海外 Column 暑い日は「Eagle Rock Brewery」のジンジャー・セゾンで乾杯!

2015/08/28

かつて農閑期の冬に醸造し、夏の農作業中喉の渇きを癒すために飲まれていたアルコール度数低めで、ホップやスパイスが効いたベルギーの伝統的なスタイル「セゾンビール」。今ではさまざまな国で造られており、アメリカでも夏前になると多くのブルワリーがこのスタイルを醸造しています。今回は、ロサンゼルスにある「Eagle Rock Brewery」から旬のジンジャーが入った、夏にピッタリなセゾンビールをご紹介します!

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喉越しすっきり! 豊かなアロマが特徴


タップからグラスに注ぐだけでジンジャーの香りが漂う爽やかなセゾンビール。このジンジャーはハリウッドに程近いスタジオシティーにある「 Totes Juices 」のオーガニックのものを使用。友達でもあるこの会社のオーナーにとびっきりフレッシュなジンジャーを搾ってもらい、樽やビンの容器に入れる寸前に加えているとのこと。それゆえに、人工的ではないフレッシュなジンジャーの香りが漂います。また、後味もすっきり! 5.3 % と、アメリカのクラフトビールでは比較的低いアルコール度数なのでゴクゴク飲みたい暑い日にぴったりです。

ラベルはやさしいカラーでスタイリッシュ


ラベルはピンクやイエローのやさしい色合い。「 Ginger Saison 」と大きく書かれた文字の上には、日本語で「生姜セゾン」という文字が! なにか日本に縁があるのかと思い聞いてみると「特に深い意味はなく、友達が日本に行ったとき覚えてきた文字が面白いので使った」とのこと。

日本語はアメリカでは「見た目が美しい」ということでタトゥーなどでよく使われています。しばしば、間違った日本語が使われていることもありますが、このラベルではきちんと正確な日本語が書かれています(笑)。

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オリジナルグッズは豊富でおしゃれ


アメリカ西海岸では、海沿いの涼しい場所に多いブルワリー。しかし、このEagle Rock Brewery はダウンタウンロサンゼルスの北側、比較的内陸にあります。ブルワリーとわからない外観で、初めてくる人はどこが入口かわからないほど。「Eagle Rock Brewery」と描かれたオレンジのドアが目印になります。

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タップにはIPAやペール・エールといった定番から、期間限定のシーズナルのものが用意され、その横にはオリジナルのグラスや T シャツが販売されています。ほとんどのブルワリーがオリジナルグッズを販売していますが、ここのものはシンボルカラーのオレンジを基調としたおしゃれなものばかり。ついつい手が伸びてしまいます。

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ジンジャーは冷え性や風邪に効果があるといわれていますが、新陳代謝の促進効果もあり夏バテにも効くといわれています。また、女性にはうれしい肌荒れにも良いとか。

残念ながら、このビールは日本に輸出していませんが、これから新ショウガの季節になります。自宅でも生姜を絞ってビールに入れると後味スッキリ! ゴクゴク飲める爽やかなビールが味わえますよ。

 

>Eagle Rock Brewery http://eaglerockbrewery.com/

 

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ライターの紹介

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舟津 カナ ライター

日本とアメリカで10年間旅行会社に勤めた後、編集プロダクションに勤務。現在はアメリカLAを拠点にライターとして活動中。大学で発酵学を学ぶほどのビール好き!趣味はビールの王冠集め。アウトドア派。キャンプや山登りのときに飲むビールが至福のとき。

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