ビールとカレーの魅力を探る9月の特集「ようこそ。ビールとカレーの世界」。第二回目は、牛もつスープがベースの「カレーつけ麺」がクセになる三軒茶屋「CURRY & BAR 2531」のご紹介です。
三軒茶屋にある個人店がひしめく魅惑のエリア、通称三角地帯に「カレーつけ麺」が人気のお店があるという事で、行ってきました!そのお店では世界のビールも飲めるのだそうです。
「CURRY & BAR 2531」のカレーつけ麺は、お店が三軒茶屋にオープンした6年前に誕生したメニューだそう。なんと、和牛でつくった「牛もつスープ」に、スパイスや豆乳ベースで作った特製スープで割って仕上げるという、何とも贅沢な仕様。その味とはいかなるものか、さっそくオーダーしてみました。
合わせるビールは、やはりカレーという事でインドのビール「キングフィッシャー」をセレクト。さっそくいただきます。ビールはボトルで10種類以上から選べます。
麺とご飯で味わう、牛もつスープがベースのカレーつけ麺
牛もつスープ由来の旨みとスパイスが心地よい刺激を持ち、そこへ豆乳ベースの特製スープが合わさるのでやわらかくクリーミーな味わいになります。麺とからめていただく幸せな味! そして、麺に添えられたトリ肉の自家製チャーシューがまた柔らかくて美味しい。これは好評につき夜営業時間のおつまみメニューとしても今や加わっているとか。
カレーつけ麺(普通盛り)800円(税込)
そして、麺を食べた後は小ライスでカレースープをいただくと、お米の甘味にカレーがからまりペロリとご飯がすすんでしまいます! これは一度で2度美味しい!
ビール女子の皆さんにおすすめなのは、麺を半玉にすると無料で小ライスがついてくるので、「半玉半ライスでカレーつけ麺」とオーダーする事です。 ちなみにランチタイムには1玉まるごとオーダーしても小ライスがついてくるサービスがあります。
カレーつけ麺誕生と音楽とのつながり
カレーつけ麺の誕生について、マスターに伺いました。
そもそもこちらのお店は「もつカレー屋」さん。そのもつカレーが誕生したのは10年以上にさかのぼるのだとか。オーナーが経営していた、中目黒の芸能人も通う焼き肉屋「ビッグママ」の裏メニューとして誕生。その裏メニューは音楽フィスティバルの「フジロック」の屋台で販売され、瞬く間に人気になったのだとか。
その後にオープンした神泉のバーでのランチメニューとなり、移動販売を経て、カレーを専門に扱う店をついに出店したのが、三軒茶屋の「CURRY & BAR 2531」だったのです。
オープン時にカレーメニューにバリエーションを加えるために誕生したのが「カレーつけ麺」でした。その経緯から、カレーつけ麺も「もつカレー屋」としてこだわりを持つ、和牛でつくる牛もつスープがベースになっているのです。しかも、焼き肉屋のお店時代からお付き合いがあるというお肉の業者さんから仕入れた鮮度の高い和牛を使用しているというのだから、ほんとに贅沢です♪
もちろん元祖「和牛もつカレー」もお店で食べられますよ! 和牛もつしか使用していないので、臭みがないのが特徴だそうです。
ところでこちらのマスターAKIRAさんは、プロの作曲家でしてSKE48の曲も手がけているそうです。音楽好きにもたまらないお店。マスターがいる時はカウンター席でそんな話をしながらいただくのもまた楽しみですね。
10種類以上のボトルビールが味わえます。
三軒茶屋の三角地帯(飲屋街)という場所柄男性客が多いかと思いきや、近くの女子大生や1人で通う女性客も多いのだとか。飲んだ後の締めに、カレーつけ麺を食べにくる人たちも続々。
ディープな三軒茶屋エリアで、ビールを飲みながらでも飲んだ後でも、とっておきの「カレーつけ麺」を楽しんでみてはいかがですか。
CURRY & BAR 2531
◯住所:〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-13-10
◯営業日:<月~土>(昼)11:30~14:30(夜)18:00~24:00 <日曜・祝日>11:30~16:00
◯ホームページ:https://www.sancha2531.com/
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