こんにちは! なな瀬です。こだわりのビールが飲めるお店の女性店長にスポットを当てた『会えるニンカシ』シリーズ。第3回目となる今回訪れたのは、谷保駅から徒歩2分程の場所にある、その名もビアカフェ ニンカシです。明るく清潔感のあるお店は、店長である伊藤 睦さんの実直な人柄そのもの。また素敵な会える“ニンカシ”を発見です。
クラフトビールの面白さに目覚める
とても可愛らしい店構えに、清潔感ある店内。カウンター奥には、13タップがずらりと並ぶ本格派ビアカフェです。まさに、カフェの良い部分と、ビアバーのクールさが融合した新しい雰囲気。ところで店長の伊藤さんは、なぜビールの虜になってしまったのでしょうか。
もともとはコーヒーに興味があり、カフェでも働いていた経験を持つ伊藤さん。ただ、お酒を扱うお店で働いてみたいという想いは元からあったのだそう。そんな時に出会ったのが、渋谷のグッドビアフォウセッツです。40タップもビールの取り扱いがあるそのお店でスターティングメンバーとして働き始め、ビールの面白さにハマるのにそう時間はかからなかったようです。伊藤さんは「コーヒーもビールも両方好きなんです。どちらも私の知らないことだらけで、新しい世界があるんですよ。それに飲食の仕事が好きなのは一貫していますね。」と話します。今では、オリジナルビールを造るためにホップも自ら育てている程のビール好きです。
自分のカフェを開く夢
そんな伊藤さんは、自分のお店を持ちたいという夢を持っていました。見事その夢を実現したのですが、初めはビアカフェではなく、コーヒーをメインにした普通のカフェをオープンしました。ところが、一緒にお店を開いた仲間が抜けることになり、一旦はお店を閉めることを決めたそう。
すべてはガンブリヌスから
そんな経緯を、お店を開く以前に短期間だけアルバイトをしていた国分寺のビアカフェ ガンブリヌスで話していると、せっかく開いたお店なのにもったいない! とオーナーが、ガンブリヌスの2号店としてビアカフェをやらないかと話を持ちかけてくれたのです。あっという間に話は進み、ビアバーに業態を替えて再スタートを切ることになりました。数ヶ月しか一緒に働いていない自分を応援してくれたことに、話を聞いた当初はかなり驚いたそう。
さらに、オープンしたての頃はガンブリヌスでの顔馴染みのお客さんが多く通ってくれたり、ビールの種類に合わせた注ぎ方や扱い方なども全てガンブリヌスで教えてもらったと話す伊藤さん。今のお店にとって、ガンブリヌスはすべての始まりだったんですね。そして今では、ご近所の方にも愛される地元のビアスポットとなりました。
もっと女性にも気軽に楽しんでほしい
ここビアカフェ ニンカシには、もともとカフェであったことや明るいお店の雰囲気もあるせいか、女性のお客さんが多く通ってきます。一般的なビアバーとは違って、コーヒーや食事を目的に足を運んでくれるお客さんも多くいます。中には、長い間ビールが苦手だったという飲まず嫌いの女性がクラフトビールの存在を初めて知り、今ではビールを飲むために頻繁に足を運んでくれるようになったという人もいるそうです。
「その方は母娘でお店に来てくれるんですが、ビール嫌いだった母がこんなにビールを飲むなんて、と驚いていました。そんな風に、まだビールの魅力に気が付いてない女子の方にも気軽に足を運んでもらえたら嬉しいですね。」と、伊藤さんからもまだ見ぬビール女子へメッセージをいただきました。
こちらのお店では、ファミリーでも安心してのんびり過ごせます。伊藤さんの愛情たっぷりフードメニューや、元カフェ経営者ならではの美味しいコーヒーが楽しめるのも魅力的ですね。ほっとクラフトビールを楽しめるビアカフェ ニンカシをちょっと覗きに来てはいかがでしょうか?
〇営業時間:火~金曜日 17:00~00:00(L.O. 23:00)、土~日曜日 15:00~00:00(L.O. 23:00)
〇定休:月曜日、第2火曜日
〇住所:東京都国立市富士見台1-10-15 宝ビル 103
〇TEL:042-505-9777
◯公式Facebookページ:http://www.facebook.com/ninkasi.jp/