その日の気分によって洋服を選ぶように、飲みたいビールも選びたい!そんな女性の気持ちに寄り添う、スタイリッシュなビール『サッポロ 空模様』シリーズの企画者である、デジタルマーケティング室の齋藤 愛子さんにインタビュー。前篇では「心模様に寄り添うビール」としてのコンセプト決定に至るまでの舞台裏に迫りました。後半では発売してからの反響について伺います。(まだの方はぜひ前篇からお読みください。)
WEB販売だからこそ実現、遊び心あふれるパッケージは“女子力アップ”のマストアイテム♪
発売から3カ月になりますが、商品の評判は上々。直球で反応が返ってくるのはSNSですが、パッケージがユニークなだけでなく味にもサッポロビールのこだわりやまじめさのある商品というということで、ポジティブな意見が多いそうです。その中でもやはりパッケージに対する意見は多く、「これくらい特徴の強い商品を打ちだすとネガティブな意見も出てくるものですが、それが杞憂だったことは驚きであり嬉しかったです。」と顔をほころばせます。
女性に特に人気なのは『流れる雲のヴァイツェン』。従来の市販ビールにないパッケージカラーも人気です。「この青色のグラデーションのデザイン缶は色を出すのにかなり苦労しました。二色にパキッと色が分かれない微妙なニュアンスを出すのは難しかったのですが、このような微妙なニュアンスが女性の感性に響くと考えています」と自信をのぞかせます。実際、飲んだ味わいもちょっとゆるいふわっとした柔らかいイメージで、女性に受け入れられやすいものになっていて、発売前のヒアリング結果も好評だったそう。BBQに差し入れると、青空の下に鮮やかに映えて、女子力も一気に上がりそうです。
『空模様』の手ごたえを尋ねると、「プラスαの要因があると女性のお客様にも買ってもらえるという感覚があるので、今後はそういう商品ラインナップを売り出してもいいかなと思います」という齋藤さん。今後は『空模様』の知見を活かして、既存のビールにないような新たなラインナップを打ち出していく予定です。
「自分とビールは切っても切り離せない関係」という齋藤さんの目下の悩みはどうやってビールを好まない人の気持ちを理解し、ビール初心者を巻き込めるような新たな商品を開発するか。「お酒って結構気持ちにリンクする飲み物だと思います。嫌なことは和らげ、楽しいことをより楽しくしてくれるビールは、女性にとっても日常に寄り添うようなモノ。自分好みの美味しさに気づいて、ビールを好きになるきっかけになるような商品を今後も開発していきたいですね。」と話してくれました。
ビールを日常的にファッションや料理、お店を選ぶような感覚で気軽に楽しむ、そんな心に寄り添うビールの誕生は、女子的ビールライフに新たな風を吹き込みそうです。
【製品紹介】
「サッポロ 空模様」シリーズ
『流れる雲のヴァイツェン』(5%)
ほんのりやさしく、フルーティーに香るヴァイツェンタイプ。日本では珍しい上面発酵を採用し、苦み控えめで、すっきりとした味わいに仕上げた。クリーム系の料理や白身魚等、柔らかい味わいの料理におススメで、フルーツやスウィーツと合わせてもOK。
『陽ざしのピルスナー』(5%)
鮮やかな切れ味のピルスナータイプ。チェコのザーツ産ファインアロマホップをふんだんに使用し、華やかな香りと、しっかりとした飲みごたえが感じられる。ソーセージやサラミといった王道おつまみに合う。
『月夜のデュンケル』(5.5%)
アロマ立つコクと深みが特徴のデュンケルタイプ。丹念にローストしたカラメル麦芽を使用していて、ダークブラウンの液色と、洗練された甘みの味わいを楽しめる。デミグラスソースなど個性の強い料理にも負けない強さがあり、エスニック等刺激の強い料理でも相性抜群。
※サッポロビールネットショップ限定販売商品
3種詰め合わせ(350ml缶×6本)2,300円
3種詰め合わせ(350ml缶×12本) 3,980円
1ケース(350ml缶×24本)7,400円
今回は・・・
サッポロビール株式会社
営業本部 営業戦略室 デジタルマーケティング室 主任
齋藤 愛子さん
にお話しをお伺いしました。