Bonjour!!
編集長のyuccoです。今回は約3週間に及ぶドイツでのビール女子旅をその土地の文化と絡めてお伝えできたらと思います。
さて、第一回目は文頭のBonjour!!の挨拶でお気づきかもしれませんが、ドイツからではありません。ドイツへ向かう旅の途上、立ち寄ったベルギーのブリュッセルでのできごと・・・。
ベルギーはいわずと知れた、ドイツに並ぶビール大国。もちろんブリュッセルにも国内から集められたビールを取り扱うBarや酒屋がいっぱい。ガイドブックで調べ、いざ街へ繰り出すと・・・。なにやら大音量で音楽を流すトラックの列が。
警察も出動するほどの騒ぎようで、騒いでいる若者の中にまぎれてのぞいてみると、みんな手には大きな軽量カップに入ったビール!!
彼女たちに聞くと、12月6日は毎年聖ニコラ祭。日本ではサンタさんの愛称で親しまれるひげのおじさんの命日で、本来、お菓子などを食べて楽しむのはこの日で、誕生際の25日は教会に行く日なのだとか(地方によってもさまざま)。
この日、ブリュッセルで学生はこの大音量トラックに乗った人からビール注いでもらい、みんなでビールを飲んで踊るのだそうです。中には伝統的な聖ニコラのズケットのようなものを被ったり、衣装を着たりしている人もいます。もともと学問の守護聖人のニコラの命日ということも関係しているのか、学生の象徴(?)白衣を着ているひともいます。軽量カップでビールを飲んでいるのも、学問にまつわるものの印なのかもしれません。
ブリュッセルのビール女子に声をかけ、聞いてみましたがもはやただの酔っ払いと化していていまいち本当の理由はわかりませんでした。(笑)
お国違えば文化もさまざまで、生活の中にキリスト教の文化が息づくヨーロッパ。この時期は街中がクリスマスムード一色です。
でも、同じヨーロッパでもここはベルギー。外気温は一日中5度前後でも外でビールを飲みながら騒ぐところがお国柄というものなのですね。
最後にはニコラ様とも遭遇。ビール女子たちとともにパチリ。
ビール女子