾ります。
原材料には、栃木県が二条大麦の一大産地であることから栃木県産二条大麦「ニューサチホゴールデン」を使ったロックスレス麦芽*を採用。さらに、エチゴビール創業の地、新潟への敬意として新潟県産の酒米を使用。
*ロックスレス麦芽:ビールの劣化の一因である酵素「LOX-1」を持たない大麦の麦芽
ホップは創業当時に想いを馳せて、ドイツ産の「ハラタウブラン」「ヘルスブルッカー」を使用。そこに那須の清らかな井戸水を処理し使用していることも特徴のひとつです。

味わいはすっきりとした飲み口で、ホップ由来の白ワインのような華やかな香り。シャンパンを想起させる印象を目指し、お祝いの場にもふさわしい一杯です。
川岸さんに、こだわりをお聞きしました。
川岸さん「『笑顔が集う輝きビール』の特徴は、原料に栃木県産の二条大麦を使っていること。もうひとつは、那須だからできるダブルデコクション製法での醸造です。デコクションは時間も熱源も労力もかかり、効率だけ考えれば別のやり方の方が早く仕上がるのですが、今回の狙う味わいには必要な製法だと考えて、時間を惜しむことなく造りました」
合わせて、どのようなシーンで味わってもらいたいか、おすすめの食事などをお聞きしました。
川岸さん「ドライな仕上がりなので、日本食が合うと思っています。焼き魚や煮魚など、魚と合わせるとおいしそうです。」

川岸さん「工場長は天ぷらに合うと言っていましたね。また、茶臼岳に登って、頂上で飲みたいとも言っていました。山登りなど非日常のシーンにも、日常使いにも合うビールだと思うのでぜひ色々なシーンで楽しんでもらえたらとのことです」
那須からはじまる、“輝き”のこれから
タンクのスケールに圧倒され、現場の工夫に驚き、そして「同じ味を、安心して届ける」という言葉に背筋が伸びた那須工場の見学。
そこにあったのは、30周年を迎えたエチゴビールが、次に向けて積み上げていくための確かな土台でした。
そして、はじまりの一杯「笑顔が集う輝きビール」。ゴールドに輝くビールを中心に、キャラクターたちが那須へ集い、笑顔が広がっていく――そのイメージは、これからのエチゴビールそのものに重なります。
那須から生まれる“輝き”が、誰かの乾杯を照らし、また新しい出会いを連れてくる。そんな未来を楽しみに、那須工場でつくられるこれからのビールも、首を長くして待ちたいと思います。
『笑顔が集う輝きビール(THE FIRST BATCH from NASU Brewery)』
- 〇発売日:2026年2月6日(金)
- 〇ビアスタイル:ライスラガー
- 〇アルコール度数:5%
- 〇醸造所:エチゴビール那須工場

お酒は二十歳になってから。
