こんにちは!ブラジル在住のビール大好き日本人・Ayumiです。コロナ禍のなかでも日々いろいろなビールを楽しんでいます。
地球の反対側であるここブラジルのベロオリゾンテは、コロナの影響で飲食店の営業に規制がかかっていましたが、現在は緩和されて夜10時までの営業が可能となりました(※1)。
それでも、まだ外呑みはちょっと怖い…。でもブラジルには、外出しなくても自宅で「シュハスコ(Churrasco)」(=ブラジル版バーベキュー)を楽しむ習慣があるんです。
コロナ前はそれこそ数十人単位で集まり楽しんでいたシュハスコを、今は親しい人と少人数で集まって楽しんでいます。
ということで、先日身近な人たちで開いたビールと楽しむシュハスコ会の様子をご紹介します!
シュハスコとビールと週末
ブラジル人はシュハスコが大好き。
シュハスコとは、牛肉・豚肉・鶏肉などを鉄製の大きな串に刺し(刺さないパターンもあり)、シュハスケイラと呼ばれる専用の窯で焼いて食べる豪快な料理です。
庭付き一軒家には必ずと言っていいほどこのシュハスケイラが設置されていて、マンションの共有スペースにも設置されているほど、ブラジル人にはとても馴染み深いんです。
週末には家族や友人が集まって、昼からビールをゴクゴク、お肉をパクパク。夜が更けるまで何時間も延々と呑み続け食べ続けます(笑)。
生ビールは樽でオーダー!
このシュハスコに欠かせないのは、もちろんビールです!
缶ビールや瓶ビールでも十分楽しめますが、個人的には生ビール!注ぎたてを炭火で焼くお肉と一緒に味わえば、もう最高の一言。
ベロオリゾンテには、樽生を家庭にも届けてくれるお店がいくつかあり、ガス圧バッチリのビールサーバーもレンタルしてくれ、さらに翌日には回収にも来てくれてとても便利!
今回、ブラジル人の親友宅でのシュハスコに、早速生ビールをオーダーしました。
せっかくなので地元では最も歴史あるクラフトビールメーカー、Krug Bierのピルスナー30リットル樽を。
お値段は日本円で約8,500円。1リットルあたり約280円って超お得ですよね。
30リットル樽以外に50リットル樽もあります。ちなみに今回ビール好き7人参加。すなわち1人当たり約4リットル計算です(笑)
昼からお肉+ビール=至福
樽とビールサーバーは当日、もしくは前日夜に届けてくれます。
セッティングもすべてお店の人が設置してくれる上に、プラカップまでお届け。なので我々はただ注ぐのみ。
お肉も、日本だったらめったにお目にかかれないような豪快な塊をドーンと買って準備万端。ちなみに味付けはシンプルに岩塩のみ。素材の味で勝負です。
冷え冷えで状態バッチリの生ビールを飲みつつ、炭火でお肉を焼いては口に運ぶ。これを延々と数時間。
シュハスコでは焼きパイナップルも定番。口の中がさっぱりしてまた食欲が復活します。え、ダイエット?明日からにしましょう(笑)
ブラジルは騒音に寛大な国なので、お庭で好きな音楽をかけながら親しい友人とのんびりトーク。うん、理想の休日ですね!
ということで、今回も地球の裏側でのビールの楽しみ方を紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?皆さん、今日も美味しいビールを!
Saúde(乾杯)!
【参考/備考】
(※1)ブラジルでは、各自治体によって規制ルールが異なります。夜10時までの飲食店営業許可は、ベロオリゾンテでの規制です。
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