News 【12月第4週】新商品＆ビールイベントまとめ｜編集部が気になった最新ビールニュース9選

今週の最新ビールニュースをお届けします。

道産ホップ香る『サッポロ クラシック』、温度で色が変わる『一番搾り』春限定缶や、お好み焼専用ビールなど、今週注目の新商品＆イベント情報をお届け。買い物リストや週末のお出かけ先の参考にどうぞ！

道産ホップの香りを楽しむ『サッポロ クラシック 春の薫り』数量限定販売

サッポロビール株式会社より、毎年好評の「サッポロ クラシック」ブランドシリーズの春限定商品『サッポロ　クラシック 春の薫り』が、2026年3月3日（火）に北海道エリアで数量限定発売されます。

2016年から続く企画で、今年で11年目を迎えます。原料には、サッポロビールが開発し2021年に品種登録された北海道産ホップ「フラノマジカル」を使用し、さらに一部に熟成道産ホップを採用。春を思わせる軽やかな香りと、クラシックらしい程よい苦みのバランスが特徴です。

■公式HP：https://www.sapporobeer.jp/classic/

『一番搾り』春限定デザイン缶が登場！温度で色が変わる特殊インキを初採用

キリンビール株式会社より、『一番搾り 限定春示温インキデザイン缶』、『一番搾り 糖質ゼロ 限定春示温インキデザイン缶』、『一番搾り ホワイトビール 限定春示温インキデザイン缶』（350ml缶、500ml缶）が、2026年2月3日（火）から全国で期間限定発売されます。

本商品は、温度によって色が変化する示温インキを同社の缶商品として初めて採用した点が特徴です。冷蔵庫などで約10℃以下に冷却することで、缶にデザインされた桜の花びらが鮮やかなピンク色に変化し、視覚的に飲み頃を知らせる仕組みです。中味は通常の商品と同様です。

■公式HP：https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/ichiban/

オタフクソースと共同開発！お好み焼専用クラフトビールが登場

広島市のクラフトビール醸造所「HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING」は、オタフクソース株式会社と協業し、お好み焼と合わせて楽しむことを想定したクラフトビール『OKONOMIYAKI ALE（お好み焼エール）』を12月8日（月）から発売しました。

本商品はペールエールをベースに、シナモンやコリアンダーなどの香辛料と、ソース原料にも使われるデーツを採用しています。スパイスの香りと穏やかな甘みが重なり、甘辛い味付けのお好み焼と調和しやすい味わいを実現しています。アルコール度数は5％。広島を代表する食とビールの組み合わせを意識した、地域性の強いコラボレーション商品です。

■公式HP：https://hiroshima.beer/

しまなみブルワリー、冬季限定『ダークラバー ウインター』を再販売開始

株式会社しまなみブルワリーより、冬限定の濃色ラガー『ダークラバー ウインター』の再販売が、12月23日（火）から始まっています。

『ダークラバー ウインター』は、黒ビールを季節ごとに提案する『ダークラバー』シリーズの冬仕様で、約2年ぶりの登場です。スタイルはドイツ伝統のプレミアムボックで、麦芽使用量は定番比1.4倍、熟成期間1.5倍、アルコール度数は7％に設定されています。ロースト麦芽由来のコクやほろ苦さに加え、ほのかな甘みも感じられる味わいが特徴です。少し高めの温度帯で飲むことで、麦芽の風味の広がりも楽しめる冬向けの一杯です。

■公式Instagram：https://www.instagram.com/shimanami_brewery/

冬限定で再登場！焼き林檎を使ったアンバーエールが今季仕様に刷新

株式会社グリップセカンドより、自社醸造所「RACINES MICRO BREWERY」にて、冬季限定のクラフトビール『焼き林檎アンバーエール』が、12月25日（木）から順次発売されます。

2シーズン目となる今回は、主原料であるリンゴの使用量を前回の12kgから15kgへと増やし、製法もアップデートされました。低温でじっくりと加熱したリンゴピューレを使用することで、果実本来の風味と焼きリンゴ特有の香ばしさをより鮮明に引き出しています。また、シナモンのスパイス感と調和するホップを採用し、アルコール度数は5.5％とやや高めに設計されました。


原料には、群馬県産の規格外リンゴを積極的に活用しており、食材の有効利用にも貢献しています。本商品は、南池袋や青山、麻布台などの系列店舗において、2026年1月末頃までの期間限定・数量限定で提供される予定です。

■公式HP：https://grip-magazine.jp/

銀座ライオンLEOが大崎にオープン！開店初日は生ビール半額

株式会社サッポロライオンは、1月5日（月）、東京・大崎の複合施設「ThinkPark」内に「銀座ライオンLEO ThinkPark店」をオープンします。

１世紀以上の伝統がある「銀座ライオン」は、独自技術の一度注ぎによる『サッポロ生ビール黒ラベル』を中心に、複数種の生ビールを提供してきた老舗ビヤホールです。新店舗では新業態の「LEO」スタイルとして、少人数や個人利用にも対応した小皿料理が充実。1月5日のオープン当日には、全種類の生ビールを終日半額で提供するイベントが実施される予定です。

■公式HP：https://www.ginzalion.jp/shop/brand/lionleo/tp-osaki.html

黄金湯×BATHE YOTSUME BREWERYのビールを味わう滞在プラン

東京・錦⽷町にある「ロッテシティホテル錦糸町」より、墨田区の人気銭湯「黄金湯」の入浴券付き宿泊プラン「下町銭湯でととのう旅 ～墨田区の人気銭湯「黄金湯」入浴券＆クラフトビール付きプラン～（朝食付き）」が、12月25日（木）から発売されています。

黄金湯が手がける自家醸造ビール『BATHE YOTSUME BREWERY』のクラフトビールが客室で楽しめるプランです。入浴券を利用して伝統的な銭湯文化を体験したあと、プライベートな空間で鮮度の高いクラフトビールを堪能する体験を楽しめます。


「BATHE YOTSUME BREWERY」は、“お風呂上がりに楽しめるビールを自分たちの手で造りたい”という想いから、黄金湯のオーナーが立ち上げた自家醸造所です。湯上がりを想定した穏やかな飲み口が特徴で、客室から望むイーストトーキョーの街並みとともに味わえます。銭湯体験とクラフトビールを組み合わせた、下町ならではの滞在プランです。

■予約ページ：https://go-lottecityhotel.reservation.jp/ja/plans/10181235?adults=2

キリン「2024年 世界主要国のビール消費量」発表。中国が22年連続首位

キリンホールディングス株式会社が、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、計170の世界主要国および各地域における2024年のビール消費量を発表しました。

2024年の世界におけるビール総消費量は約1億9,412万キロリットルとなり、前年比で0.5％増加しました。これは東京ドーム約157杯分に相当する規模です。

国別の消費量では、中国が22年連続で首位を維持しました。日本は前年比2.7％減となり、2023年と同じく世界11位の結果となっています。一方インドでは、前年比14.6％増と主要国の中で最大の伸びを記録しました。また、南アフリカも7位へ浮上するなど、特定の国々が全体の消費量を押し上げる要因となっています。

■公式HP：https://www.kirinholdings.com/jp/

残り4日！岩手・三陸ビールのクラウドファンディングがいよいよ大詰め

岩手県大船渡市を拠点とする「三陸ビール」が、2025年12月の自社ブルワリーおよびタップルーム開業に向け、クラウドファンディングを実施しており、プロジェクトの募集期間が残り4日になりました。

同社は2018年の創業以来、委託醸造による「ファントムブルワリー」として活動してきました。今回のプロジェクトでは、大船渡市の「キャッセン大船渡」内に本格的な醸造設備と10タップを備えたタップルームを新設し、自社製造体制への移行を目指します。目標金額は500万円で、集まった資金は醸造設備の導入費用に充てられます。


リターンには、新施設で使えるビールチケットや限定オリジナルグッズ、施設内への名入れ特典などが用意されています。また、三陸ビールはこれまで地域素材を使ったビールづくりや、災害支援への寄付などを継続して実施してきたブルワリーです。ファントムブルワリーとして培ってきた歩みを、自社醸造へつなげる挑戦でもあります。支援受付はまもなく終了予定のため、この節目を応援したい方は、ぜひ今の機会にクラウドファンディングへの参加をご検討ください。

■プロジェクト詳細：https://camp-fire.jp/projects/884868/view
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