じとっとした空気が肌にまとわりつくような日。暑くてもう外に出たくない日。そんな日はいさぎよく、家で待ってくれているビールと一緒におうちでひとりの時間を楽しむ。そんな“好き”をなんでも体現できる「ビールと過ごすあなた」に贈りたい10曲を集めました。
ビール女子がお贈りする7月のSpotifyプレイリストのテーマは「夏、おひとりビール」。
これから本格的に暑くなる夏を前に、ひとりでビールと過ごす人の日常に寄り添ってくれるような音楽たち。
夜が更けていくにしたがって曲調も夜へ向かっていく、音楽のグラデーションも感じてもらえればと思います。
ラブリーサマーちゃん“私の好きなもの - New Mix -”
私の好きなものは正義。誰に何を言われたって揺るがない、壊すことのできないかけがえのないもの。
グラスのビール。グラスのビール。Yeah。
ザ・ストロングバブルシティ“取り急ぎBEER”
ビールが飲みたいのに飲み会会場に着いたらすでに終盤。結局ビールが飲めなかったさえないサラリーマンの歌…これほどまでに切ないことが他にあるだろうか。
そんな日常の哀愁も、ストバブの音楽はポップに昇華してくれる。
cero“Summer Soul”
だんだんと降りる夜の帳に合わせて、ビールもすすむ。家の窓を開けて、街の雑踏やにおいを感じながら音に合わせてゆらゆらと体を揺らしたくなる。
きのこ帝国“クロノスタシス”
嫌なことがあっても、帰ったら家にはビールが待っている。すべてのもやもやをすべて、どこかの時空に閉じ込めてしまえればいいのに。
ビールを飲んでいる至福のときは、時計の針も止まってしまえばいいのに。
向井太一“SLOW DOWN”
ビールはどんなペースでもどんな場所でも誰しもに寄り添ってくれる。自分のペースで、自分の世界へ。
君島大空“遠視のコントラルト”
遠くも近くのこともわからなくなって、そんなときはただただビールに酔いたい。ビールを飲みながら聴くと、より陶酔感が感じられるかも。
宇多田ヒカル“First Love”
「ビールって大人の階段の入り口だったな」。成長していないと思っていても、実は何かをきっかけにして大人になっているなとふと感じられる曲。
吉澤嘉代子“残ってる”
朝帰りの女の子の歌。帰る途中に出会うものが自分を責めてるように見えたり、夜を超えたら日常がいつもと違う景色に見えたり。誰にでもあるそんな後ろめたさを抱えて帰った思い出を、ビールを飲みながら振り返ったりして。クリープハイプ“5%”
<5パーセントくらいで酔ったらさ/5パーセントくらいは信じてよ>アルコール5パーセントでふわふわとした気持ちになったぶん、自分を信じて好きになってほしいなんて。でもその5パーセントの中には、はっきりさせたくないみたいな気持ちもあるのかもしれない。
毛玉“帰り道”
夜に落ちてしまった日の最後に聴きたい。明日また、ビールを糧に頑張れるように。