第1弾「ビールの購買をためらう女性に関する調査」の第1報「ビールをためらう女性とその心理について」を数回に分けてまとめています!
第2回まではビール女子の人口を見てきました。ビール女子は減少しているという悲しい結果に・・・。しかし、一縷(いちる)の望み、”コアな”ビール女子の割合は減少していませんでした!(人数にすると減少していましたが・・・)
第3回の今回は「周囲へ与えるイメージを気にしてビールを飲むことをためらった割合」(“ためらい率”)について見ていきます。
ビールを飲むことをためらった経験があるビール女子は5人に1人いる!
下の2つのグラフは、左が「ビールを飲む女性」の中での“ためらい率”、右が特にビール好きに限定した場合の“ためらい率”です。
どの世代でも20%以上ためらった経験があるビール女子がいるようです。つまり5人に1人はためらったことがある!20代に限定すると4人に1人に!
そして、ビール好きに限定すると、20代は大きく増加し、30代は微増、40代は微減。ビール好きほど「ビールが飲みたい!」と思う機会が多くなるので、そのぶんためらった経験のある人が多くなるかもと思っていましたが、大きく増加したのは20代のみ。30代以降は20代がためらう状況でも飲めちゃうのでしょうか?そもそもためらうようなところに行かないのでしょうか?なにかここに心理的な変化が見て取れます。
“ためらい率”と結婚は無関係!?
それでは、20代と30代との間で心理的な変化として思いつく、結婚について見た結果があったので、見てみましょう。
同じデータを未婚・既婚で分けてみましたが、ほとんど変わりません。結婚以外に考えられる心理的変化はなんでしょうね?
今回わかったこと。
“ためらい率”は若い人ほど高い!これはなんとなく感じていました。でもビール好きに限定すると、増加したのは20代のみ。これは意外でした。20代と30代の間にはなにかがありそう。その理由として結婚でないとなると・・・?
そこで次回は世代別の心理的変化を探りつつ、「ためらった原因」を見ていこうと思います。お楽しみに!