Event 【Skål!!ノルウェー❄】生ひとつ下さい!…もよく考えてから?!

2014/08/20

ビール女子の皆様、初めまして!ノルウエー在住ビール女子Anasatasiaです!

ノルウェーでの日常的なビールの楽しみ方からマイクロブリュワリーまで、大好きなビールについて皆様に"ビールのおつまみ"になるような情報をビール好きな視点でお伝えする事ができたらいいな〜と思っています!どうぞよろしくお願いします!

 


 「アイギールブリュワリー」にて飲み比べ。一杯90クローネ(1400円~1500円)前後!


 

 

まず、『約1500円〜2500円』

 

これ、いったい何の値段だと思いますか??

そーなんです。これ、実は「生一つ〜!(500ml)」とノルウェーのお店でビールを飲むお値段なんです!

日本にいた頃は、仕事後の一杯にプハ〜とよく同期と行ったもんですが、きっと、こういう値段はどこかのハイクラスなホテルでルームサービスをオーダーするか、レアな輸入ビールでしかあり得ないですよね。。

ノルウェー クラフトビアバーノルウェーのクラフトビールが飲めるバー。テイスティングも可。


 

ノルウェーでの初めての夏。オープンカフェで夏の心地よい風に吹かれながら、短い夏の間にしか出会えない輝く太陽をビールと共に楽しもう!と思い、ビールとフィッシュ&チップスをオーダし、道行く人々を眺めてはノルウェー素敵なところだな〜とピルスナーを喉で感じていました。

友人との会話も弾み、もう一杯!と思い、注文前にメニュー表を見て正気になったのを今でも覚えています。

私の住んでいるオスロで見た一番安いピルスナーでは60クローネ(1クローネ16円と計算して、、、あんまり日本円として計算したくはありませんが、、960円)。うわ!なんて安いんでしょう!って思った瞬間、あ、私もうここに住み慣れたんだな〜と思っちゃったくらいです。

ノルウェー ビアバー

 

 

「いやいや、外で飲むから高いんでしょー。」
「スーパーに行けば安く手に入るんじゃ?!」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

もちろんスーパーに行けば(まだ、お店に比べて)お手頃価格でビールを入手する事が出来ます!様々なブランドはありますが安くて約28〜35クローネ(500ml缶)といったところでしょうか。

ノルウェーのスーパー普通のスーパーのビールコーナー。低アルコールのものしか売ってない


 

でも実はノルウェーの法律ではアルコールは社会に悪影響を及ぼすとして、一般的に3.7~4.7%以上のビール類は1リットルごとに酒税の他に、一般消費税として25%が加算されます。因みに、スーパーでは、4.7%のアルコール濃度までしか販売されておらず、それ以上のアルコール度数の酒類はVinmonopolet (ヴィンモノポレ)という、国営のリカーショップでしか購入できません。

ヴィンモノポレ4.7%以上のアルコールを扱う国営リカーショップVinmonopolet(ヴィンモノポレ)


 

しかもいずれも、平日夜8時、土曜日17時までの販売と決まっていて、日曜日は販売されていません。。なので、金曜日の仕事帰りにカートいっぱいにビールを買う人の姿をよく見かけることができます。(私もそのうちの一人。。)

Hansaビール夏は定番のテラスでのビールとBBQ!Hansaビール
500ml缶29クローネ(500円前後)!!


 

ビールがとりあえず高い。。という事はお伝えしたところですが、、、
でもなんて言うんですかね、、お店の雰囲気や種類豊富で見た事もないタップでの銘柄を見るとどうしても「あ・・、次これ飲んでみたい、季節限定の生って言われたら今しかないでしょ。。。」
と自分に言い聞かせて、次々とオーダーしちゃう訳です。

場所によっては、ビールのテイスティングもさせてもらえるところもあるので、新しい銘柄や味に出会う楽しみが増えて、ビール好きな私には値段は痛いところですが、飲まなきゃ出会えない世界に毎回飛び込んでいくのです。(←単なる言い訳w)

 

さて、ノルウェーのビール価格事情、いかがだったでしょうか?日本では酒税の高さが話題ですが、上には上がいる!!(笑)

今後、ノルウェーで見つけた面白い、美味しいビールも私個人の視点にはなりますが、どんどん紹介できたらと思っています。
ビールにまつわる男女のルール、ノルウェー式飲みニケーション などなど。。

それでは今日もビール女子の皆様が最高な一杯と出会えますように!Skål!! スコール!=乾杯!

シュスシェレレン ブリュワリー

オスロでかつて最古であったブリュワリー シュスシェレレン ブリュワリー

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Anastasia ホームブルワー,ビール特派員ノルウェー担当

どちらかというとかなりアクティブ系ビール女子。 北欧のビール事情やホームブリューイングあれこれをノルウェービール女子視点でご紹介します。

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