Column 新連載スタート!【私とビールと、】ヨガ講師の植田マミさんに聞く、ビールとヨガの親和性

2024/12/19

sponsored by ビールの縁側

2024年10月にリニューアルした「ビールの縁側」。

参加ブルワリーが増え、サイトの機能もさらに充実しています。


参加ブルワリーが増えることで、たくさんのブルワリーの想いのこもったビールがさらに、多くの人に届けられるようになりました。

そんな、地方のブルワーの感性によってつくられたビールを、あらゆる分野で活躍する人々の元へ届け、お話をお伺いする新連載『私とビールと、〜日々に寄り添う「ビールの縁側」〜』をはじめます。

第一回は“ビールの縁側×ヨガ”。どんな感性に触れられるのか、ぜひお好きなビール片手に読んでみてください。

「ビールの縁側」とは


「ビールの縁側」は、日本最大級のクラフトビール専門のポータルサイト。

いつでも、どこでも、日本全国の工場直送クラフトビールが楽しめるサービスを展開しており、110以上のブルワリーが参画しています。日本全国のクラフトビールブルワリーから好きなクラフトビールを直接買うことができ、3L・5L・2Lの専用樽に詰められた生ビールがブルワリーからお客様の元へ直接届けられます。定期便で直接届けられるものではなく年会費もないため、お好きなタイミングで購入することができます。

2024年秋には、初のリニューアルを実施! 参加ブルワリーが増え、専用樽「飲ん樽」のデザインや素材も一新し、サイトの機能もさらに充実しています。(出品ブルワリー数は順次拡大予定)
※新デザインの「飲ん樽」・2Lサイズの販売は、2025年春以降を予定しています。

「ビールの縁側」をさらに詳しく!


湘南と東京の2拠点で活躍するヨガインストラクター


今回、話をお伺いしたのは、ヨガ講師の植田マミさんです。

植田マミさん
ヨガ講師。眠りと自律神経をととのえるオンラインヨガニドラーコミュニティ”ゆるろむ”主宰。「癒しの習慣化」を広める活動をしている。定期的にインドを訪れ、ヨガと瞑想の学びを深める。イベントオーガナイズ・キャスティング、ヨガスクール広報、オンラインコミュニティ運営、自然×食×ヨガをつなげるイベントの主催、東京・神奈川でのスタジオクラスなどマルチに活動するフリーランスヨガ講師。

HP:https://www.nagomamiyoga.com/
Instagram:https://www.instagram.com/nagomamiyoga/


お会いした瞬間に感じたのは、すっと伸びた背筋とぱっと明るい笑顔。そこにいらっしゃるだけで、場を明るくするような方だなと感じます。

東京と湘南の2拠点を拠点に活動されており、オンラインとオフラインの両方で人々の心と体をととのえるヨガを提供するなど、ヨガの魅力をさまざまな方面から伝えています。

金融会社に勤務も、“ヨガをするために残業をしない生活”だった


植田さんがヨガをはじめたきっかけは20歳のとき。

就活真っ最中のタイミングで、まわりは「就活命!」と意気込んでいた人が多い中、ゆるりと就活を行なっていた植田さん。空いた時間の趣味を見つけるためにヨガをはじめてみたのだそう。

植田さん「初めてヨガを体験したとき、『うわ何これ、すごい良い…!』と思ったんです。体を動かしたのに、疲れが取れるし、スポーツのようだけれど、周りと争うことはしなくてよくて。周りや先生とも一緒じゃなくて良いっていう自由なスタンスにも魅力を感じて、一気にのめり込んでいきましたね」

そのとき、「ヨガの先生になりたい」という気持ちが芽生えたそうですが、文系大学に4年行かせてもらったことなどを考えて、一般の金融会社に勤めることに。

その後もヨガは続けていたそうですが、“ヨガをするために残業をしない生活”をするようになったそう。

これは仕事に集中できていないかも、本末転倒だな」と思っていたところ、ホットヨガスタジオの養成講座を修了し、そこでインターン生として教えてみないかと声がかかります。

思い切って挑戦してみると、植田さんの受け持つクラスが連日満席になり、「自分に向いてるかも」と思ったことから、5年勤めた金融会社を辞めて念願のヨガ講師としてのスタートを切ります。

@nagomamiyoga
ヨガに精通するバリ島でのヨガ資格取得。瞑想指導者の先生から学んだことで、ヨガの本質が「祈り」や「内観」にあることを学んだのだそう。より深くヨガの本質を探究するため、2年後にヨガ発祥の地、インドへ修行に行くことに。

現地の人々が日々お寺で祈り、自分自身と向き合う姿に感銘を受け、「ヨガとは単なるポーズではなく、精神的な癒しに気づくものである。インドではそれが日常に馴染んでいて手軽。日本では自分への気づきや癒しを与える場所があまりにも少ない。」と感じて、現在メインの活動である「ヨガニドラー」を習慣化するコミュニティを始めるに至ったそうです。

体を動かさない“眠りのヨガ”を伝える


ヨガイベントの企画運営やキャスティング、ヨガスクールのSNS運用や、カレー屋さん・クラフトビール屋さんのイベント出店スタッフなど、ヨガ×食×自然にまつわる多岐に渡った活動を行なっている植田さんですが、メインの活動は、オンラインヨガニドラーコミュニティ「ゆるろむ」の主宰です。

「ゆるろむ」とは“ゆるむ”דまどろむ”を掛け合わせたことばで、コミュニティ内では主に眠りと自律神経をととのえる「ヨガニドラー」を指導しています。


植田さん「ヨガニドラーとは、眠りのヨガと言われているものです。ヨガってポーズをとったり体を動かすというイメージを持たれる方が多いと思いますが、ヨガニドラーは体を動かしません。インドでは瞑想や祈りもヨガととらえていて、ヨガニドラーはそのひとつです」

実際、植田さんが行う「ゆるろむ」では、体験する方はヨガストレッチポーズでゆるくほぐした後に仰向けになり、植田さんが癒しに誘うためのガイドをして誘導瞑想を行います。その声のとおりに意識を向けていくと、自然と脳疲労が取れ、夢か現かを行き来する“まどろみ状態”に誘われるそうです。まさに「眠りのヨガ」。

@nagomamiyoga
ところで、ヨガ=ポーズではないのなら、ヨガのポーズは何のために行うのでしょうか。

植田さんポーズは瞑想のためにあるんです。現代人は長い間座ることができない人が多いんですよね。たとえば、背骨が歪んでいたり、骨盤の左右差があったりすると、あぐらを1時間かくことも難しいと思うんです。そんな股関節や背骨を整えていくために、ヨガのポーズは必要なんです」

“自律神経”の中でも、現代人が優位になりすぎている頑張る神経“交感神経”は背骨の両サイドを走っているのだそう。「意図的な呼吸と背骨を連動させることで、自律神経をととのえる効果が、ヨガのポーズにはあるんです」と植田さんは言います。

「ゆるろむ」は夜の時間に行うことも多いそうですが、朝の太陽礼拝クラスもスケジュールを組んでいます。背骨をととのえることに特化したヨガの基本的な動き“太陽礼拝”を行うことで、姿勢もととのい、より自律神経が調和して、眠りが快適になるとか。

植田さん「『コーヒーを飲む感覚でヨガをもっとカジュアルに』という思いで活動しています。ヨガ人口を増やしたいし、『ヨガってこんなに素晴らしいものだよ』というのを知ってほしいですね。眠りに対してコンプレックスを持っている方も多いと思うので、眠りと自律神経をととのえる習慣を身につける人が増え、多くの人の心と体がととのえば、他人に対する思いやり精神が循環し、少し世界が優しくなると考えています」

植田さんが考えるヨガの魅力は?


植田さん「魅力はやはり、自律神経がととのうことなんですよね。振り返ってみたら会社員時代は自律神経がすごく乱れていたなと思います。情緒が不安定でイライラしがちだったり、内臓の調子もうまくいってなくて、便秘がちだったり朝ごはんも食べたくなかったり。ヨガはそれらが改善できるっていうのがやはり一番の魅力だなと思います」

さまざまなヨガのポーズのなかで植田さんが一番好きなポーズが「シャバーサナ」。日本名は「亡骸のポーズ」と呼ばれ、ヨガの最後に行う仰向けの状態のことだそう。

植田さん「ヨガってどのクラスに出ても、最後に『シャバーサナ』=仰向けで寝させられるんですよ。『次に合図があるまで、おやすみなさい』といった感じで。私はそれが大好きで、サウナ等と同じ感覚で、“ととのってる”と感じる瞬間なんです。他の運動ってリラクゼーションまでセットになっているものってなくて、ヨガにしかないものなのなんです。大人になってから、起こしてあげるので寝ていいよって場面、中々ないじゃないですか(笑)」


「自律神経をととのえる」と一言で言ってしまいますが、そのことばのなかにあるのは、呼吸を整えたり、ポーズで体を動かしたりと、細かい体の配列を意識するポイントをおさえることでととのえていくものなのだとか。

植田さん「呼吸が唯一私たちのコントロールできる自律神経の調整方法なので、呼吸と動きがセットになっているヨガはやはり、魅力的だなと常々思います」

植田さんが感じる、ヨガとビールの親和性

@nagomamiyoga
さまざまなレッスンやイベントを行うなかで、「クラフトビール×チェアヨガ」のイベントも開催しているという植田さん。

ヨガの活動の中にもビールが組み込まれていたりと、「ビール好き」をお話しの節々で感じたのですが、そもそもビールをどうして好きになったのか、きっかけを聞いてみました。

植田さん「好きになったのは割と最近で、5年ほど前に友人が高円寺のクラフトビール屋さんで飲み会を開いてくれたときにクラフトビールを知りました。そこが後のクラフトビール×チェアヨガをやらせてもらうお店になります。それまで飲み会では、レモンサワーとかお茶割ばかり飲んでいたんですが、そのときはもうずっとビール飲んでいましたね。『クラフトビールっていろんな味がある。面白い!』と思って、そこからハマっていきましたね」

最近はお店でクラフトビールを飲むことが多いそうで、都内をはじめ、現在お住まいの茅ヶ崎周辺のビールスポットにも足繁く通っているそうです。

植田さん「ビールってホップを使っているじゃないですか。ホップはインドの古典医学アーユルヴェーダでは不眠の薬として利用されるくらいリラックス効果の高い植物です。緊張や不安感をやわらげる効果も高いので、まさにナチュラルにゆるむお酒なんですよね。ホップもそうだし、クラフトビールには柑橘などの果実等に含まれるリラックス効果の高いテルペンという成分が入っているものもあるそうなので、よりゆるみを促進してくれるんだと思います。難しいところまではよくわからないけど、とにかくめちゃくちゃリラックスします(笑)」

「ビールの縁側」をこうたのしむ!


普段、お気に入りのビアバーへ足繁く通うほどクラフトビールが好きだという植田さん。「ビールの縁側」を実際に利用していただきました!

まずは、「ビールの縁側」の公式HPで好きなビールを選んで注文します。スタイルや産地、ブルワリーなど、ビールに詳しい人もそうでない人でも好みのビールに出会える豊富な検索機能があり、クラフトビールの魅力でもある “選ぶ楽しさ”も存分に感じられるのが嬉しいところ。


数あるビールの中から植田さんが選んだのは、岩手県遠野市に醸造所をかまえる遠野麦酒ZUMONAの『HAZY IPA』。副原料に遠野産の小麦を使用した、ホップのフルーティーな香りを感じられ、ジューシーですが甘すぎずごくごくと飲みたくなるビールです。

注文後に届くのは、「ビールの縁側」の専用樽、通称「飲ん樽(のんだる)

飲ん樽(2L)
9層構造の特殊フィルムで作られたインナーバックでビールが守られています。ぎゅっと押して使用する“酸化しない醤油ボトル”と同じような構造で、中のガスは逃さず外の酸素に触れにくい構造のため、鮮度が長く保持されます

2025年春からは、この「飲ん樽」がペットボトル素材になり、白地にカラフルなイラストが描かれたデザインに変わります。さらに、従来の3L・5Lのサイズに加え、2Lサイズも新登場!

ころんした見た目のデザインに、「かわいい!飲み終わった後も部屋に飾っておきたいくらい」と植田さん。冷蔵庫に収納しやすいサイズなのも嬉しいですね。


準備も簡単で、電気やガスは必要なく、専用ポンプを取り付けてビールを注ぐだけ。


実際に注いでいただき飲んでいただくと、「おいしい〜!」と思わず笑みがこぼれる植田さん。


ご自身の生活に「ビールの縁側」があったらどのように使ってみたいかを聞いてみました。

植田さん「ビール付きのヨガイベントとかでも気兼ねなく使えそうで良いですね。あとは、自分の好きなビールが飲めるので、人の家でバーベキューやホームパーティーでも持って行きたいなと思いました。海とかも良いですね!」

瓶ビールの注文もできる「ビールの縁側」。「コラムを書くときにビール片手に飲むこともあるので、そんなときにも使ってみたいですね」と話します。日常にビールがあたりまえにあるようです。

植田さん「クラフトビールってさまざまなスタイルがありますが、たとえば運動をした後に飲むんだったら1杯目にはサワーがいいなとか、読書をしながら飲むならちょっと重めがいいなとか。気分やシチュエーションによってセレクトできるのがすごく魅力的ですよね」


また、ヨガだけを行うイベントと、ヨガのあとにビールを飲むイベントで比べると、お客さんの雰囲気もガラッと変わるというのも印象深いそうです。

植田さん「ビールもセットのイベントは、ヨガ初心者だけどちょっと運動したい飲み会好きのような方も参加してくださいますね。ヨガを行なっている最中の雰囲気はあまり変わらないんですが、終わった後、ビールを片手にしながらの自己開示というか砕け方がやはり変わりますし、自然と乾杯などをして打ち解けやすくなるかなとは思うのは、ビールありきだなと思いますね」

普段の生活で繋がり=縁側を感じることは?


ヨガを軸とした幅広い活動を行う植田さん。「ビールの縁側」の名前にちなんで、普段の生活で繋がり(=縁側)を感じることをお聞きしてみました。

植田さん「オンラインのヨガセッションのとき、みなさんで呼吸を合わせて吸って・吐いてを行うんです。オンライン上ですが同じ空間にいるようで、なんだかチームのようになっていくなと感じます。みなさん普段は別々の場所で生きているんですが、何かを良くしたいと思って同じ時間に集まって一緒にヨガを行なっていること自体にすごく繋がりを感じますね」

同じ呼吸を共有することで感じる「繋がり」。セッション後には参加者同士が感想を言い合ったり励まし合う場面も多く、「ヨガが生み出す縁の力」を実感しているそうです。

ヨガ人口を増やし、イベントを盛り上げていきたい

@nagomamiyoga
ご自身の“好き”にまっすぐで、それにより活動や興味の幅を広げていらっしゃる植田さん。

最近では、SNSでクラフトビールの投稿をすると「そのビールおいしいですよね!」や「あのブルワリーのあのビールおすすめですよ!」など、フォロワーさんと感動や感想を共有するなど、思いがけない繋がりを感じることもあるそうです。

今後目指すビジョンとしてはやはり、「ヨガ人口を増やしたい」。また、「音楽フェスのようなイベントのなかに『ウェルネスステージ』というような常設ステージを作って、ヨガをやってみたい人が入れ替わり立ち替わり体験できるような、新しいカルチャーを作りたい」と植田さんは話します。

ご自身の“好き”にまっすぐで、それにより活動や興味の幅を広げていらっしゃる植田さん。ヨガをひとつのカルチャーにしたいという熱いお話しを聞いていて、筆者自身が「ヨガって難しいんじゃないか」「敷居が高そう」と思っていた気持ちが、いつの間にかどこかへ飛んでいっていました。

何より、自然とゆるんだり、人と繋がるきっかけになったりなど、ビールとの親和性の高さを改めて知ることができました。

”コーヒーを飲むように”行える、植田さんの主宰のオンラインヨガニドラーコミュニティ”ゆるろむ”が気になった方は、こちらから。
■HP:https://www.nagomamiyoga.com/
■Instagram:https://www.instagram.com/nagomamiyoga/

ビールの縁側が連載でお届けする「私とビールと、〜日々に寄り添う「ビールの縁側」。次回もおたのしみに。

ビールの縁側とは


「ビールの縁側」は、2020年11月にスタートした「日本最大級のクラフトビール専門のポータルサイト」。いつでも、どこでも、日本全国の工場直送クラフトビールが楽しめるサービスを展開しており、110以上のブルワリーが参画しています。

日本全国のクラフトビールブルワリーから好きなクラフトビールを直接買うことができ、3L・5L・2Lの専用樽に詰められた生ビールがブルワリーからお客様の元へ直接届けられます(缶や瓶の取り扱いもあります)。定期便で直接届けられるものではなく年会費もないため、お好きなタイミングで購入することができます。


2024年秋には、初のリニューアルを実施!参加ブルワリーが増え、専用樽「飲ん樽」のデザインや素材も一新し、サイトの機能もさらに充実しています。(出品ブルワリー数は順次拡大予定)
※新デザインの「飲ん樽」・2Lサイズの販売は、2025年春以降を予定しています。


「ビールの縁側」をさらに詳しく!

\楽しいビール情報が届く/

LINE@

ライターの紹介

アイコン
山吹彩野 編集・ライター

好きなビアスタイルはサワー。犬が好き。

関連キーワード

人気ランキング

こちらの記事もおすすめ