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Bar 京都まちなかの地下で楽しむ隠れ家バー「半地下」に行ってみた

2022/04/05


千年の歴史都市、京都。雅で華やかな舞台の裏側には、陰陽師や百鬼夜行、京の七不思議めぐりなど、悠久の歴史の中で作られたミステリアスなもののけスポットも隠れた人気です。

そんな京の街の片隅にひっそりと佇む、何やら怪しげで謎めいたロゴの提灯。今回は不思議な癒し空間を演出する京の人気ビアバー「半地下」を取材してきました。


京都の中心部に佇む隠れ家的バー


阪急電車「京都河原町駅」から徒歩約7分。京の台所とも呼ばれる「錦市場」を抜け、御幸町通(ごこまちどおり)を北に進むとすぐの場所にあるのがビアバー「半地下」です。

奥まった建物の中にあるため、通りからは一見わかりにくいですが、振り向いた時にパッと見える個性的なロゴの提灯が目印です。


お店は螺旋階段を半分ほど降りた暗がりの地下にあります。一段一段と降りてゆくにつれて見える、暗闇の中にキラリと光るタップが、高揚感を高めてくれます。


2019年4月にオープンした「半地下」。店名の由来は、名前の通り建物の半分地下の場所に位置していることからだそう。

お店のコンセプトは、“京都で若い人たちにもクラフトビールを気軽に親しんでもらえるお洒落なビアバー”。京都で長年イタリアンのお店で働いてきた店長の早川さんの「京都へ訪れるビール好きの人や、ビールを知ったばかりの人達が入りやすいビアバーを作りたい」「国内外の厳選されたクラフトビールと、自身のイタリアンと一緒に楽しんでほしい」という想いにより、観光客や地元の人も行き交う京都の中心部にオープンしました。


お店にはテーブル席が8席。奥の部屋にはソファ席もあり、壁面には洋画シネマが投影される空間で隠れ家気分を味わえます。


入口すぐにはスタンディングのカウンター席があるので、スタッフさんとの会話を楽しめるなど、来店シーンに合わせて好きなスタイルを選べます。

謎めいたロゴがお出迎え


オーダーをすると渡される、テーブル会計時用のカード。半地下オリジナルロゴ仕様で可愛く工夫されています。


ミステリアスなロゴは、いかにも歴史のまち京都に潜んでいそうな、薄暗い地下をイメージして作られたそう。

洞穴から頭がにゅっと飛び出た、性別も年齢も不詳の、独特で謎めいたキャラクター。間接照明で仄暗く演出された店内に、色んなシーンで怪しげに登場します。

オリジナルロゴはインスタグラムでもひそかに人気を集め、Tシャツやステッカーなどのグッズも販売されています。


おすすめのビールは?


タップ(樽生ビール)は全部で6タップ。その内の3タップは、オープンから変わらず定番として常設されている、地元でも安定の人気ブルワリー「京都醸造」と、長野軽井沢のマイクロブルワリー「ココノホップ」のビールです。

京都醸造は、京都へ来たらやはり飲んでほしいビール。おこしやす(ようこそ来てくださいました)の意味も込め、スタイルはその都度変わるものの、常にご用意されています。

ココノホップは、全国的にもなかなかタップお目にかかれるのは稀少で、京都で飲めるのはここだけ。マイクロブルワリーならではの味わいと、レアなビールを楽しんでほしい。と、こちらもいつ来ても飲めるように常設されています。

その他の樽も国内のもの、ボトルや缶は海外からのものを中心に提供されています。


この日にいただいた『KOKAGE IPA』(ココノホップ)(写真左、税込770円)は、トリプルホップの鮮烈なアロマが広がり、軽快な苦みとのバランスが心地よいフルーティなIPA。

そして、『一期一会』(京都醸造)(写真右、税込770円)は、ベルジャン酵母とモダンなホップの組み合わせで京都醸造を代表する定番セゾン。柑橘系アロマで華やかで爽やかな味わいです。


あとの3タップは、国内の人気のものだったりその日のおすすめのものを用意。樽は約2日ほどで入れ替わり、常にフレッシュなものを味わえます。


さらに、ピンクのネオンカラーが光る冷蔵庫には海外の缶ビールがをストック。缶の種類はポップでついときめいてしまうような可愛いデザインを中心に取り揃えてます。


ビールが苦手な人にも飲みやすいフルーティなものも取り揃えており、クラフトビールを飲むのが初めての方にも優しい。どれを選んでよいか分からない時は、スタッフさんがお客さんの好みに合わせて気軽に提案してくれます。

ビールの合間に自家製サワーでリラックス


「半地下」では、サワーの注文も多いのだそう。

自家製のレモンシロップのサワー 極厚のフレッシュレモン付き』(写真左、税込770円)は、惜しげもなく使われたレモンをミキサーにかけ、自家製の甘いシロップが完成。さらに仕上げにも肉厚のレモンがグラスに飾られてます。よく混ぜてどうぞ。

季節限定 アップルシナモンサワー』(写真右、税込880円)は、グラスいっぱいに広がるシナモンの香りと、バーナーで少し焼き色をつけたスライスりんごの絶妙の組み合わせ。スッキリと後味も良く、アルコール度数も低いので、ビールを飲んだあとのブレイクタイムにもおすすめ。


見た目もとてもキュートな人気のサワー。とても飲みやすくゆっくりと味わえるので、ビールとビールの合間にリラックスしながら頂けます。

半地下の絶品フードとビールのペアリング


大阪のホテルでフレンチを経験し、京都のイタリアンレストランで15年以上修行された店主による絶品フードはどれも感動の味。この味を求めて訪れるファンも多し。そんな人気のフードメニューから、半地下おすすめのペアリングをご紹介します。


「半地下のポテトサラダ」(税込660円)×『一期一会』(京都醸造)

半地下で大人気のフードメニュー。自家製のポテトサラダに、とろとろ半熟たまごをまるごと一個トッピング。その上にはトンナートソースと呼ばれる自家製のソース(ツナマヨ、アンチョビ、ケッパー入り)が丁寧にかけられています。


ぷるぷるのたまごをお箸で丁寧に半分に割ってみると…


中から半熟の黄身がとろーり!

ポテトサラダと絡めていただくと、まろやかな味わいが何倍にも楽しめて相性抜群!絶妙に絡み合う味を邪魔せずに引き立たせる一期一会とのペアリングをお楽しみください。


「スペアリブ半地下スパイスまみれ」(税込1,320円)×『KOKAGE IPA』

じっくりと漬け込まれた、肉厚でジューシーなスペアリブ。カイエンペッパー、花山椒、日本の山椒などのスパイスがふんだんに盛られ、さらに食感の良いフライドオニオンとフライドガーリックがプラスされた、スパイス好きにはたまらない一品。フルーティで苦みのあるKOKAGE IPAとぴったり合います。


食べやすいように、丁寧に切り分けて提供されている工夫が、思いやりを感じます。辛いのが好きな人はもちろん、辛いものが少し苦手な人も絶妙のバランスに仕上がっているそう。

ちなみに辛いものがあまり得意ではない私も食してみましたが、フライドオニオンやガーリックのカリカリ感がいい仕事をしていて、多彩なスパイスと口の中で見事なコンビネーション!程よい辛さに仕上がり、気が付けばペロリといけてしまいました。ビールもどんどん進んでしまう、ヤミツキになる小悪魔的フードです。辛いものが苦手な方にもおすすめ!


「季節のフルーツと水牛モッツァレラのカプレーゼ」(770円税込)は、ブッファラ(水牛のミルクから作られたモッツァレラチーズ)、お手製ジェノベーゼソース、エクストラバージンオリーブ、黒コショウ、旬のイチゴを使ったカプレーゼ。噛むとジューシーで、しっとりと弾力のある質の良いモッツァレラとフレッシュフルーツの組み合わせは、半地下の人気定番フードのひとつ。


もう1つのこだわり。ハンドソープコレクション


じつは、国内外から取り寄せたハンドソープを、まるでクラフトビールをセレクトするかのように置くのも半地下ならではのこだわりなんです。

公式インスタグラムでも「半地下ハンドソープコレクション」として時々紹介されるほどのこだわりぶり。


訪問時のハンドソープは、ニューヨークのコスメブランド「LE LABO」の、ヒノキのハンドソープ。日本高野山の“ヒノキ”にインスパイアされた、上質な使い心地を体験できます。

私も試してみましたが、予想をはるかに超える高級感あるヒノキの香り!ビールグラスを持つたびにふわっと漂い、いつまでも持続して心地よく、クラフトビールの香りと二重にハッピーな気持ちになれました。


このご時世だからこそ、“清潔”をあえてバラエティ豊かに楽しむ発想の転換が素晴らしい。ただ手を洗うだけでなく、ちょっと上質なハンドソープで良い香りに包まれるのは嬉しいですよね!

水、木限定!お楽しみ「台湾DAY」


台湾人のスタッフさんの提案で、半地下では毎週の水曜・木曜限定で「台湾DAY」が開催されています。

大鶏排(ダージーパイ)やルーローハンなどの人気台湾フードや、様々なラベルの台湾ビールがお目見えするので、こちらも要チェック!
(左から)店長の早川雅敏さん、スタッフの今西めぐみさん、竹中さん
京都のまちなかにある地下の隠れ家的バー「半地下」。暗がりでほのかに光る、落ち着いた間接照明の中で、静かにゆっくりと過ごせる場所です。

お一人様やカップル、大事なお友達同士で、気軽にゆったりと寛げます。雰囲気を楽しみたい人にピッタリでおすすめなので、洗練された空間にぜひ足を運んでみてください。

 半地下/HANTICA

〇住所:京都府京都市中京区伊勢屋町346 GRAND-REM KYOTO B1F
〇交通:阪急電車「京都河原町」徒歩7分、京都市営地下鉄「京都市役所前」徒歩8分、京阪電車「三条京阪」徒歩10分
〇TEL:075-708-3610
〇営業時間:
[平日]17:00-23:00
[土日祝]12:00-23:00
〇定休日:不定休
〇Instagram:https://www.instagram.com/hantica.kyoto/

【おすすめ情報】
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みへん ライター

京都生まれの京都育ち、ときどきジャズシンガー。ライブ前には必ずビールを体に流し入れてから歌い始めるのがマイスタイル。最近はクラフトビールにはまり、京都をクラフトビールの街に変身させるべく活動中。京都検定2級所持。

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