Bar 【五反田駅から徒歩3分】Far Yeast Brewingの新しい旗艦店は醸造所併設店!さっそく行ってきた

2020/11/01

新しくビアパブやビアレストランがオープンするというニュースが入る度に「いったいどんなお店なんだろう?」とワクワクしてしまうもの。それがクラフトビールメーカーの直営店なら、より一層期待が高まります。

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
今回はFar Yeast Brewingの新しい旗艦店「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」をご紹介。クラフトビール好きとしては気になる醸造所も併設していて、2020年10月14日にグランドオープンしたばかりのビアレストランです。

パワーアップして五反田でグランドオープン

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
Far Yeast シリーズや馨和シリーズで知られるFar Yeast Brewing株式会社(以下、Far Yeast Brewing)。近年では3つめのシリーズ「Off Trail」を始動したり、本社や醸造所がある山梨県をビールで応援するプロジェクトを推進するなど、ビール好きの方々から注目を集めています。

また、Far Yeast Brewingには、焼き肉が楽しめる「Yakiniku & Craft Beer 田(でん)」(静岡県熱海市)とボトルショップ併設の「BEERHOLIC(ビアホリック)」(福岡市中央区)。そして「Far Yeast Tokyo Craft Beer & Bao」(渋谷2丁目)の3つの直営店がありました。

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「Far Yeast Tokyo Craft Beer & Bao」は、Far Yeast Brewingのクラフトビールとバオやシュウマイなどの中華メニューで人気を集めていましたが、約10坪と小さなお店だったこともあり移転を決意。2020年8月に移転準備のため閉店しました。

そして、2020年10月に新たな旗艦店として醸造所を併設した「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」を五反田にグランドオープン!以前のお店より座席数は約5倍となり、料理はグリル中心のメニューに一新、ビールのタップ数も増え、よりパワーアップしたお店に行ってきました!

2つの飲食店だった場所をひとつのお店に

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「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」はJR五反田駅から徒歩約3分の東急池上線の高架下にあります。ガラス張りの外観とオレンジの看板が目印。

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もとは2つの飲食店だった場所を1つの店舗としてオープン!広々とした店内には105席あり、店内に75席、テラス席に30席の用意があります。なお、当面は感染症予防対策のため、座席数を間引いて営業するとのこと。(記事公開時点)

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天井が高く、ガラス張りで開放的な空間が広がります。大テーブルをシェアして使う席やテーブル席などがあり、ひとりでも、グループでも、いろいろなシーンで使えそう。

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お店は表通りから1本入った場所にあるため、車の往来はあまり多くなく、テラス席でゆったりと過ごすひとときは気持ちよさそうです。また、テラス席ではワンちゃん連れの利用も可能。

20種類から選べるクラフトビール。あなたはどのビールを選ぶ?

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タップ(ビールの注ぎ口)は20個あり、「馨和 KAGUA」「Far Yeast」「Off Trail」などのFar Yeast Brewingのビールはもちろん、ゲストタップとして厳選した国内外のクラフトビールが提供されます。Far Yeast Brewingのビールは銘柄に合わせた形のグラスで提供。サイズや価格は銘柄により異なるので、店頭で確認してください。

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
こちらは『東京ホワイト(Rサイズ、税込700円)』です。

ドライでシャープな飲み口が特徴のセゾン。見た目はにごりのある黄金色。白ぶどうのようなフルーティーで爽やかなホップの香りがたまらない、一杯目におすすめのビール。やわらかい炭酸と爽やかな飲み口、苦みは控えめなので、ゴクゴクと飲んでしまいそうになります。

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
タップタワーは店内2箇所に分かれて設置してあります。どちらのタップタワーから注がれるのか、楽しみですよね。

料理長でもある店長が提案するペアリング

フードメニューは『大山鶏のハーブグリル(税込1,400円)』『国産牛のグリル(税込2,800円)』などのグリル料理をはじめ、『自家製ピクルス(税込400円)』『自家製パテドカンパーニュ(税込900円)』などのアペタイザー、サラダ、ソーセージ、シャルキュトリー、ナポリピザなど、ビールと相性がいい料理が揃います。メイン料理はグループでシェアするとちょうどよさそう。

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
富田店長兼料理長おすすめの『オーストラリア産 バベットステーキ(カイノミ)(税込1,800円)』をご用意いただきました。

FarYeastBrewing ファーイーストブルーイング
バベットステーキに合わせるビールは『馨和 KAGUA Rouge(Rサイズ、税込900円)』です。

きれいなルージュ色で、ついグラスを光にかざしたくなります。ローストした麦芽と山椒をふんだんに使ったビールで、グラスに鼻を近づけてみると、赤ワインのような熟した香りとしっかりと山椒の香りがします。一口飲んでみると山椒のスパイシーな風味が強く、それに負けないボディの強さがあります。アルコール度数が9%あり、飲み込んだ後の余韻が深く続きます。

お肉の旨味に負けない、しっかりしたビールの味わい。ビールには山椒が効いているので、お肉にかけるスパイスの代わりにもなります。贅沢で大満足な組み合わせ。

フードメニューにはペアリングのヒントとなるように、それぞれの料理におすすめのビールを記載されています。それを参考にすれば、どのビールを頼めばいいか迷わなくてすみますね。もちろん悩んだ時はスタッフさんに尋ねてもOK。みなさん、丁寧に教えてくれます。

今後は醸造家を招いた「ビールとフードのペアリングイベント」などの開催も検討しているそうです。そんな楽しそうなイベントが計画できるのも、店長さんが料理長を兼任されているからこそ。

実験的なビールやオリジナルビール

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店内には醸造所が併設されています。現在準備中で、稼働予定は2021年1月頃とのこと。

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この設備で仕込める量は1回で300L。Far Yeast Brewingの東京醸造所として活用するとのことで、山梨県小菅村にある自社工場・Far Yeast源流醸造所で仕込むには生産量が少なすぎるビールや、実験的なビールの醸造を予定しています。また、飲食店などからの依頼によるオリジナルビール醸造の対応も検討しているそう。どんなビールが醸造されるのか、今後の動向から目が離せませんね。

新たな旗艦店でFar Yeast Brewingの魅力をたっぷりと

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五反田駅から徒歩3分というアクセスしやすい場所に移り、以前よりとても広くなった店内。グループでの利用はもちろん、ひとり利用もOKです。散歩の途中にテラス席でちょっと一杯なんていう贅沢もできそう。

11時30分から開いているのも嬉しいポイントで、お昼からFar Yeast Brewing自慢のビールがたのしめます。(平日はランチタイムとディナータイムの間に休憩時間があるのでご注意ください。)

移転拡大したことで、Far Yeast Brewingの魅力をより堪能できるようになった「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」。ぜひ足を運んでみてください!


※お知らせ※
「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」では、現在キッチンスタッフを募集中。詳細は店長の富田さんにお問い合わせください。

Far Yeast Tokyo Brewery & Grill

〇住所:東京都品川区五反田1-15-6
〇TEL:03-6420-3978
〇営業時間
【平日】ランチ 11:30~15:00、ディナー 17:00~23:00
【土日祝】11:30~23:00
※状況により変更の可能性があります
〇定休日:無休
〇座席:最大105席(店内75席、テラス席30席)
※当面は席数を減らして営業。(記事公開時点)
〇支払い形式:テーブル会計
〇Instagram:faryeasttokyo


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数年前に突然ビールの奥深さに目覚めて以来、寝ても覚めてもビールのことばかり考えています。全国の大手ビール工場や醸造所に通い、ビール関連の本を読み漁り、さまざまな勉強会やイベントに参加。日本地ビール協会公認「シニア・ビアジャッジ」として、IBC(インターナショナル・ビアカップ)の審査員を経験(2018年、2019年、2020年)。日本ビール検定2級。日本ビアジャーナリストアカデミー10期生。紙面協力:ライフスタイル情報『CHANTO』。

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