Bar トルコビール片手にベリーダンスショーを楽しめる！横浜のショーレストランに行ってみたら

皆さんはどんな時に、どんな場所で、どんな雰囲気でビールを楽しむのが好きですか？家でゆっくりTVを観ながら、お店で友人と語らいながら...自分が好きな空間でおいしいビールを飲むのはまさに格別ですよね。


私は最近、好きな音楽を聴きながらゆっくりビールを味わうのが楽しみなのですが、今回はいつもとは違うビールの楽しみ方を味わいたいと、ビールを片手にベリーダンスショーが楽しめるショーレストランに足を運んでみました。

訪れたのは、おいしいトルコビール・料理が楽しめるレストラン

今回訪れたお店は神奈川県横浜市、JR関内駅から徒歩5分ほどのところにある「ニューアリババ トルコレストラン&バー」（以下、アリババ）。


本格的で美味しいトルコ料理や、普段なかなかお目にかかることの少ないトルコビールを楽しめるレストランです。外からも天井から吊るされたランプがちらっ。さっそく店内に入ってみましょう！


店内はモザイクガラスのデザインが可愛いトルコランプやナザールボンジュウ（青い目玉のような形をしたトルコのお守り）など、トルコ感あふれる雑貨で飾られています。一歩足を踏み入れると、まるで現地を訪れたような異国情緒あふれる雰囲気が魅力的です。

お店で楽しめるトルコビールは2種類

アリババでは現地でも親しまれているトルコビールを楽しむことができます。日本ではなかなか見かけないトルコビール。さっそく2種類ともいただいてみました。

『EFES Pilsner』¥600（税抜）

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トルコで一番有名なビールがエフェス。すっきりした味わいでありながら後味に独特な甘みを感じるビールで、ケバブなどのお肉料理によく合います。

『SHEREFE』¥600（税抜）

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トルコ語で“乾杯”を意味するシェレフェ。モルトのコクと香りが感じられるしっかりめの味わい。苦みはそれほど強くなく、飲みやすいビールです。


ビール以外にもトルコワインやトルコの国民酒と呼ばれる「ラク（RAKI）」などもあります。ラクはアニスの種で香りづけをしている無色透明の蒸留酒ですが、お水を入れると白く濁るそうで、目でも楽しめるお酒です。

本格的なトルコの家庭料理が味わえる

アリババで楽しめるトルコ料理は、トルコではよく食べられているケバブを中心とした家庭料理。

ヨーグルトを使ったお料理が多く、ヨーグルトの程良い酸味が口当たり良く仕上げてくれています。辛いものや独特の風味がするものは少なく、日本人の口にも合う食べやすい料理が多いです。


トルコでよく食べられている餃子「マンティ」¥950（税抜）。一口サイズの餃子の餡にはビーフが使用されています。馴染みのある餃子とは異なり、どちらかというとワンタンに近いような柔らかい食感。


特にビールがすすんだのは、「アダナケバブ」¥1500（税抜）。牛のフィレ肉をミンチしたものにトルコ伝統の下味をつけて串焼きにしたお店一押しの一品。しっかりとしたお肉でボリューム感があり、トルコビール「EFES」にもぴったりでした。


アリババオリジナルのスペシャルピザ「イスパナク」¥1450（税抜）。じつは、当日いらっしゃっていた常連さんから、「アリババでおすすめといったらこれ。おひとつどうぞ」とお裾分けいただいたもの！

ピザと言われて思い浮かべるのは丸い形のものやカットされた三角形のものですが、アリババオリジナルピザといえばこちらの形。チーズがたっぷりで、ピザ生地はふわふわと柔らかい食感です。熱々のうちにいただくのがおすすめ。

どのお料理も初めて食べる味わいなのに、なんだか懐かしくほっこりする味わいでした。

毎週4日、夜に開催されるベリーダンスショー

アリババで楽しめるのは、おいしいトルコのお料理やトルコビールだけではありません。

毎週水曜、金曜、土曜、日曜日の20:00からはベリーダンスショーが行われていて、お客様はお食事をしながら、ベリーダンスショーが楽しめます。

予約なしの来店でショーを観ることも可能ですが、確実に観たい！という方はお店へ電話予約するのがおすすめ。また、ダンスショーのチャージはフリーですが、お食事を一品以上注文することで鑑賞できます。

ベリーダンスは古代エジプトで誕生した世界最古の踊りとも言われる民族舞踊で、エジプトやトルコなどを中心に発展してきました。

時代とともに世界中に広まっていく中で、ベリーダンスはさまざまなスタイルで踊られるようになり、同じベリーダンスでも演者によって表現の仕方が異なるのも魅力です。

現在、アリババでショーを行っているダンサーの数は30〜40人ほど。日々違うダンサーがショーを開催しているので、毎度違う雰囲気のショーを楽しむことができます。(ショーのスケジュールはお店のInstagramをご確認ください。)

ビールとお料理を楽しんでいると、お待ち兼ねのショーの時間に！

待ちに待ったショータイム！店内の照明が落とされ、気持ちが高まります。


トルコランプの灯りも一層華やかになり、店内もより雰囲気漂ってきたなか、キャンドルを持った妖しい雰囲気のダンサーが登場！


アラビアンナイトの音楽とともに、ダンサーが歌いながら妖艶に踊り始めました。

本物の火がついた蝋燭台を頭に乗せながら体をくねくねと動かし踊る姿は、ハラハラドキドキしてしまうほど圧巻のパフォーマンスです。


ダンサーが奏でるトルコ語で「ジル」と呼ばれるフィンガーシンバルの音や、「ダラブッカ」と呼ばれる太鼓の軽快なテンポによる生演奏で、ショーがより一層華やかな雰囲気に。


ダラブッカは叩き方によってさまざまな音色が鳴り響く面白い楽器。ベリーダンスとともに繰り広げられる演奏はもちろんですが、ダラブッカのみで演奏される様子もとても迫力があり、熱のあるパフォーマンス。

軽快なテンポで進むショーに自然と手拍子も巻き起こり、だんだんと盛り上がっていきます。


店内のテーブル席の合間を最大限に使い、座席の目の前で繰り広げられるショーが体感できるのは、まさにショーレストランならではのこと。


ダンサーがくるくる回って踊るたびに起こる風を直に感じられたり、ダラブッカの音がダイレクトに体に響くほど臨場感のある、今までに体験したことのないショーでした。


すっかりショーに魅了されてしまい、ビールを飲み進めるのも忘れて楽しんでしまいました。

この日ショーに出演されたおふたりもビールが大好き

この日ショーをされていたのは、ベリーダンスとダラブッカの生演奏のコラボレーションが魅力的な「LaLa&Shotaro」さん。「ベリーダンスやダラブッカの情緒を肴に、トルコビールを是非味わってみてください。喉ごしの爽快感に乗って、最後はダンサーと一緒に踊りましょう！」とビール女子読者の皆さんへのメッセージをいただきました。

実はおふたり、いつもビールのお店を探し回るほど、ビールが大好きなんだそう。ショーが終わった後もご褒美に必ずビールを飲んで、喉の渇きを潤すそうです。

取材時も、ショー終わりにトルコビールを飲みながらビールのお話を沢山してくださり、本当に大好きなのが伝わってきました。


「ビールは人々の歴史やカルチャーに根付いていて、それを味わいで表しているところや、造り手のクリエイティビティや想いを感じられるところが魅力。造り手が情熱や想いを込めて造るビールが僕の心を突き動かすように、僕も自分の演奏でワクワクや感動を届けられるようになりたいです」と話すのはShotaroさん。


また、LaLaさんからは「日本でベリーダンスショーを観たことがある方は、それほど多くないかもしれませんが、気軽に楽しんでいただけたら」とお話しいただきました。

「鑑賞というと、じっと静かに座って一生懸命見なければ、と思われる方もいるかもしれませんが、おいしいお酒やお料理を召し上がりながら、手拍子や歓声とともにお楽しみいただけると嬉しいです」とも。

おいしいビールも環境や条件が異なると、いつもとはまた違った味わいに気づくことができますよね。

ベリーダンスショーを観ながらビールを楽しむ体験は、時間を忘れるほどに新鮮で楽しく、非日常を味わえる素敵な空間。また、訪れる常連さんやお客さんとの交流があったり、演者との距離が近かったりすることも、ショーレストランの魅力だと感じました。

みなさんも、いつもとはひと味違うビールの楽しみ方を体験してみてください。


▼LaLaさんInstagram：http://www.instagram.com/lala_robyna
▼ShotaroさんInstagram：http://www.instagram.com/shotaro_darbuka