今回のお悩み:
仕事が楽しくて楽しくてたまりません。仕事終わりにお酒を飲みに出かけるのも楽しくてたまりません。ただ彼氏ほしいなとも思うのですが、どうしたらいいでしょうか?(29歳:えみこ)
- 今は仕事を頑張ればいいんじゃないかな。そして、それが彼氏を作る近道だといういうことにえみこさんはまだ気づいていないようね。
- 近道ですか..?ちなみに楽しいときには楽しいことにどっぷりハマるべきというのはその通りだと思います。
- かえる、焦るな焦るな。この後じっくり説明するよ。
- まあ、これからドラマが始まる、話題の「東京タラレバ娘」とか、何か迫るものを感じるよね。
- 最近アラサー女性の結婚や恋愛をテーマにしたドラマ、多いですね~!
- 仕事を頑張る女性が社会的に増えてきている証拠かもね。ただ、仕事には終わりがなくて、このまま仕事ばっかりだったら、って思うのは多くの女性が感じるところかも。
- 最近は男女ともに30を過ぎたら一気に結婚が増える傾向にあるみたいですよ!
- 30までは仕事を頑張るという友達も多いかも。
- その中で彼氏を捕まえるにはどうすればいいか…。
- さっき言った通り、今頑張っている仕事の知見をフル活用すればよいのよ。
- 仕事の知見をフル活用…ですか?
- 恋愛は営業活動と同じよ。つまり、案件創出と受注にたどり着くためには質×量の掛け算が重要!
- 営業活動ですか..?
- 仕事没頭女子は、毎日仕事で使っているビジネススキルをフル活用すればいいのよ。
- ビジネススキルをフル活用って、具体的にはどうすればいいんですか?
- まずはマーケティングからよ。市場トレンドを理解する。
- 市場トレンド..!
- ある調査によると、結婚した人たちの出会いのきっかけは職場が1位で、2位は友人の紹介、というデータがある。ちなみに3位は学校の同級生。
- なるほど。では、まずは職場のフリーの男性からアプローチですね。
- 慌てちゃダメダメ。市場トレンドを掴んだらそれを踏まえて、次は自らがどの市場を攻めるかを決めないと。
- ふむ。
- まずは、市場トレンドを踏まえて、自分の置かれているまわりの市場の状況をリサーチする。エクセルに周りの男性をリスト管理するのがいいかもね。
- エクセル管理って…。なんだかゾクゾクしてきたのは私だけですか。
- 出会いのきっかけの1位が職場だとしても、それが自分にとって必ずしもよい市場とは限らない。たとえば、男性比率が圧倒的に少ない職場なら競合性が高いので”レッドオーシャン”だし、既婚者だらけの職場ならすでに狩り尽くされて”成熟市場”であるかもしれない。こういう市場は市場のパイが少ないのでそもそもそも攻めにくいでしょ?
- は、はあ。
- また、その市場が攻める込める市場だとしても例えば職場が理系草食男子が多い場合と、スポーツマンの多い職場では攻め方が違うから市場の特性を良く理解して競合優位性をどう作っていくかの戦略が重要よ。そして大枠の戦略と市場が行動計画を決めてアクション!質が確保できない場合は量で勝負する!まずは動かないと始まらないから、すこし動いてみただけで結果が出ないと諦めないこと。量をこなすことも大事だよ。プライベートの予定を埋めるように行動目標をプロセス目標に定めてアポイント数と有効面談件数の目標と進捗を週次で管理。一週間に1回の行動計画に落としこむ!
- もうストイックすぎて辛いです…!
- 商談のアポイントが取れたら確度の高い見込み顧客としてランクアップ。メールやLINEのやり取りは原則即レス対応すること!
- デートを商談と呼ぶのはやめてください!
- アフター6や週末の商談当日はヒアリングに徹する!初回は次回以降の提案のためのニーズ把握と顧客理解に徹するのがよいかも。がっつくと引かれるから要注意だよ。やり取りの中で次回面談のネタになる宿題やヒアリングを実施しておくこと!次回アポイントへの手法としては行きたい映画や興味のあるデートスポットの会話を聞き出しておくのが常套手段ね。面談中に次回のアポイントが取れればなお理想よ!
- もはや何が目的かわからなくなってきました。
- 何回目かの適度なタイミングで必要に応じてクロージングを仕掛ける!
- クロージングって..営業経験者じゃないとも意味わからないですよ。
- …とまあ、上記は彼氏を作る際の手法の一例なんだけど。何が言いたいかというと、仕事を言い訳にしない、そして仕事に依存しないことね。何事も前向きに。無駄なことなんてないのよ。
- なんかストイックな事例すぎて、ものすごい疲れたんですが最後は綺麗にまとめましたね。
- かえるは仕事への熱意が足りないのよ。
- しらふちゃん意識高いですね..!しらふちゃんもいつも彼氏を作る際にこのプロセスを実行しているんですか。
- 私は恋愛はあんまり興味ないから。
- 一体いままでの力説は何だったんですか…。