平安時代、船上で宴会を催して、詩歌を作ったり奏楽を愉しんだという“舟遊び”。そんな粋な遊びでおいしいビールが愉しめると聞き、私、宮原佐研子が早速体験して参りました。

企画運営は『舟遊びみづは』(株式会社フローティングライフ)。2013年9月からさまざまな “舟遊び” ツアーを開催しています。
TOKYO BLUES 舟遊びみづは

当日は、晴れの特異日と言われる2015 年11月3日(火)文化の日。前日の寒さも少し緩み、風も穏やかな絶好の舟遊び日和♪

マジックアワーに満喫する!東京の夜景と『TOKYO BLUES』

“ビール” をテーマにツアーを企画したのは初開催ということで、代表取締役の佐藤美穂さんにお話を伺いました。
「もともと、普通の会社員をしていて、夫の海外赴任でアメリカに駐在したことで、改めて日本の文化の良さを実感しました。帰国後は、特に江戸文化の魅力を伝えるような仕事がしたい、といろいろ検討し、今の仕事を起業しました。弊社は日本橋で商いをしているので、お客様のお土産に日本橋老舗の小物を差し上げたり、日本橋や流域のお店とコラボすることも大事にしています。舟が通っている場所の近くにある、素敵なもの・美味しいものをお客様に知って頂きたいという思いがあり、先頃、日本橋の酒類卸コンタツの津久浦社長のお話を伺って、コンタツが石川酒造と共同開発した『TOKYO BLUES』というビールがあることを初めて知りました。私自身、クラフトビールも好きなので、いいものがあれば、イベントをしたいと思っていたところで、実際飲んでみて、爽やかで華のある香りと苦みのバランスが良くて美味しい!とまず感動し、炭酸の強さもちょうどいいよく、舟の上で非日常気分に浸りながら、柑橘系の香りを楽しんで苦味を味わう大人っぽいイメージが湧き、これならみづはのお客様に楽しんでもらえると思い、このツアーを早速企画しました」

受付を済ませ、期待を胸に早速舟に乗船。12名が定員という舟は、想像よりも小さい舟でしたが、乗り込んでみると、川面を渡る風を楽しめる舟座敷と、天候が悪いときには冷暖房完備で屋根のある舟水屋もあり、ツアーは満員でありながら舟の中はゆったりとしています。
TOKYO BLUES 舟遊びみづは

まずは「カンパーイ!」さあ、川面を渡る夢のビール体験へ

今回のツアー料金は大人5,980円(税込)。料金には、TOKYO BLUES 2本とスパークリングワイン(飲み放題)、おつまみのスナック、お土産も含まれています(お酒の飲めない人にはノンアルコール飲料も用意)。その他、持ち込みは自由なので、好きな飲み物やおつまみも持参できます。

東京の “マジックアワー” を愉しんでもらいたいと、出発時間は16:45の日没直前。日本橋を出発した後は、佃大橋に抜ける水門を通り、隅田川で築地市場の脇を通って浜離宮脇でしばらく停泊、その後朝潮運河を通り、豊洲付近から隅田川に戻って永代橋をくぐり、そして日本橋に戻るという75分間のルートです。

…これがまた、素晴らしかった!!

百聞は一見にしかず、ということで、そのすばらしさは ▼ の写真をご覧ください。

出発とともに配られた『TOKYO BLUES』でまずは参加者全員で乾杯!
TOKYO BLUES 舟遊びみづは
こちらがビールとおつまみ
TOKYO BLUES 舟遊びみづは
いよいよマジックアワー!東京タワーもみえてきました
TOKYO BLUES 舟遊びみづは
浜離宮脇では東京タワーの他、レインボーブリッジの夜景も望めます
TOKYO BLUES 舟遊びみづは
北上すると、今度は東京スカイツリー。永代橋や行き交う屋形船も美しく輝いています
TOKYO BLUES 舟遊びみづは

名シーンはもっとたくさんありますが、今回はこれぐらいで…。

今回の参加の中には、すでに何度もこのツアーに参加されていらっしゃるリピーターもいて、「桜の季節とか、ほんとにいいですよ〜」とお話しいただきました。また、カナダやフィリピンからの外国人も乗船していましたが、佐藤さんは見所を日本語と英語のバイリンガルでしっかりガイドしてくださいます。

そっとおしえちゃいます…。今後のツアーや ‘夢’の貸切方法など

『TOKYO BLUES』を愉しむツアーは、今回と11月6日(金)の2回でしたが、『TOKYO BLUES』の新しいタイプが発売になった時などにも実施したいとのこと。基本的には、石川酒造のビールをイベントで使う予定だそうですが “飲み比べ” という観点で他のクラフトビールを出す可能性もあり、今後都内特に日本橋近辺でマイクロブルワリーなどの美味しいものがあれば検討したいとのことです。

既存の企画としては、5~10月に「夕暮れ・夜景舟遊び」というツアーを開催、60分大人3500円(税込)で缶ビールまたはペットボトル飲料が1本付いています。こちらは大手ビール会社のビールになり、在庫状況によりますが、アサヒスーパードライとか、キリン一番搾りや、今年はサントリーのクラフトセレクトも一部出したりなど、複数の銘柄から参加者が選べるとのことです。

また、貸切は、他の予定が入っていなければ、年末年始や冬季保守休業以外はいつでも受けられるとのこと。持込みは自由でお食事やビン・缶のゴミは引き取ってくれるそうで、ビール1ケース(24本)程度であれば、事前に送れば、冷やしておいてくれます。

「先日は20時から貸切で、お客様がウィスキーとおつまみを持ち込んで、ウィスキーテイスティングをしていらっしゃいました」と佐藤さん。これはビールでもやってみたいですね!

なお、航路により事前申請が3〜7日前に必要になるため、貸切をする場合は早めの連絡をおすすめします。

春から秋にかけてはもちろん、これからの季節でも、デッキの舟座敷でコタツにあたりながらのツアーやクリスマスキャロルのイベントなど楽しみもたくさん!ツアー内容や貸切方法は以下をご覧ください。

舟遊びみづは http://www.funaasobi-mizuha.jp

とにかくステキでした!お土産にいただいた東都水路の図がプリントされたクリアファイルを眺めつつ、次回はいつ(プライベートで)乗ろうかな〜?と早速画策中です♪(編集員:宮原佐研子)