こんにちは! ビール女子リポーターのなな瀬です。先日、知る人ぞ知る広島の「ビールスタンド重富」のマスターであり、同じビールを11通りに注ぎ分ける達人の重富寛さんが東京にいらっしゃるという情報を聞きつけ、貴重な機会を逃す手はないとそのイベント会場となる経堂の「さばのゆ」に潜入してきました! 重富さんが注ぎ分けるビールの違いに、目からうろこ感動の連続でした。

重富 名人 広島 カープ

 

 

国産ビール誕生の歴史を講談で

さっそく重富さんが披露してくれたのは、日本人がどのように国産ビール造りを始め、どんな歴史を辿ってきたのかをまとめたビール講談です。キーパーソンになるのは、“日本ビールの父”中川清兵衛。「サッポロビール」の原点となる、「開拓使麦酒醸造所」の醸造技師を務めた人物です。清兵衛は当時幕府によって海外へ行くことが禁止されていた最中、死罪というリスクを負いながらも単身海外へ渡ってビール造りを本場ドイツで学びました。また、国産ビールを作ることで日本を元気にしたいという、黒田清隆や村橋久成らの力もあり、やっと初の国産ビール冷製「札幌ビール」が誕生したのです。重富さんが扇子をもって軽快に話してくれるビール講談はわかりやすくて、ビールへの愛情を深めてくれました。

 

まずは「壱度注ぎ」からグビっと!

ビール講談で学んだあとは、お待ちかねのビール飲み比べタイム! 思わず「とりあえず生」と頼みたいときに最高の喉ごしと刺激が楽しめるのは、炭酸をしっかりと残して爽快な味わいに注がれた「壱度注ぎ」です。重富さんから、この一杯を飲むときのアドバイスが。手は腰に、胸を張ってグビグビっと喉を走らせます。この姿勢をとると、確かに喉から胃までが真っすぐに伸びるので、ビールが勢いよく流れ込み、堪らない喉ごしを楽しめます。う~ん、最高!

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歴然の差で驚き「弐度注ぎ」

次は、説明に“これまでに経験したことがない「泡」のなめらかさ”と書かれた「弐度注ぎ」。お、お~! 全く違う! さっきのビールとは別物の、香り喉ごし味わいです。

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感動のあまり、ビール注ぎに集中している重富さんに思わず質問攻め。

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重富さんいわく、最初にできる泡に苦みを吸着させて泡切りすることでモルトの甘みを引き出したり、注ぐときの高さや時間をかけて注ぐことで炭酸のバランスを調整しているのだそう。それだけでこんなにも違ったビールの表情を表現できるなんて、まさに神業です! 「参度注ぎ」に至っては、シルキーでモルトのキャラクターが際立ち高級感さえでています。いや、泡切りのビールの量を考えると、これは本当に高級な一杯ですね。この注ぎ方で「シルクヱビス」注いだらどんだけシルキーなんだろう…

 

おつまみには広島の牡蠣缶詰

重富さんが注いでくれたビールと一緒に楽しんだのは、明治屋のおいしい缶詰シリーズの『広島県産かき燻製油漬』や、広島のシラスをふんだんに使ったおつまみです。

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『広島県産かき燻製油漬』は、一個一個が大ぶりで濃厚な味わいなのでビールがよく進みます。

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一番驚いたのは、シラスのバター。これを白米に乗せると、コクとシラスの香ばしさや磯の香りが相まって箸が止まらない美味しさでした。

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シラスと牡蠣は美味しいし、ビール注ぎの名人はいるし、広島行ってみたくなりました。

 

最後はホワイトクリスマス?

最後に頼んだのは、気になるネーミングの「ホワイトクリスマス」。まさかまさか、とは思いながら待ってみると…

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やはり! 真っ白な泡が来ました~。泡をメインに楽しむというのは日本人にはあまりない発想ですが、チェコでは有名なビール「ピルスナー・ウルケル」で、“ミルコ”と呼ばれる注ぎ方として楽しまれているんです。

重富 名人 広島 カープ

重富さんがこれらの何通りもの注ぎ分けができるのは、昭和で使われていた特別なビールサーバーを復刻したからだそう。ビールって本当に奥が深いです。

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最後に、ビールイベントは初めてという素敵なビール女子をまたまた発見! 誰でも楽しめて、とっても勉強になる大賑わいの興味深いイベントでした。

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今回は父の日が近いこともあり、重富さん親子で参戦してくれました。そして6月には父の日本番を迎え、“父、缶動”をテーマに「父の日に缶謝を贈ろう おいしい缶詰キャンペーン」を展開している明治屋がキャンペーンの一環として、重富さんも出演する“缶詰×ビール”のイベントを開催します。父の日のプレゼントとして、お父さんを連れて美味しい缶詰と美味しいビールで乾杯してみてはいかがですか?

重富さんイベント

 

【概要】

『明治屋 生ビールで父の日を盛り上げる夕べ』

〇日時:2016年6月10日(金) 19:00~、11日(土) 15:00~(※30分前会場)

〇場所:明治屋ホール(東京都中央区京橋2-2-8 明治屋本社ビル 7階)

〇参加費:前売り 2,500円

〇フード・ドリンク:生ビール2杯、おいしい缶詰、広島の美味の試食、お土産付(※生ビール3杯目から1杯500円)

〇ゲスト:重富寛氏(生ビール伝道師)、黒川勇人氏(缶詰博士)

〇チケット取扱:e+(イープラス)