クラフトビールブランド「Far Yeast Brewing」の限定醸造『Far Yeast Peach Brut(ファーイースト ピーチブリュット)』が2019年3月27日(水)に発売されました。このビールは、エールとラガーの特徴を合わせ持つハイブリッドなスタイルで、山梨県産の桃を使用し、“Brut=辛口”に仕上げているとのこと。
公式ショップでは既に完売の『Far Yeast Peach Brut』。
どんなビールなのか、どんな味わいなのか、まだ飲めるのかなど、気になるポイントを順番にご紹介します!
ハイブリッドなスタイルとは?
ハイブリッド・ビールとは、ラガー(下面発酵)酵母をエール(上面発酵)の温度帯で発酵させて、低温熟成させたビールのこと。この製法により、エール(上面発酵)の特徴であるフルーティーな香りと、ラガー(下面発酵)の特徴であるスッキリとした味わいという、両方の特徴を兼ね備えたビールに仕上がります。どんな桃が使われているの?
『Far Yeast Peach Brut』には、山梨市の人気カフェ「桃農家カフェ ラ・ペスカ」を運営している桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃が使われています。この桃は、自然の力を活かして果実本来のおいしさを最大限に引き出した「こだわり農法」で育てられているそうです。そして、この桃は2018年1月発売の『Far Yeast ももシトラスゴーゼ』、2018年3月発売の『Far Yeast Peach Nightcrawler』、2018年11月の『Far Yeast Peach Weiß』にも使われていました。
どのビールも大人気で、すぐに売り切れていましたね。飲んだことがある方もいらっしゃるのでは?
どうしてFruit Brut にしたの?
醸造チームのコメントによると、「昨年『Far Yeast Extra Brut IPA』を製造し、この製法と飲み口はフルーツビールと非常に相性が良いのでは?」という発想から、今回は桃を使ったFruit Brutを製造したとのこと。気になるそのお味は?
王冠を開けた瞬間から桃の芳醇な香りが漂い、グラスに注いでみるとネクターのように濁っていて、ビールの中をよーく見ると泡が細かく立ち上がっていきます。グラスに鼻を近づけると青草のように若々しいホップの香りを堪能できます。一口、飲んでみると口当たりはなめらかで、舌先にピリリとくる炭酸の刺激がよいアクセントに。口いっぱいに、桃の風味、ホップのジューシーな味わいと程よい苦みが広がります。飲み込むと、香りの余韻を残したまま、ジューシーな味わいがスっと消え、すっきりとした印象。
桃を使ったビールと聞くと、つい甘いビールを想像してしまいますが、これは違いました。広がる桃の香りを堪能でき、後口がスッキリしているので、男女問わず楽しめて、気温が上がる季節にもピッタリです!
まだ飲めるチャンスあり!
Far Yeast Brewingの公式ショップでは既に完売していますが、HPで取り扱い店舗が紹介されています。
■こちらをチェック→http://faryeast.com/news/14624/
小売店で販売されていたり、ビアバーで樽が繋がったり、まだ飲めるチャンスがあるかも?
気になった方はお急ぎください!
『Far Yeast Peach Brut』
〇スタイル:フルーツ・ハイブリッド・ビール
〇原材料:桃・大麦麦芽・オーツ麦・ホップ・糖類・酵素
〇アルコール度:5.7%
〇IBU:20
〇品目:発泡酒
〇仕様:15L樽及び330mlボトル
〇醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所
〇公式ショップ:https://faryeast.stores.jp/