Release クリスマスにぴったり?!キリンのクラフトビール第3弾第4弾を飲んでみた。

2014/12/08

一年の総まとめ、12月に入りました。皆さんの2014はどんな年だったでしょうか?

ビール業界では、今年、業界を激震させたニュースの一つに大手ビールメーカーキリンビール社がクラフトビールに参入するというニュースがありました。

SPRING VALLEY BREWERYというブランド名で立ち上げられた同プロジェクトは第1弾『496』、第2弾『Willy』と予約販売開始から数日で完売されるという注目度の高さを魅せ、10月に予約が開始された第3弾『JZB』、第4弾『White Valley』も人気のうちにすでに予約完売しているのだとか。

第3弾、第4弾を密かにビール女子編集部では同時入手しました!全く性格の異なる2種のビールを飲み比べレポートしたいと思います。

第1弾、第2弾の様子はこちら

>ライフスタイルごと楽しむビール 明日予約開始のキリン初クラフトビールを飲んでみた。

>キリンのクラフト第二弾『Willy』と味わうおうちパーティとは?

キリン スプリングバレー

 

まずはルビー色に輝く第3弾、『JZB』


"Jazzberry"からくるそのネーミングよろしく、注ぐと泡まで綺麗なルビー色。編集部内のビール女子たちの第一声はまず、「きれいっ!!」「かわいいー!」といったもの。ビールが注がれているのを見て、まずかわいいという言葉が出るなんて、キリンビール初の体験ではないでしょうか?

スプリングバレー JZB

 

 

率直な感想を聞いてみると・・・

「"ザ・ベリー"といった香りで、野いちごみたい。フレッシュな感じもありますね。そしてとにかく色が奇麗!」(編集員:N)

「色もそうだけど、ラズベリーそのものの香り。甘すぎず酸味がある。ラズベリーの存在感が強いね。」(編集員:Nr)

「確かに、甘みは思ったより弱め。ベリー独特の酸味がかなり強く感じますね。酸味が強いので、デザートや肉料理と一緒に少しずつ楽しみたい感じ。」(編集員:N)

 

甘い香りはするものの、飲んでみるとスッキリしていて酸味が心地よく、ちびちびと後を引くそんな『JZB』。カクテルにも近いような味わいで、「私はビールは苦くて飲めません」と言い切っている方にこそ飲んでみていただきたいスタイルですね。ビールの世界観が変わります。

 

 

クリスマスにぴったり?!第4弾『White Valley』


ちょうど12月に発送されるとのことで季節感ともぴったりのネーミング、第4弾の『White Valley』。お米を使ってホワイトビールのスタイルで造られた珍しいビール。泡立ちよく、クリーミーできめが細かく口当たりのよい泡が印象的。

スプリングバレー whitevalley

 

編集部員からの率直な感想は・・・

 

「苦みを感じさせるような独特の香りがありつつも、飲むと苦みがあまりなく、飲みやすい。」(編集員:N)

「グレープフルーツの白い綿の部分のような苦みのある香り。でも苦みはちょっと感じる程度かも」(編集員:Nr)

「さらさらしていて、軽く、炭酸も低めなのは飲み続けやすい。でも発酵臭のような、独特の香りがちょっと苦手」(編集員:N)

「小麦を使った酸味からか、お米の甘みをほのかにまろやかに感じる」(編集員:Nr)

 

『JZB』のような視覚にも味覚にも印象に残るインパクトはないものの、ホワイトクリスマスに深々と降る雪のような静けさと特別感が同居しているようなビール。苦みは押さえているものの、ホップの香りはしっかり残っていてフルーティーな香りが印象的でした。

 

 せっかくだからグラスで気分を変えてみる


「SPRING VALLEY BREWERY」の第3弾、第4弾、どちらもそれぞれに香りや味わいの違いを感じたのですが、グラスに入れたときの色の美しさも印象的。せっかくの12月のパーティーシーズンだからこそ、いつものビアジョッキからちょっと気分を変えて、おうちにあるグラスで楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。すでに予約注文していた人には手元に届いている『JZB』、またもうすぐ届く予定の『Wite Valley』、それぞれに違った味わいが楽しめます。

キリン SPRING VALLEy

 

 

キリンビールでは来年春、代官山にブルワリー併設店舗の「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(仮称)」をオープン予定とのこと。このクラフトビールたちがさらにブラッシュアップされて店舗で飲める日が今から楽しみですね。

 

 

関連サイト:キリン『DRINX

 

 

 

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yucco/ 瀬尾 裕樹子 アドバイザー

某ブルワリーでの勤務経験をきっかけにビール女子を創刊。ビールの多様性を楽しむビール文化を日本に根付かせるため日々奮闘中。

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