Column 和菓子女子が教える!ビールと和菓子のおいしい関係

2018/09/20


ビール女子読者のみなさま、初めまして。和菓子女子のせせなおこです。

毎日全国各地の和菓子を食べている私は、和菓子に負けないくらい実は大のビール好き。お家でビールと一緒に楽しめる和菓子をご紹介します。お仕事から帰ってきた一杯にはもちろん、休日の癒しの一杯のお供に和菓子はいかがでしょうか?


はじめまして、和菓子女子です。


和菓子が大好きで毎日和菓子を食べています。日本各地の和菓子の楽しさや奥ゆかしさに魅了され、もっと多くの人に和菓子の魅力を知ってほしい!と活動しています。

和菓子ブログ「せせ日和」では、毎日食べている和菓子や季節の和菓子、和菓子の楽しみ方を紹介。他にも和菓子好きの集まるコミュニティー「anko house」の運営や日本茶インストラクターとのユニット「neuf neuf」としても活動中。


http://sesebiyori.com/


私が思う和菓子の魅力は、「和菓子はほっこりしたいときに食べる」ということ。ちょっと疲れたとき、ホッとしたいときに和菓子を食べるとなんだか優しい気持ちになれるはず。和菓子を食べて優しい気持ちになれる人が一人でも増えるようになったらいいなと思います。



和菓子ってなんだ?


みなさん最近和菓子を食べたのはいつですか?そもそも和菓子って何だろう…? 一般的に和菓子といえば、大福やどら焼き、羊羹などを思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか。粒あん、こしあん、白あんなどあんこの種類も様々。一方あんこが苦手な方でもみたらし団子やきなこもちだったら好きな方も多いはず。



また、カステラやおかき、金平糖そんなお菓子も和菓子に含まれます。もともと「和菓子」は明治時代、外国からお菓子が入ってきたときに、それまで日本にあったお菓子と区別をつけるために「和のお菓子」として「和菓子」と呼ばれるようになりました。

さらに卵以外は植物性の製品を使うことが多く、油分が少ないため、洋菓子に比べてカロリーも低め。小豆には食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富です。


和菓子と楽しむビール

さてここからは実際に和菓子と楽しみたいビールを紹介します。え!和菓子とビール?と思われる方、意外と合うんです。ぜひ試してみてください。


1. 銀河高原ビール×もなか(すずめや)

1つ目は銀河高原ビール『小麦のビール』。ヘーフェヴァイツェンという名の白ビールで、とても軽やかな味わいが特徴です。



こちらに合わせるのは、サクッとした皮が特徴の東京池袋にあるすずめやの「もなか」です。



すずめやはどら焼きが有名で東京三大どら焼きの一つとも呼ばれています。そんなお店の隠れた名物がこの最中。一つの包みに2つの最中が入っていて、異なるあんこが入っています。一つは粒あん、もう一つはごまくるみ餡です。

粒あんは水分たっぷりなので最中の皮も柔らかくなりがち。早めに食べるのがおすすめです。優しい甘さでもったりとしていて、とても優しい気持ちになります。


一方ごまくるみ餡の方は水分が少なめ。くるみのカリッとした食感が心地よく、爽やかなビールとの相性も抜群です。


ビールが軽やかなので和菓子も軽めのものがおすすめ。またきな粉やクルミなど「香ばしい」をキーワードに探すと相性の良いものが見つかるかもしれません。


2. インドの青鬼×いろこおり(かしこと 金沢)

2つ目はヤッホーブルーイング 『インドの青鬼』。IPAという種類で、プシュッと缶を開けた瞬間にとても爽やかな柑橘系の香りが広がります。ビールの色は琥珀色。これはコップに注いで飲みたいですね。




こちらに合わせるのはビールと同じ柑橘系のお菓子、金沢 かしこと 最中屋の「いろこおり」です。



いろこおりは琥珀糖というお菓子で、寒天と砂糖でできています。外はシャリっとしていて、中はゼリーのような食感を楽しむことができます。味は梅とレモンの2種類。レモンは冬になるとゆずに変わるそうです。楽しみ…!

このインドの青鬼はびっくりするほど柑橘の香りが強く、これを生かしてくれるのは同じく柑橘系のお菓子だなと思い、このお菓子を選びました。





他にもゆずの羊羹やお饅頭も相性が良いと思います。苦味が強めのビールなので、ゆずあんなどの甘みが強いものもおすすめ。これからの時期、ゆずの和菓子がたくさん出てくるので『インドの青鬼』と一緒に楽しんでみてください。


3. 箕面ビール スタウト×名代金鍔 (榮太樓總本鋪)

3つ目は箕面ビール の『MINOH BEER スタウト』という黒ビール。グラスに注ぐと想像以上の黒さにびっくりしてしまいます。



こちらに合わせるのはガツンとしたあんこが特徴のきんつばです。


このきんつばは江戸時代から続く榮太樓總本鋪の銘菓「名代金鍔」。一般的なきんつばの形が四角なのに対して、榮太樓總本鋪の「名代金鍔」は丸い形をしています。これは「刀の鍔」がかたどられているんだそう。

ビールはコーヒーとほうじ茶の苦味と香ばしさを兼ね備えたような印象。ビールだけでは苦味が強い印象ですが、そこにあんこが入ると飲みやすさがぐぐっとアップ。

ちなみに榮太棲本店、日本橋三越店限定では焼きたてのきんつばを購入することができ、包装されたものよりも香ばしさがプラスされます。気になる方はぜひお店に足を運んでみてくださいね。


ブラックビールは苦味が強いのでしっかりとした甘さのある和菓子がおすすめ。大福やみたらし団子などボリューム感の強いものとお楽しみください。


好きなときに好きなように、和菓子を楽しもう!

和菓子をどういうときに、そんな風に食べればいいかわからない!という方も大丈夫。好きなときに、好きなように食べればいいのです。今回紹介したことで、ビールと食べてもいいんだ!と気軽さをみなさんに知っていただけたら嬉しいなと思います。

包丁でスパッと切ってしまうとちょっと悲しそうな表情をしたり、手で柔らかく割るとごきげんだったり。和菓子のいろんな表情も楽しみながらおいしく食べるだけできっと和菓子も、それを作る職人さんも大喜びです。ビールと和菓子のオススメのペアリングがあったらぜひ教えてくださいね!


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ライターの紹介

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福岡県出身。あんこが大好きな和菓子女子。和菓子メディア「せせ日和」運営。和菓子を好きになったきっかけはおばあちゃんとつくったおはぎ。おいしい和菓子のためならどこでも行っちゃう和菓子ライター。

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