神奈川県厚木市の元祖地ビール屋サンクトガーレンから、2014 年 11 月 20 日(木)のボジョレー・ヌーボー解禁日に合わせ、ワイン並みの高アルコール度数で、ワインのように長期熟成するビール“麦のワイン”2 種類が各7,000 本限定で発売されます! 昨年は各 6000 本を販売し、なんと発売日前の予約分のみで完売となってしまったため、今年はさらに各 1,000 本追加したとのこと。樽生での提供も同時解禁となり、11月 20 日(木)0時にカウントダウンイベントが予定されているビアバーもあります。
『麦のワイン』“Barley Wine(バーレイワイン)”とは?
19 世紀のイギリスを発祥とするれっきとしたビールの 1 種。寒冷で葡萄の栽培が出来なかったイギリスが、フランスワインの人気に嫉妬して造ったという説も。“ワイン”と名に付くようにビールでありながらワイン並みのアルコール度数を持ち、ワインのように年単位での長期熟成が可能。今回サンクトガーレンから発売される麦のワインは2種類。左から、大麦から造られる“Barley Wine(バーレイワイン)”と小麦から造られる“Wheat Wine(ウィートワイン)”。
両ビールともに原材料は通常ビールと同じ麦芽、ホップ、水、ビール酵母のみ。それを膨大な量使用し、極限までアルコールを高め、通常の 6 倍以上の熟成期間を経ることで完成します。完成までにかかるコストが並大抵ではないことから、日本で造っているメーカーはほとんどありません。 さらに麦汁の濃度の高い部分だけを使っているため、非常に濃厚で蜜のようにとろりとした口当たりが特徴です。特にウィートワインの主原料である小麦は大麦よりもタンパク質が多いため、液の粘度が強くなり、より“とろみ”を感じられます。 ビールの苦味と香りの基になるホップはウィートワインで 2.7 倍、バーレイワインでは 6 倍以上もの量を使用するため、特にバーレイワインは通常のビールとは比較にならないほどの濃厚さとともに、華やかな香りと、重厚な苦味を合わせもっています。 アルコールはどちらも約 10%で、通常のビールの約 2 倍。出荷時点で通常の 6 倍の熟成期間を費やしているため、すぐに飲んでもブランデーを思わす熟成感がありますが、購入後に 1年、2年・・・と熟成させることで、香りも味わいも驚くほど深みを増し、複雑味を帯びていきます。 鮮度が命といわれるビールですが、世界には目からウロコのこんな変わったビールもあるんですね!販売開始前に予約分で完売してしまうという、まさに幻のビール。ボジョレー・ヌーボーもいいけど、今年は熟成させて楽しむビールの世界にも視野を広げてみてはいかがでしょうか?
【商品概要】 ・商品名:el Diablo 2014/エル ディアブロ 2014(悪魔) スタイル:バーレイワイン(大麦のワイン) 主原料:大麦麦芽 容量:300ml アルコール度数:10% 希望小売価格:1,000 円(税別) 専用ページ:www.sanktgallenbrewery.com/beers/el-diablo/ ・商品名:Un angel 2014/ウン アンヘル 2014(天使) スタイル:ウィートワイン(小麦のワイン) 主原料:小麦麦芽 内容量:300ml アルコール度数:10% 希望小売価格:1,000 円(税別) 専用ページ:www.sanktgallenbrewery.com/beers/wheat-wine/ 『サンクトガーレン公式サイト』