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Event 第 2 回『北欧ビールラボ ~北欧クラフトビールとデザイン、北欧のおいしい話~』に行ってきた!

2015/10/15

こんにちは! ビール女子リポーターのなな瀬です。先月、第 2 回目の開催となる『北欧ビールラボ』にお邪魔して来ました。今回のテーマは、東京にオープンしたばかりのビアバー Mikkeller Tokyo (ミッケラー トーキョー)にちなんで、本国デンマークで展開している Mikkeller のビアバーや Mikkeller が主催するビアフェス「 Copenhagen Beer Celebration 」(以下、 CBC )での様子など、北欧のビール事情について「北欧 BOOK 」代表の森 百合子さんがお話くしてくれました!

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北欧ビールラボとは?


ビアジャーナリストの福岡桃花さんが、自らの北欧好きが興じて開催しているビールセミナー。毎回、北欧のビール事情や北欧のビールを紹介している。


 

今回のゲスト森 百合子さん


森さんはコピーライターをされながら「北欧 BOOK 」の代表を務め、さらに北欧ビンテージ雑貨の店「 Sticka (スティッカ)」も運営されています。著書に『北欧のおいしい話』、『コーヒーとパン好きのための北欧ガイド』、『 3 日でまわる北欧』(スペースシャワーブックス)などを出されている生粋の北欧好き。

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今までに北欧 4 ヶ国で取材を重ね、北欧の食、暮らし、考え方、デザインやインテリアについて執筆し、多数のトークイベントやメディア出演されています。 2015 年 9 月 16 日(水)には、新刊『北欧のおもてなし』が発売されました。

 

北欧でのクラフトビールの盛り上がり


トークのメインは、いま日本でも大注目の北欧ビール Mikkeller について。まずは、参加者もMikkeller の「 Peter, Pale and Mary (ピーター、ペール&マリー)」で乾杯です。パッションフルーツのようなトロピカルなアロマが広がるウキウキするようなビールです。オレンジピールのような程良い苦味も感じられます。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

まず最初に森さんがお話ししてくれたのは、Mikkeller 主催のビアフェス「 CBC 」について。会場には北欧ならではのお洒落なデザインが溢れており、スタッフは皆 Mikkeller のジャケットデザインをしたデザイナーの T シャツを着て世界観が統一されているそうです。フードにも、もちろん北欧らしいものが。こちらは一見たこ焼きのように見えますよね? 森さんいわく、デンマークには丸い “エーブルスキワ” というパンケーキがあるらしく、それかと思ったそうです。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

笑顔で焼いているお兄さんの元へ、近づいていよく見てみると… 本当にたこ焼きだったそうです(笑)。厳密に言うと中身はイカ。北欧では、日本の食文化も取り入れられているんですね! また、イベント内にはビールを楽しむだけでなく、自分たちでグラスをアレンジしたり、ビールのジャケット柄のネイルができたりと、色んなアクティビティーを楽しむことができるんだとか。 Mikkeller の可愛らしいキャラクター “ヘンリー” のグッズも GET できちゃいます。

 

本場の Mikkeller のビアバー


次に森さんが見せてくれたのは、コペンハーゲンにある Mikkeller の店舗。渋谷にも今年夏にオープンしたばかりで話題になりました。下の写真は、デンマークのコペンハーゲンにある半地下になった Mikkeller の 1 号店です。コペンハーゲンでは、このように半地下になったお店をよく見るそうです。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

とにかくお洒落な Mikkeller の店舗では、インテリアのこだわりも目を引くものがあります。あえてばらばらのデザインにした照明や、木の温かみがある机も北欧らしさが出ていますね。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

各地の店舗には、食事にこだわったところもあれば、グッズを売っているところやボトルショップを備えているところもあり、利用者はの楽しみ方はそれぞれ。グッズのなかにはビールで染色したスニーカーもあり、約 300 ユーロ(今の日本円だと 4 万円以上)もするそうです。さすが Mikkeller 、発想がパンクですね。

 

お洒落過ぎる! Mikkeller のオフィス


続いてご紹介してくれたのは、インテリアや内装など、とにかくデザインにこだわり尽くした Mikkeller のお洒落なオフィスについてです。と、その前に本日 2 杯めのビールをいただきました。「 Beer Geek Breakfast (ビアギーク ブレックファースト)」というビールで、その名の通り目覚めの朝にふさわしいコーヒーが使用された 1 杯です。 焙煎したコーヒー豆の苦味や酸味のバランスが程良く、ゆったりと楽しみたい味わいです。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

さて、それでは Mikkeller のオフィスはといいますと、デンマーク生まれの有名デザイナー、ヴァーナー・パントン氏が手掛ける家具で埋め尽くされた、ミッケル氏の理想を詰め込んだような最強オフィスだったそうです。木材から作られる家具が一般的な北欧では、プラスチックなどの新素材から作られるパントン氏の近未来的な作品は、保守的なデンマーク本国ではに当初なかなか受け入れられませんでした。ミッケル氏いわく、そんな異端児的な存在に自分と通ずるものを感じたそうです。

 

 北欧のビール飲み方


ここまで森さんから伺った Mikkeller の話をつらつらと書いてきましたが、最後に北欧で楽しまれているフードや、現地の人のお酒の飲み方についても教えていただいたのでご紹介します!

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

北欧では、とにかくニシンなどの酢漬けがポピュラー。スーパーに行くと、専用のコーナーがあるそうです。

北欧ビールラボ ミッケラー 森百合子

また魚卵もよく食べられており、シーフードが親しまれているんですね。また、北欧の人たちは本当にお酒が強く、アクアビットという 40 度前後のお酒を飲みながらビールはチェーサー代わりに楽しむ人が多いのだとか。日本のビールでは常陸野ネストビールが人気だそうですよ。

いかがでしょうか、お洒落で自然豊かな北欧に行きたくなりませんか? 北欧や Mikkeller に興味が沸いた方は、森さんの著書やトークイベントなどでもっと深堀りしてみてはいかがでしょうか?

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ライターの紹介

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なな瀬 専属リポーター

『ビールがあるところに笑顔あり!』 北海道旭川市出身/ビアソムリエ/ビアジャーナリストアカデミー5期生/過去出演:マガジンハウス『Hanako』、JTBパブリッシング『mani mani 伊豆』/過去執筆:ワイン王国『ビール王国』、KKベストセラーズ『おとなの流儀』

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