こんにちは。
旅好き編集長yuccoです。
先日、あるドイツ好きの知人と話した時のこと。(彼もまた、ご家族とともに昨年の7月に2週間に渡るドイツの旅を実行した人なのです。)
旅から帰ってきて、旅のグッズを眺めたり、日本でその国に縁のあるお店を訪ねたりしながらゆるっと行ってきた旅に思いを馳せるのもまた、旅の醍醐味だと思うんだよね~。なんて話しに深く同感したものです。
そんなドイツ好きの先輩からの案内で行ってきました。
赤坂にあるドイツ料理のお店、Zum Eichen Platz(アイヒェンプラッツ)さんにて行われた、ヨーデル北川桜さんのミニオクトーバーフェストライブ。
このイベントのチケットにはヨーデルライブにビールのSが二杯、プレッツェルとワンプレートドイツ料理がついていました。
ヨーデルが始まる前に頼んだのはSPATENのラーガー。
奥にあるのはフランツィスカーナーのヴァイス。
店内は南ドイツの流れをくむお料理や装飾だからか、お客さんにもバイエルンの州旗を降っていたり、オクトーバーフェスト風の格好をした人も。
その中でも私のまわりにはなぜか被り物系の人が多く、それだけで意気投合。さっき会ったばかりのご夫妻も一緒にドイツに行ってきたくらいの勢いでプロージット!!(乾杯。)
そう、お気づきでしょうか、この日たまたま席を隣り合わせた金井夫妻の持っているピッチャーの大きさ。
私のと奥様のを並べると、まさにオトナとコドモ。
ドイツのオクトーバーフェストに行くと、この大きいサイズしかまず見かけなかったりするのですが、このサイズ、“マス”といって、この日のドリンクチケット二枚プラスさらにいくらか追加して注文されていたようでした。さすがはドイツ好きのビール好き。私はまだまだだなということを痛感(笑)。
さらにオプティメーターという修道僧のビールを注文し、お料理も到着。
芳香で味わい深い黒ビールで甘味と香ばしさのバランスが最高。
この後はヨーデルライブが始まり、素晴らしい歌声に聴き惚れながらビールを飲むの図を想像していたら、お客さんを巻き込んで歌えや踊れやの大騒ぎ!!
北川桜さんのライブは歌声の素晴らしさも去ることながら、柔らかい雰囲気を持つのにも関わらず、会場をリードして一体感を作り上げる、素晴らしい統率力。そのお陰でお客さんも皆さん、躊躇することなく参加し、見ず知らずの隣の人どうしが腕を組んで左右に揺れたり、前の人の肩を持って列車状につながって歩いたり、まさにオクトーバーフェストな雰囲気。ドイツ人はこうやって酔っ払うんだということが身にしみてわかったイベントでした(笑)。
旅行中、仕事のことを忘れ、旅先で飲むビールは最高です。日本でも、海外でも旅行に出かけたら現地の人が集う酒場でビールを飲んでみるというのもそこの土地や文化を知るいいきっかけになると思うのです。いつもはあまりビールを飲まない方も、旅先で味わうことのできるせっかくの機会にぜひ手を出してみてほしいと思います。
そんな特別な場所で、特別な人と味わうビールは想像していたものを遥かに上回る、 “特別な飲み物”になるかもしれません。
そして旅から帰った日常で、時には仕事の合間に楽しむ旅の余韻も良いものだな、としみじみ思った夜でした。
また旅に出たくてたまらなくなっちゃうけどね。
Gute Reise!!