こんにちは!通勤中にビール関連の本を読み漁っているライターきのこです。6月29日に世界初となるマンガで描かれたビールの本が発売されました!
それが、この『恋するクラフトビール』!
大きなグラスを抱えている女の子が主人公です。『恋するクラフトビール』は、ビールに関する知識がゼロでも読みやすいコミックエッセイです。さっそく、その内容をご紹介します!
ビアスタイルと会話する主人公!
『恋するクラフトビール 』は 、ビールが苦手な主人公「二条麦穂」が、個性的なキャラクターやビアバーの常連さん達と出会い、味わいやそのスタイルが生まれた背景を知り、少しずつビールを好きになっていく物語です。
このコミックの大きな特徴は、ビールの種類(ビアスタイル)がキャラクターで表現されていること。それぞれ見た目や性格が異なり、スタイルの特徴が分かりやすく描かれています。
代表的な9種類のビアスタイルを紹介
『恋するクラフトビール 』では、9種類のビアスタイルが擬人化され、丁寧に紹介されています。
例えば「ホワイトエール」くん、さわやかイケメンです。
代表的な銘柄が紹介されているので、気になったらすぐに試すことができるのがいいですね。さっそく、ヒューガルデンを飲んでます。
ビールの味わいを言葉を使わず表現!
「香り・味わい・後味」がイラストで表現されていて、ビールの味わいが直感的に伝わります。味や香りの感じ方は人それぞれですが、文字で表現しないという、このアプローチが面白いです。
「ビールの魅力を感覚的に」
『恋するクラフトビール』を手がけるのは、ビールをテーマに活動しているイラストレーターTOA(久保沙織)さん。監修は日本ビアジャーナリスト協会副代表の野田幾子さんです。
著者のTOAさんはこの本について次のように話します。
私はもともとビールが嫌いでした。そんな気持ちをガラッと変えたのは、おいしいクラフトビールとの出会いでした。しかし、いざビールのことを知りたいと思った時にどうしたらいいのかわからず困った経験がありました。
『恋するクラフトビール』は、世界でも有名な9種類のビアスタイルについてスルスル学べる楽しい漫画です。基礎的なことはもちろん、少し踏み込んだ内容も学べるコラムもついています。イラストをふんだんに盛り込んだ、ビールの魅力を感覚的に感じることができる、今までにないビール入門本です。
ビール片手に読みたい一冊
『恋するクラフトビール』は、クラフトビール初心者の方だけでなく、ビール好きが「おっ!」と思う仕掛けがあり、隅から隅までじっくり楽しめる1冊です。ビアスタイルのセリフにクスッとしたり、コラムを読んで「へー」と感心したりと、最後まで楽しく読むことができます。
なにより、イラストがとっても可愛いんです!
例えば、今飲んでいるビアスタイルの話を読むと、より一層、おいしくなること間違いありません!ぜひ、ビールを飲みながら読んでください。
TOA[久保沙織]
熊本県生まれ、茨城県土浦市育ち。筑波大学芸術専門学群ビジュアルデザイン専攻卒業。イラストレーター・漫画家。東京都在住。イラストを活かして未知の世界と人とをつなぐ「扉」のような作品作りを目指す。黒板・ガラスなどの大きなペインティングから、書籍の挿絵、漫画なども手がける。手描きタッチの表現豊かな作品が多く、特に食にまつわるイラストが得意。イラストと文章で綴った同人誌『ビール手帳』(2016)が話題になり本書の出版へ至る。
HP:ILLUSTRATOR TOA’S WORKS(http://toaworks.tumblr.com/)
『恋するクラフトビール』
著者:TOA(久保沙織)
監修:野田幾子(日本ビアジャーナリスト協会副代表)
出版社:株式会社KADOKAWA
価格:¥1,200(税別)
ISBN-10: 4047352233
ISBN-13: 978-4047352230
発売日:2018年6月29日
Amazon商品リンク:http://amzn.asia/83z5oRp
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