いつものビールも、装いが変わるだけでなんだかうきうきする。一日の終わりに、お気に入りの一本で春を感じる幸せな時間を。
満開の桜があしらわれた華やかなパッケージは、だれかと乾杯したい気持ちになる。思いきって、気になるあの人をお花見に誘ってみようかな。
胸が弾んだ新しい出会い。仲間との切ない別れ。いくつもの春の記憶が、薫りとともに蘇る。
爽快なのどごしに、るんるんと心が躍る。何かをはじめようとする春に、そっと背中を押してくれるような、そんな存在。
春のデザートは、これと決めている。やわらかな桜の香りとほのかな桜餅の風味が、まるでやさしく私を包み込んでくれているかのよう。
なんの予定もない日曜日の昼、近所の八百屋で見つけた春野菜でちょっとした肴をつくってみる。小麦のやわらかな香りに合うのはどんな味?
プルタブを引いた瞬間から漂う甘酸っぱいベリーの香り。ベランダで春風を浴びながら喉に通せば、あのころの甘酸っぱい思い出が蘇る。
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