夏のテラス席、水辺でクラフトビールが楽しめるT.Y HARBOR(ティーワイ ハーバー)にて、「夏に飲みたくなるカカオビール」をテーマにしたビールのお披露目会が開かれました。
T.Y. HARBOR BREWERYと、日本でのクラフトチョコレートの先駆けMinimal -Bean to Bar Chocolate-がタッグを組んだ第3弾となるビール『CACAO SOUR ALE(カカオサワーエール)』です。
実力ある2社がコラボ!「カカオ×ビール」
『CACAO SOUR ALE』は、1997年まだ「クラフトビール」という言葉を聞き慣れない時代からビールを醸造する「T.Y HARBOR BREWERY」と、カカオ豆の焙煎からチョコレートになるまでの全行程を作り上げて販売するBean to Bar Chocolate、クラフトチョコレートの先駆け「Minimal」が共同開発。
今回は2015年から始まった、2社による「カカオ×ビール」のコラボレーション第三弾となります。
大勢のメディアや関係者が集まり活気あふれる会。まずはT.Y.HARBORを運営するTYSONS&COMPANY 代表の寺田氏(右)、Minimal代表の山下氏(左)からの挨拶がありました。
意外な見た目! どんな味わい?
ところで、今回醸造されたコラボビールの『CACAO SOUR ALE』、いったいどんな色のビールだと思いますか?
カカオというと、ダーウブラウンの色をしたカラメル感のあるビールを想像する方が多いのではないでしょうか。そんな中登場したビールはこちら!
想像よりも明るい色です。飲んでみると、パッションフルーツやライチのようなトロピカルな香り、フルーティーで爽やかな酸味を感じる味わい。フィニッシュにほんのりカカオニブのロースト香が漂います。
カカオをビールで表現したい
今回のビールには、カカオパルプ(果肉)を加えて乳酸発酵させて、熟成期間にカカオニブを浸けているとのこと。
Minimal山下さんが右手に持ったカップに入っているものがカカオパルプ(カカオの果肉)をジュースにしたもの。左手にはカカオポッド。この中に果肉に包まれたカカオ豆がぎっしり並んで入っています。
カカオパルプはカカオ豆を覆う白い果肉ですが、ライチのような甘酸っぱい味わいがします。実はカカオも発酵が命。チョコレート作りにおいて、このカカオパルプがカカオ豆の発酵を促す大事な役割を担うのです。この過程をビールで表現したのだとか。
「カカオがフルーツからチョコレートになるまでのプロセスをビールを通して知って体験してもらいたかった」とT.Y.HARBOR BREWERYブルーマスターの阿部さん。
ところでコーヒーが豆の産地や煎り具合により味わいが変わるように、カカオにも産地があって味わいが様々です。今回のコラボビールには『タンザニア産』のカカオニブを使用。こちらはシトラスや青リンゴ、トロピカルフルーツを感じる爽やかな風味が特徴です。
『CACAO SOUR ALE』は2018年7月1日より天王洲T.Y HARBOR、原宿SMOKE HOUSE、Minimal富ヶ谷店で販売開始されました。心地よい酸味とカカオの果実やニブの味わい楽しめる新感覚のビール『Cacao Sour Ale』、夏の間にぜひ体験してみてくださいね!
Minimal-Bean to Bar Chocorate- チーム 右手はエンジニアリングディレクター朝日さん
T.Y. HARBOR (ティーワイ ハーバー)
〇住所:東京都品川区東品川2-1-3
〇電話:03-5479-4555
〇営業時間:平日:11:30〜14:00 L.O. 17:00~22:00 L.O. 土日祝:11:00~22:00 L.O.
〇定休日:なし
〇URL:https://www.tysons.jp/tyharbor/
Minimal(ミニマル) -Bean to Bar Chocolate- 富ヶ谷本店
〇住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9
〇電話:03-6322-9998
〇営業時間:11:30〜19:00
〇定休日:なし
〇URL:https://mini-mal.tokyo/
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