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ようこそ、カレーとビールの世界。 Column ビールで煮込む、チリコンカンの親戚カレー

2017/09/08

ビールとカレーの魅力を探る9月の特集「ようこそ。ビールとカレーの世界」。第三回目は、「おうちカレー」が不得意だという(!?)ライター植井皐月による、イチ押しのカレーレシピのご紹介です。

最初にはっきりと申し上げておきたいことがある。本当に、心から、各方面への失礼を承知で申し上げたい。


わたしは!

「おうちのカレー」が

あまりすきではない!


だって肴にならないんだもの。

にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、お肉、そしてカレールー。日本の国民食として名高い「おうちカレー」は、さすが白米によく合うようにできている。嫌いと申し上げることは出来ない。ただ、正直、肴にするにはパンチが足りないのだ。パンチでないなら、情熱付近の何かが足りない。

ルーを辛口にしようと、ガランマサラを足そうと、白米が欲しくなるばかりで私の求めるものとは違うのだ。あくまで私が飲みたいものはビールなのだから。

もちろん、タイカレーやインドカレーはその限りではない。あれら赤道付近で誕生したカレーは、冷たい氷入りビールをぐっと煽りたくなる情緒がある。

今日は「おうちカレー」という私の一番不得意なジャンルから、ビール女子の皆様にがっかりされない、イチ押しのカレーレシピをお届けしようと思う。

個人的には「チリコンカンの親戚カレー」と呼んでいるものだ。


用意するもの

・挽肉(豚、鶏あたりがおすすめ)

・玉ねぎ

・ジャガイモ(豆でもいい)

・ピーマン(最悪なくてもいい)

・冷蔵庫で余っていた野菜

・トマト缶

・ビール(王道は赤ワイン)


(以下香味)

・大蒜

・生姜

・カレーパウダー

・チリパウダー(お好みで)

・ガラムマサラ

・月桂樹

・ローズマリー


この適当さ加減がお分かりだろうか。挽肉を香味で炒めて、他の野菜と一緒に麦酒とトマト缶で煮ると、このような食べ物になる。カレーは難しくないに越したことはない。だってカレーなのだから。

私の作るこれは、チリパウダー多め、かなり辛い味付けになっている。舌を攻めに攻めてくる熱情が、私の指先を煽ってくる。栓抜きを探し、冷蔵庫を開けば、晩夏の喜びが体中から溢れ出すだろう。無論ビール女子であれば、ビールで煮込む時に残りを既に飲んでしまっているはずだけれど。

チリコンカン由来に倣って、共に添えるビールはやはり「コロナ」をお勧めしたい。ライムがあれば尚好しだ。スパーシーで熱くて辛い。冷えたビールを飲まない道理はどこにもないだろう。


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酒を片手に、物を書く。著作:小説「チョコレート工場のある町」 、連載エッセイ「月刊ビミー」

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