News 【注目】三陸ビールが自社ブルワリー＆タップルーム開業へ！クラウドファンディングに挑戦

三陸地域の自然や文化を、ビールを通じて発信してきた「三陸ビール」が、新プロジェクトを始動！

岩手県大船渡市の中心地に、自社ブルワリーと、できたてのビールを楽しめるタップルームを2025年12月に開業予定です。これに向けて醸造設備の導入を目的としたクラウドファンディングに挑戦します！ 目標資金を500万円に設定し、醸造設備の導入資金を募っています。

記事では、三陸ビールの魅力や、新しく開業させるブルワリー、そしてクラウドファンディングの詳細についてご紹介します。三陸ビールの新しい挑戦を、ぜひ一緒にのぞいてみてください。

三陸地域の自然と人々とのつながりから生まれた「三陸ビール」

岩手県大船渡市を拠点に活動する「三陸ビール」は、“人と人、人と自然をつなぐビール” をコンセプトに2018年に誕生しました。


代表である南忠佑さんは、青森県、岩手県、宮城県の三陸地域がもつ雄大な海と山の魅力、そして精力的に地域を支えてきた人々の温かさに心を動かされ、この地の魅力をビールで届けたいという想いから、自社設備を持たず醸造を委託する“ファントムブルワリー”という形でスタートしました。


三陸の素材を使ったビールをつくる三陸ビールは、副原料のキャラクターが感じられ、さらに、三陸の豊富な食材を使った料理とのペアリングもしやすいビールづくりを目指しています。


大船渡の椿茶を使った『週末のうみねこ』、陸前高田の「北限のゆず」を使った『恋するセゾン』など、三陸ならではの副原料を取り入れ、飲むだけで風景が浮かぶようなビールを次々と生み出しています。かわいらしいパッケージデザインは、シンプルながらも親しみやすく、つい手に取りたくなります。

また、2025年2月に大船渡の山林火災が発生した際には、オンラインストアで送料無料のチャリティセットを販売。

大船渡の山林火災の復旧・復興のためにビールの収益を寄付する取り組みをしています。なにとぞよろしくお願いします。https://t.co/rLCfcnYmbg
pic.twitter.com/cpImgeYQkF

— 三陸ビール | SANRIKU BEER (@SanrikuB) March 4, 2025

原材料費を除いたすべての収益（寄付額：905,821円）を災害復旧・復興のための災害義援金として寄付したことでも知られています。

三陸ビール、ついに自社ブルワリー＆タップルームを開業！

これまでファントムブルワリーとして活動してきた三陸ビールが、ついに自社ブルワリー＆タップルームをオープンします！ 場所は、大船渡市の中心市街地に位置する商業施設「キャッセン大船渡」。地域の人々や観光客が集い、新しいにぎわいを生む拠点として、2025年12月に開業します。

新施設では、ビールの醸造設備とともに、できたてのビールをその場で楽しめるタップルームを併設。

タップルームには10タップが常設され、醸造所が外からも中からも見えるレイアウトを採用。東北産の木材を生かした温かみのある空間で、イベントやツアーの開催も想定されています。


また、発酵タンクや缶詰設備など、本格的な醸造ラインを導入し、三陸ビールが自社製造を行う体制が整えられます（2026年2月以降予定）。ビールのレシピもアップデートし、今後ホップと酵母が香るビールを生み出していく予定です。

開業に向けて、以下のスケジュールで進行しています。

・2025年7月：工事着工・設備発注
・2025年12月：タップルーム開業・設備搬入予定
・2026年2月：醸造免許取得・操業開始
・2026年3月：ビール出荷スタート予定

三陸ビールは今回の開業に向け、醸造設備の導入資金を募るクラウドファンディングに挑戦！ 三陸ビールの新たな挑戦を、一緒に応援しませんか？

クラウドファンディング実施中！支援者だけの特別リターン

クラウドファンディングとは、プロジェクトに共感した人が資金を支援し、そのお礼として金額に応じたリターン（商品や体験など）を受け取れる仕組みです。三陸ビールでは今回、この仕組みを活用し、醸造設備の導入資金を募ります。

今回のクラウドファンディングでは、支援金額に応じてさまざまなリターンが用意されています。詳細はクラウドファンディング特設ページでご確認ください。

【10,000円~】オリジナルグッズプラン

---

三陸ビールのオリジナルステッカーやグラス、さらにはクラウドファンディング限定モデルのオリジナルTシャツやパーカーなどがラインナップ！プランによってグッズの内容が異なり、プランA（10,000円）〜プランE（50,000円）から選ぶことができます。

【10,000円~】ビールチケットプラン

---

新設のタップルームで利用可能なビールチケットを中心に、クラウドファンディング限定のオリジナルコースターや、岩手県産の樹齢400年の天然杉を使ったネームプレートへの名入れが用意されたリターン。こちらもプランによってチケットの枚数や内容が異なり、プランA（10,000円）〜プランE（300,000円）から選ぶことができます。
リターンを選ぶ！

誰もが立ち寄れる灯りとなるような新たな場所に

「大船渡の中心に、誰もが立ち寄れる灯りとなるような新たな場所をつくりたい」

そんな代表・南さんの想いのもとで進む今回のブルワリー＆タップルーム開業プロジェクト。南さんが三陸で触れた自然や出会った人々がつながり、これからの三陸をつくる新しい拠点が形になろうとしています。

クラウドファンディングのページでは、三陸地域への想い、これまでの歩み、そしてこの地でブルワリーを開く決意に至った背景が丁寧に語られているので、ぜひ覗いてみてください。

ビール女子編集部も、三陸ビールの次の新しい挑戦を心より楽しみにしています。今後の展開やリターン情報など、続報が届き次第、ご紹介していきますので、お楽しみに！

プロジェクト詳細を見る！