Guten Tag!
未だドイツ気分の抜けない編集長です。
ベルリンでは、観光はそっちのけでほとんどビールを飲んでいたか、観光客ではなくてBerlinerが足を運びそうなディープな世界を堪能してきました。
その一つがここ、Markthalle Neun(マルクトハレ・ノイン)。
市場という意味のマルクトハレですが、戦前から続いて今もなお残っているのはベルリンに5つ。ノインは9番目といういみですが、前はもっとあったのでしょう。ドイツの中でもひときわ都会なベルリン。移民が多くいることや、最近だとクリエイティブな人々が世界から集まるのもあって、〇〇料理というものが色々食べれるところも多いのですが、マルクトハレにはそれが一堂に会します。以前まで市場だったところを2011年に改装して、今のような形で復活。色々な料理が楽しめるお店が入って、建物の真ん中の広いスペースにはイスやテーブルが並び、買ったものを食べられる、フードコート形式になっているのです。こんなエキサイティングなところなのに、観光客の姿はほとんどなく、たまたまいた日本人も現地に住んでいる人だけでした。それもまたいい。
と、ここでやっと本日の本題。
ベルリン行くならと色々調べていたブルワリーの一つ、HIDEN PETERs(ハイデンペータース)を見つけたのです!!
この近くなのは知っていたけど、この マルクトハレの中にあるとは知らず、後日日を改めて探しに来るつもりだったところ、たまたまこの日知人に連れてきてもらった時に巡りあったという、運命!!
ドイツの中ではビール不毛の地とも言われるベルリンですが、最近新進気鋭のマイクロブルワリーが少しずつできているようです。ビールの世界ではクラシックなドイツやベルギーに対して、それらの要素を取り入れつつも独自路線で近年爆発的に伸びてきているアメリカを中心とするニューワールド。どうもベルリンではそのニューワールドの影響が少なからずあるみたい。千年以上のビールの歴史を持つドイツで、最近のビール造りが海外から逆輸入されるなんて興味深い話しですね!!
黒板には三種類ほどのビールが書いてあったけれど、時間帯的にそろってなくてペールエールを一杯。ドイツではペールエール自体あまり見かけないゆえの珍しさもありますが、なにこれ!っと言うほどの華やかな柑橘系の香り♡
香りから甘味も感じますが、ホップの嫌味ない苦味も心地よくて進む進む。
残念ながら造り手のPetersさんにはお会いできませんでしたが、またベルリンを訪れる機会があればぜひもう一度足を運びたいところです。
マルクトハレにはつまみが足りなくなればいくらでも買いにいけるし、飲みたいものはそろってるし、最高の環境。
今回、ベルリンで行ったどこの観光地よりもオススメの、マルクトハレでした。ベルリンに旅行計画中の方はぜひ!!
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オープン(マーケット):金土 10:00~18:00
住所:Eisenbahnstr. 42/43, 10997 Berlin
電話番号:030-577094661
URL: www.markthalleneun.de
Guide:Ogawa Naoko