爽やかなシトラホップ特有のシトラスを想わせる瑞々しいフルーティーな香りでフレッシュな印象だが、 口に含むとホップのしっかりとした苦味とモルトの豊かなコクを感じ、高めのアルコール度数(6.5%)が 後口を引き締め、全体的にバランスのよいビールに仕上がっている。さらに缶デザインにもこだわっており、神都麥酒、伊勢ピルスナー、熊野古道麥酒とは明らかに違う、インパクトの強いデザイン・色調を採用しプレミアム感を演出。背景には、伊勢神楽で登場する蘭陵王(らんりょうおう)をモチーフに使用している。
■ 伊勢神楽(いせかぐら)
内宮・外宮の神楽殿で、日々、奉納される「御神楽」。神楽とは、はるか上古から大御神(おおみかみ)の御神恩(ごしんおん)に感謝のまことをささげるために奏されてきたもので、併せて、心願の成就の御祈祷(ごきとう)もなされてきた。江戸時代、国民の6人に1人がお参りしたと言われる「おかげ参り」では、参拝者の一番のあこがれは、伊勢で「大々神楽(だいだいかぐら)」をあげることだったと言われている。